ハード・ウェイ

劇場公開日:

解説

ハリウッドのトップスターが役作りのためにニューヨーク市警の刑事と一緒に殺人犯を追うようになることから始まる騒動をコミカルなタッチで描くアクション。製作はウィリアム・サックハイムとロブ・コーエン、監督は「バード・オン・ワイヤー」のジョン・バダム、脚本はレム・ドブスとマイケル・コゾルの原案を基にドブスとダニエル・パインの共同、撮影はドナルド・M・マッカルパインとロバート・プライムス、音楽をアーサー・B・ルービンスタインが担当。出演はマイケル・J・フォックス、ジェームズ・ウッズほか。

1991年製作/アメリカ
原題または英題:The Hard Way
配給:ユニヴァーサル=UIP
劇場公開日:1991年4月27日

ストーリー

最近スランプ気味の人気アクション・スター、ニック・ラング(マイケル・J・フォックス)は次回作で演じる刑事の役作りに挑むため、偶然TVで目にしたニューヨーク市警の殺人課刑事、ジョン・モス(ジェームズ・ウッズ)に弟子入りしようとエージェントのアンジー(ペニー・マーシャル)の止めるのも聞かずNYに飛んだ。連続殺人鬼、通称、バーティ・クラッシャー(スティーブン・ラング)を追うモスは署長に言われてラングを捜査に同行させることをしぶしぶ承知するが、ラングは行く先々で足手まといになるばかり、おまけに同居するとまで言い出す。恋人のスーザン(アナベラ・シオラ)とのデートにしゃあしゃあとして現われるに至ってはモスも半ばあきらめ気味、ラングを手錠で繋ぐと1人で捜査に出かけてしまう。ところがその留守に勝手にスーザンに会いに行ったラングはギャングに襲われ、危うい所をモスに救われた。その夜、クラッシャーを追って駆けつけた現場でラングは誤って一般人を射ってしまう。顔面蒼白となるラングにモスは罪は自分がかぶるからロサンゼルスに戻れと言うが…。それはラングを厄介払いするべくモスが仕掛けた罠だったのだ。モスは単身クラッシャーが改造拳銃の売人と接触する現場に乗り込み、壮絶なチェイスの末にクラッシャーをラングの最新作「スモーキング・ガンII」の上映されている劇場に追い詰めた。しかしそこにようやく自分がだまされていることに気づいたラングも駆けつけてきた。銃撃戦の大混乱の中、ラングの放った弾が命中してクラッシャーは逮捕され、ラングはだましたモスに一発食らわせて車に乗り込む…。で一件落着と思いきやそこには逮捕されたはずのクラッシャーがピストルを構えていた。ラングはクラッシャーを降ろそうとするがうまくいかず、スピードの出しすぎで車ごと転倒。とり逃がしたクラッシャーはモスの家へ行き、スーザンを人質にとり、街の「スモーキング・ガンII」の宣伝用ハリボテの中に立てこもる。あわてて後を追った2人は街中の人々が見守る中、激しい戦いをくり広げ、ついにクラッシャーを地面にたたきつけるのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

フォトギャラリー

映画レビュー

3.0この頃には、もうパーキンソン病に罹っていたのですね・・・

2024年5月3日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

連続殺人犯を追う刑事と、役作りの為にその刑事に付きまとうトップスターが繰り広げるバディアクション。

マイケル・J・フォックスが主演するコメディアクション。マイケルの魅力を最大限に活かした、とても気持ちの良い作品ですね。笑いの部分は下品過ぎず、棘がある笑いも自虐ネタを交えるので嫌な気分にさせません。

サスペンスとしてはやや弱く感じます。
また、構成がやや諄い。山場を一つ削って90分位にまとめた方、映画としての完成度は高かったように思います。正直、クライマックスが始まった際に、「まだ続くの?」と驚いてしまいました。

私的評価は普通にしました。

コメントする (0件)
共感した! 0件)
よし

5.0凸凹コンビで大騒動

2023年12月31日
PCから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
プライア

4.0ハリウッドスターと本物刑事が殺人鬼と対決するという設定が凄いな

2023年4月29日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 0件)
HIDE Your Eyes

4.0とても懐かしく鑑賞しました。 マイケル・J・フォックス、ブイブイの...

2020年4月19日
PCから投稿

とても懐かしく鑑賞しました。
マイケル・J・フォックス、ブイブイの頃でしたから、多少身長が足りなくてもステキには変わりなく、
コメディチックな作品がやっぱり彼の得意分野なんでしょうね。
楽しくて、ちょっとハラハラな作品。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
miharyi