パーフェクト ワールドのレビュー・感想・評価
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ケビン・コスナー最近見なくて寂しい
フィリップの子が上手でかわいい。
昔見た時も泣いた気がする。
当時の評論で駄作と聞いた覚えがあるが、その理由がいまだにわからない。
父親と男の子の絆って日本にない特別なものがアメリカにはあるんだなと感じる。
フィリップが大人になってもブッチのことを忘れないで欲しい。
イーストウッド魂
イーストウッド監督の作品で見逃していたため、アマゾン・プライムビデオで鑑賞。もちろん感動したが、グラン・トリノに似た雰囲気。勿論、作品の上映は逆だが、自分は先にグラン・トリノを観ていた。エンディングはある程度、結末が見えてからが冗長すぎる感があった。根底に流れるのは西部劇の勧善懲悪なのかな?
お気に入りの映画に堂々のランクイン
以前からとても見たいと思っていた作品の1つです。
これまで、過度の期待をしすぎたせいであまり面白くなかったと感じた作品がいくつかありましたがこの作品は期待通り、いやそれ以上に面白かったです。
ただ1つ、なぜフィリップ君は全く怖がる素振りも見せずに誘拐犯と打ち解けたのかが少し気になりました。
8歳の少年にそこまでのことを要求するのも無理難題な気がしますが…
ケビンコスナーもカッコよかったです。
完璧な世界
邦題がそのままでよかった。って観終わった後に思う。
これはただの誘拐事件の物語ではない。もはやそっちはメインではない。誘拐犯のブッチはいい奴ではないが、悪い奴でもない。彼は小さい頃から独りで過ごしてきた。家族からの愛を十分にもらってなかったのだ。彼の父親こそが悪い奴である。そんな中である時ブッチは脱獄してフィリップを誘拐する。彼も家族の中では独りぼっちである。ブッチほどひどいものではないが。それを会った瞬間ブッチは悟ったのではないだろうか。そして誘拐して車で逃走する。最初はフィリップはブッチのことを恐れていた。けれども次第に彼からたくさんのことを学び、今までに見れなかった世界を見ることになる。そこからブッチとフィリップの絆が深まる。
ブッチは父からもらったポストカードを気に入っている。それにはアラスカの写真があり、そのポストカードの上の父のことは好きなのだ。だからアラスカに行けば完璧な世界が待っていると信じている。そのアラスカまでの道の途中、2つの家族に出会う。最初の家族は楽しく遊んでいた。家族の愛が見えたのだ。あとの家族もいい父親だと思った。しかし、両方の家族も完璧ではない。子供に暴力を振るう両親だったのだ。ブッチはどんな形の愛も求めている。家族の愛が見えたと思ったら、理想を裏切られていた。しかし、唯一裏切らないのはフィリップである。ブッチは最終的にはアラスカに行けなくても、彼にはフィリップがいた。フィリップにもブッチがいた。それこそ完璧な世界ではないのか。
警察やFBIがブッチを捕まえようと苦労する中で、彼らはA perfect worldのことを話す。でもそんなものこの世界には存在しないのだ。でも信じているものはたくさんいる。その人たちにとっての完璧な世界はいつかは見つかるかもしれない。
かなり考えさせられる映画。
イケメン脱獄犯とキャスパー少年の奇妙な友情関係。
クリント・イーストウッド監督「パーフェクト・ワールド」字幕版観ました。
宗教的に厳しい母子家庭で育ったフィリップと、彼に対して父親のように接するブッチとの間に、友情が芽生えていくというストーリー。
だいぶ前の映画ですが、なかなか良かったです。
面白いというより、切なかったです。ラストは、予想通りの結末だったのですが、やっぱり悲しいし、切なかったですね~。。
ブッチは刑務所から脱獄して、色々と罪を犯した凶悪犯なのですが、実は、良い一面もある。
フィリップもはじめはブッチに対して恐怖心を抱いてたのですが、上記に記した通り、ブッチがまるで父親のように接してくれるので、徐々に打ち解けていきます。キャスパーの格好が可愛かったw
強盗したり、万引きしたり、ハロウィンでもないのに知らない人の家にお菓子を求めたり、赤の他人のキャンピングカーをかっぱらったり、黒人の家族の家で踊ったり、色々とありましたw
感動まではいきませんでしたけど、最後は悲しいし、切なかった。(泣)
予想通りの結末ですが、傑作です!(^^)
タイトルの皮肉が面白い
脱獄犯と人質の少年の心の交流と、それを追いかける警官の苦悩の話。
いや泣きましたわ。
少年役の子の演技がピュアすぎて、観入ってしまった。
脱獄犯と人質って関係なのに、本当の親子のようになっていく様はかなりほっこり。
しかも脱獄犯がいい人なんですね〜
そして60年代のレトロな車でアメリカの広大な土地をドライブ、ロードムービーみたいなとこもあったり…笑
それだけにラストがショック!!!!
