のるかそるか
劇場公開日:1990年5月4日
解説
競馬狂いの男の、ツキにツイた1日を描くコメディ・ドラマ。エグゼクティヴ・プロデューサーはリチャード・ステンタ、製作はデイヴィッド・ガイラー、監督は本作品が長篇デビューとなるジョー・ピトカ。ジェイ・クロンレイの原作を基に脚本はアーネスト・モートン、撮影はカーチス・ウェア、音楽はジョルジオ・モロダーが担当。出演はリチャード・ドレイファス、テリー・ガーなど。
1989年製作/アメリカ
原題または英題:Let It Ride
配給:UIP映画
劇場公開日:1990年5月4日
ストーリー
ギャンブル好きのタクシー・ドライヴァー、トロッター(リチャード・ドレイファス)はある日、客の会話を録音するのが趣味の同僚ルーニー(デイヴィッド・ヨハンセン)から、土曜日の競馬のレースで、チャリティーという馬が1着になることを知らされる。妻のパム(テリー・ガー)と、もう賭け事はしない、と約束したトロッターは、最後のチャンスとチャリティーに50ドル賭けるが、ルーニーを始めとするギャンブル仲間は彼を冷笑する。果たしてチャリティは1着となり、トロッターは710 ドルを獲得する。儲けた礼を言おうと、トロッターはルーニーのタクシーで密談していた男に会いに行くと、今度は第3レースの勝ち馬を教えてくれた。そしてジョッキー・クラブの席を使ってもいい、という相手の言葉に、トロッターは700 ドルを賭け、今度は2450ドルを手にするのだった。ジョッキー・クラブで、一流ギャンブラーのグリーンバーグ(アレン・ガーフィールド)と彼の恋人ヴィッキー(ジェニファー・ティリー)、ブルジョワのデイヴィス夫人(ミッシェル・フィリッブス)らが見守る中、今度は2400ドルをレースにつぎ込んだトロッターは、ついに6万9000ドルを手にする。家に戻ったトロッターは、怒って酔いつぶれたパムのそばにあるトランプをめくり、まだツキがあることを感じ、全財産をレースに賭ける。そしてトロッターは勝った。友人たちの大歓声の中、彼のそばにはパムがしっかりと寄り添っているのだった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョー・ピトカ
- 脚本
- アーネスト・モートン
- 原作
- ジェイ・クロンリー
- 製作総指揮
- リチャード・ステンタ
- 製作
- デビッド・ガイラー
- 撮影
- カーティス・J・ウェア
- 音楽
- ジョルジオ・モロダー
- 編集
- デデ・アレン
- ジム・ミラー
- 字幕
- 戸田奈津子