バーニング

劇場公開日:

解説

全身火傷を負い殺人鬼と化した1人の男が次々に園芸バサミを使って人々を惨殺するという恐怖映画。製作はハーベイ・ウェインスタイン、監督は英国ドキュメンタリー出身、「ホワイト・ロック」(77)のトニー・メイラム、脚本はピーター・ローレンスとボブ・ウェインスタイン、原作はハーベイ・ウェインスタイン、トニー・メイラムとブラッド・グレイ、撮影はハーベイ・ハリソン、音楽はリック・ウェイクマン、特殊メイク・効果はトム・サビニが各々担当。出演はブライアン・マシューズ、リー・エイヤース、ブライアン・バッカー、ラリー・ジョシュア、ジェイソン・アレクサンダー、ネッド・エイゼンバーグ、キャリック・グレン、ルー・デイビスなど。

1981年製作/アメリカ
原題または英題:The Burning
配給:東宝東和
劇場公開日:1981年8月29日

ストーリー

アメリカ中西部にあるキャンプ場。このキャンプ場の管理人クロスビー(ルー・デイビス)は、変屈な男で、人々からは嫌われていた。キャンプに来ていたあるグループの少年たちが、彼にいたずらしようと、彼の寝室に無気味な女性の姿が映るようセットする。夜中、彼らが窓をたたき、その音で目ざめたクロスビーは、その瞬間目の前に映っているものを見て驚き、あわててろうそくをたおし火だるまになってしまった。そして全身火傷を負った。それから数年たち、病院を退院した彼は、町にさまよい出た。異様な風体をした彼は、歩くだけで無気味だ。街娼をアパートに連れこむと、彼は何と彼女を園芸バサミで切り殺した。これをはじめにそのハサミを使って次々に殺人を犯すクロスビー。そして彼は以前自分がいたキャンプ場にやって来た。そこは、今では、トッド(ブライアン・マシューズ)という男が管理していたが、彼は以前、クロスビーを火傷に追いやったあの少年グループの1人だった。しかし、クロスビーは、トッドだけでなく、無関係の少年たちも無差別に襲った。恐怖におののく少年たち。殆どが殺され、やっとの思いで逃げ出した1人の少年を執拗に追いかけるクロスビー。しかし危機一髪のところ、そこに、クワをもった男が現われ、クワと園芸バサミとの格闘が続く。そして、遂にクロスビーはクワの必死の攻めのもとに倒れるのだった。

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映画レビュー

3.5この作品

2024年10月18日
iPhoneアプリから投稿

公開当時 アメリカで上映禁止になった州がなんたらとかバンボロショックがどうたらとか変な宣伝をやたらしてましたよ!
しかも休みの日の昼過ぎとかに普通にテレビで放送していてめちゃくちゃヤバいシーンがカットされていてガックリだった覚えがあります!(カヌー🛶に近づいて一気に〇〇されるシーンの指が〇〇されるシーンとかテレビのやつはカットされててCMに入るみたいな感じでしたよ🥹)

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お主ナトゥはご存じか2.1ver.

3.5B級スラッシャー

2020年10月11日
iPhoneアプリから投稿

ちょっと昔のスラッシャー映画。
ハロウィンのマイケルマイヤーズ、13日の金曜日を混ぜたような内容。
過去に子供達にひどい目に合わされた粗暴なキャンプの管理人?がヤケド人間になり逆恨みして殺しまくる!
まずいきなり街で娼婦を殺害。
いきなりキャンプ場での恨み関係なしに殺人とは。
そのあとはキャンプ場が舞台だが、マイケルマイヤーズのように執拗に睨みをきかせます。
そしてこの時間あるあるのセックスは許せない殺人鬼!
セックスしてるやつは見逃せません!!
中盤イカダで助けを求めにいくシーンはなかなか。
盗まれたカヌーがあるからむかったら普通は死体があってバーン!ってなるかと思ったら、、
そこでずっと待ってたいじらしい殺人鬼。
スルーされたらどうしたのか笑
後半はもちろん童貞君は助かります。
B級だけど意外とストーリーもしっかりして殺害シーンもなかなか残酷です。
ラストの殺人鬼の顔面がしょぼすぎるのはもったいないかな
やはりマスクをつけた殺人鬼は偉大で、この作品も象徴的なマスクがあれば化けたかも?

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まあ映画好

2.5そりゃ怨むよね。

2020年6月5日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

アル中のクロプシー、キャンプに来た子どもを苛めたらガキどもの報復で大火傷してしまう。
普通に考えりゃそんなキャンプ場に不適切な奴を管理人にしてたものだと思う。絶対クレーム殺到してるわ(笑)

しかし子どものした事とは言え、生死の境をさ迷った後、5年後に退院。

報復するならあの時のガキどもにするべきだろうけど、退院したらまずは性欲を満たそうとするも全身火傷の見た目が酷かったから娼婦が拒絶、娼婦のブヨブヨのお腹(笑)を刃物でグリグリして殺害しちゃう。

そしてこの時代の定番、キャンプ場に物語が移っていく。
中学生位の子どもを引き連れキャンプ場に来た面々。
サマーキャンプって何で強制的なんかわからんけど、いじめられっこのアルフレッドが覗きして怒られり、友達居ないとか言いながら結構仲良い友達いていじめっこのグレイザーに仕返ししてもそんなに報復してこないとか、仲が良いシーンが多くて、今の陰湿なイジメとは随分違う(笑)
ノゾキの後なのに女子がアルフレッドを湖に突き落としたグレイザーに酷いと言ったり凄い寛容だ。
と…ここまでは青春映画っぽい(笑)

しかしこの牧歌的な映画の特筆すべき点は女性陣の脱ぎっぷりである。
成長期の裸体を惜しみ無くさらすので当時のティーンエイジャーなら喜んで観たのではないだろうか?

だが、目立つのはその辺までで、その後は定番の殺害シーンが続く。
わざわざカヌーで移動した所でカヌーを奪い、湖の中の森林地帯に閉じ込めるなど手の込んだ事をする割には筏を作った連中を待ち伏せし、さらに電光石火で引き返して子どもの惨殺を繰り返すなど雑な展開。
襲ってくるシーンもブラフ的なシーンと本人が現れ植木バサミでザックザクやってしまいかのどちらかで演出の種類が少ない。
まぁ、そりゃそうだ。
クロプシーからすれば大して恨みもない相手をただ殺すだけでそんなに盛り上がる訳ない。

で、5年前の因縁はどうした?となってくる。
引率者のトッドがその相手でラストは直接対決になる。
しかし!ここまで火傷したクロプシー…の顔出し無しで引っ張ると言う我慢強さ。

裸は出し惜しみしないのにクロプシーの出し惜しみはすると言う…。
ラストはサマーキャンプで怖い話を聞かせているシーンで終わります。
好評なら続編出来たかな?

作品としてはありがちな出来ですが、こう言うホラーの定石通りの展開で、盛ってる若者は殺されます。
特殊メイクや小道具も今観ると安っぽいですが、悪くありません。
若いキャストたちがホントに楽しそうに撮られてる感じは好感すら持てます。

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共感した! 2件)
うにたん♪(DCPにも抜け穴あるんだ)

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