ハートブレイク・リッジ 勝利の戦場のレビュー・感想・評価
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現場大好き軍曹!
老兵は…
それにしても口が悪い
とにかく悪い
ああ言えばこう言うこう言えばさらに汚い言葉が飛び出す
これじゃー嫁さんもたまんないや
確かに愛国心は人一倍強いけど世間との温度差が激しいのも確かな話
あの軍曹さんもしやトランプさんじゃないかしらと思ってしまう
国によって軍も軍人の気質も全く違うものなのだと改めて思います
「老兵は死なず、ただ消え去るのみ」とマッカーサーも言っていましたが正しく彼もそのように軍を去っていったのだ
これからは平穏な生活に挑んで『グラン・トリノ』のオヤジさんのように生きていくのかも
戦争の英雄でも現代社会の若者達にはうるさいオヤジにしか思われないだろう
今はどこの国でも老人はもう敬う存在ではなくなってしまっている
私もそろそろ老人の仲間入りになる頃なのでこれからどう身の振方をしたらいいのか皆目見当がつかないし困ったものだ
せめて健康に歳を重ねていきたいものであるですじゃ。
アメリカ万歳、海兵隊万歳
さらりと観られる楽しい戦争映画。 不謹慎なんですが本当にそうなんで...
イーストウッド監督・主演・・
副題の勝利の戦場って・・・
そりゃグレダナ軍1500人に対してアメリカ軍7300人で攻めこめば勝利するわな。というアメリカが大好きな実際にあった内政干渉の戦争シーンが最後にあります。アメリカとしては朝鮮、ベトナムと負け続けた所で久しぶりに勝利した戦争みたいなんですが・・・これを最後はアメリカ万歳な描き方になってるので、そこは抵抗を覚えます。フィクションと割りきればそれでいいのか?
物語は老兵となったクリント・イーストウッドが堕落してるマリーンの兵士を鍛え上げていく話がメインです。後ぬるーい恋愛ドラマもありますが。戦争シーンは割りとあっさりしてるので戦争物というよりはクリント・イーストウッドをいかにカッコ良く撮るかに重点が置かれています。戦争に行く前までが長く、戦時下ではない兵士がだんだんとたくましくなっていく様子は割かし楽しめたのですが。
クリント・イーストウッドは良く言えば安定、悪く言えばいつもと一緒。1986年からもうカッコいい老人キャラやってたんだなー。朝鮮戦争の英雄って設定を受け入れられるかどうかがポイントではないでしょうか?あのロクデモナイ戦争で英雄って言われてもなー。
監督もクリント・イーストウッドですし、クリント・イーストウッドによるクリント・イーストウッドの為の一作でした。エンターテイメントに徹しているので最近のクリント・イーストウッド作品のような訴えかけるモノはあまり見受けられません。逆にツッコみ所は多いです。クリント・イーストウッドファンだけにオススメします。
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