ナチュラル・ボーン・キラーズのレビュー・感想・評価
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タイトルなし(ネタバレ)
この映画のヴィンテージTシャツが下北沢の古着屋で70万円で売られていてビックリ!マジか…一回くらい見とくか、とアマプラで鑑賞。
いわくつきで有名な作品というのは、鑑賞後に知りました。タランティーノがレンタルビデオ屋で働いていた時、仲間の1人と「将来一緒に作ろうな!」と約束してタダ同然であげた脚本を、その仲間が制作の権利もいっしょに転売してしまったことがトラブルの発端。オリバーとタラは最初一緒に制作していたが、オリバーが元の内容かなり変えちゃった為タラが激怒。色々揉めてこじれて、タラは途中から離脱、クレジットから名前も消える。現在はタランティーノ版の脚本も普通に売られているらしい。
以下感想。
生まれながらの殺人者というタイトルですが、犯人が両親に虐待され、悲惨な家庭環境だったことを描いており、エンドロールで流れる曲の歌詞も犯罪を擁護しているようなニュアンスに取れなくもない。色々それっぽい理由つけてるけど表面的。一回見れば十分かな。とりあえず、タラ版の脚本を読んでみたい。タラ版はテレビの記者?が主役らしいので、全然違うものになってそう。
水と油
オリバーストーン監督で、原案がクエンティンタランティーノという
「人権派」と「攻撃的な問題児」… つまり「水と油」を混ぜようとして、
完全に失敗した作品。
賛否両論分かれる作品だが、俺は断然「否」!!
これはネタバレしないと評価できない作品で、最後まで書く。
前半は、壊れた男女カップルが強盗殺人をヤリまくる…
後半は、逮捕されてから、二人の刑務所内での生活を描かれる…
そこで男女が何故に凶悪殺人を繰り返してきたかのインタビューが
生放送でアメフトのスーパーボウルの放送終了後、つまり全米の
TVで2番目に高視聴率が取れる番組として放送される。
そこで犯罪者の男が「全米に電波で凶悪事件を放送するな」
「それが全米に悪影響を及ぼす」とのメディア批判の主張だが、
犯罪を行った当人が、それを言うな!と言いたい。
ラストは刑務所から、その犯罪者カップルが脱獄して、再び
その者達が野に放たれるわけだが、人質を取っているからといって
遠くからスナイパーが狙撃すれば済む話なのに、何で撃ち殺されず
脱走されたままなんだ?… との疑問が残って終わる。
RDJあわれ
今にして思えば、あの哀れな最後を遂げる記者が、ロバート・ダウニー・Jrだっただなんて。印象に残っているのは彼の役と、逃避行を続ける若き恋人たちのハチャメチャな旅が無軌道過ぎて散漫な印象だったこと。
確か、タランティーノ脚本だったと記憶していますが、なぜ自分で監督しなかったのかそれなりに考えさせられました。映画会社との契約とか、製作陣とのコネクションとか、彼のネームバリューで商売したい人の思惑とか、とにかく、最大のウリがそれだったので、他にこれと言ったものが無いのでちょっと失望したものです。
めっっちゃクール!しかしタランティーノが恋しい…
何があっても殺人はダメっていう理屈抜きに見れば二人の世界にどっぷり浸れると思う
ウディハレルソンはどの映画よりもクールだったんじゃないかな!?ああいう役は正直似合わないけどだからこそ愛嬌のあるキャラに仕上がってた。ジュリエットルイスもここまでセクシーに見える映画あったかな!?腹とか超綺麗だったし、強さがまた良い。いつのまにか誰よりも猟奇的だし。
ストーリー的には、最初のゲスい男はまだ良しとするが、その他大勢を殺しといて、自分たちは暗い過去があるとか社会に虐げられてるとかいうのはおかしくない?と思ったり。あの二人を美化して描きすぎかもなと。
サブリミナル効果的なあれは必要あったんですか??最初は、え、今の何こわいこわいな感じで観れるけれども、途中からもういいわみたいになったしね。
オリバーストーンのことはよく知らないのだけれど、肌には合わなそう。
あ〜タランティーノが撮ったらもっとポップでキュートだったんだろな〜〜、、、
もっと二人をピュアに描きそう。実際パンプキンとハニーバニーのがピュアでキュートな感じするもんね、なんか今回の二人って浮気うんぬんがあるし、本当にノリで出てきちゃった感が否めないというか、、、
(キスの相性だけはよさそう)
だったらテルマ&ルイーズ的ラストを迎えても良かったのでは??と思わずにいられない…
結局最後はマスコミが勝つ(ロバートダウニーJr.)ことで、視聴者的にはもっと奮い立つものがあった気がする…
ふむ、、、もっと練ってほしいところだったかもしれない(生意気に)
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