劇場公開日 1999年9月4日

「英国生まれの王道ラブコメ」ノッティングヒルの恋人 SpicaMさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0英国生まれの王道ラブコメ

2020年8月17日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

 主演の二人がとてもチャーミング。ジュリア・ロバーツの笑顔はオードリー・ヘップバーンを彷彿させる愛らしさだし、ヒュー・グラントのボストン眼鏡姿も萌えでしかない。
 ストーリー(脚本)もとてもイイ。
「女優なんて娼婦さ。」「(脱いだのは)仕方なかったの。」「一度記事になったら一生残るのよ。」「どうして男はそんなに女の胸が好きなの。人間の二人に一人はみんな膨らんでるのに。」女優業の大変さや女性の心の機微を描く目線がとても優しい。なので脚本は女性かなと思ったら男性だったので驚いた。イギリス人の男性を見る目が変わった(笑)。ジェントルネスの伝統、善きかな。
 ロマンチックで仲間たちとの友情もあり笑いもあり、性描写も抑制が効いていてBBAの心臓にも優しい、大満足の花マル作品。

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SpicaM