そうなると思ってたけど!!
分かってるからこそのツラさ!!!
そこに警官の苦悩も入ってきて、観た後はかなり考えさせられる。
作中で、ある警官がタイトルでもある「完璧な世界」って言葉を口にします。
この作品を観た後は、完璧な世界なんて無い!って思います。
そうゆう皮肉じみた意味も込めてこのタイトルにしたのかな。
とにかくクリントイーストウッドは考えさせられる作品が多い!
本当にいい監督です。
矛盾
いい話しなのか?そもそも犯罪者が子供を連れさってるのが問題でわ?犯人側の話しばかりだから親側になって考えたらどうなのかと色んなとこで矛盾しているのでないかと思う。飽きずにみてられるが薦めるほど素晴らしい映画とは言いがたい。
孤独な男と孤独な少年
イーストウッド監督の映画には、いつも考えさせられます。
脱獄囚(ケヴィン・コスナー)が少年(T・J・ローサー)を人質に逃げる中で、2人の友情が深まっていく物語です。本作の魅力は、2人とも孤独な人生を歩んでいたということ。コスナーは本当に優しい心の持ち主でした。特に子どもに暴力を振るう者には厳しく、その光景を見ると居ても立ってもいられなくなってしまうほど。そんな男が孤独な少年と一緒にいたら、そりゃあ助けてやりたいと思うはずです。
しかし、彼には追手(イーストウッド演じる署長一味)から逃れる必要があるのです。そして彼らが初めて対面した時、この作品の真意を知ることになります。
果たして私たちが善だと思っているもの、悪だと思っているものは正しいのだろうか?様々な感情が交差するヒューマン・ドラマです。
フィリップの純粋な可愛さがやばい
腕組みのシーンがとても可愛い。
レオンと似ていてるが、パーフェクトワールドは男と男なので、男親子のような面白さがある。
自由な感じがとても良かった。
ラストから20分は涙が止まらない。
優しい眼差し
ケビン・コスナーの優しい眼差しが印象的な作品でした。(そんなに見てるわけではないのですが)イーストウッド映画にある血縁関係アンチというか、そんな主張が前面に出ていて、後の「ミリオンダラー・ベイビー』や『グラン・トリノ』に続く流れなのかなと。血の繋がった親子ではできないことをやることで父子の関係性について否が応でも考えさせる。あえて一個ケチをつけるならイーストウッド演じる警察署長がブッチの解説・引き立て役に回っていたのは個人的に残念だったかな。
菓子か悪戯か
映画評価:85点
非常に感動した
よくある様な逃走犯と人質の「愛」をテーマに描かれた作品
こういったテーマだと、
わざとらしさが残り
あんまり感動出来ない
だがこの作品には、それがない
最後には二人だけの
パーフェクトワールドを垣間見る事が出来た
とても素晴らしかった
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