ナチュラル・ボーン・キラーズのレビュー・感想・評価
全40件中、1~20件目を表示
言いたいこと言いつつ、警察マスコミ批判したかった作品かなと
時計じかけのオレンジのように映画というより映像作品といった印象を強く受け、より暴力の美を際立たせているように感じた
内なる衝動を全部ぶち撒け、理解されようがされまいが関係ねぇ俺はこうなんだというエゴイストの塊をぶつけられた感覚
ストーリーなんてあってないようなもので面白いとかつまらないとかそういうものではなかった
サブリミナル的に映し出される映像だけなんだったのかだけわからなかった
相性
ストーン監督、タランティーノ脚本とはすごい取り合わせである。本来タラちゃん流のユーモアで中和されるはずの暴力描写に、「プラトーン」の社会性がぶち込まれるので、凄惨さがいや増す。堪えられないので暴力を正当化している理由を探してしまうのだが、タラちゃん脚本にはそんな親切心などない。ますます腹がたつ。ただし、残酷さや暴力から目を逸らすなというリベラル派ストーン監督のメッセージが伝わるので、あえて傑作といいたい。
RDJあわれ
今にして思えば、あの哀れな最後を遂げる記者が、ロバート・ダウニー・Jrだっただなんて。印象に残っているのは彼の役と、逃避行を続ける若き恋人たちのハチャメチャな旅が無軌道過ぎて散漫な印象だったこと。
確か、タランティーノ脚本だったと記憶していますが、なぜ自分で監督しなかったのかそれなりに考えさせられました。映画会社との契約とか、製作陣とのコネクションとか、彼のネームバリューで商売したい人の思惑とか、とにかく、最大のウリがそれだったので、他にこれと言ったものが無いのでちょっと失望したものです。
キャラクターと展開は良い
猟奇的殺人鬼のカップルとそれに魅了される世間のお話。
話の展開と主役二人の設定は面白かった。
だがフラッシュバックのような演出はくどすぎる。
あと因果応報なエンドではないため、少し後味が悪い。
二人の生い立ち
マロリーは実父から性的虐待を受けながら成長したようで、その間に、両親から人間らしい愛情を注がれた形跡はなかったようです。
何かしら痛い思いをいたときに、その痛みを緩和するようなケアを他者から受けたことがない―。たぶん、それはミッキーも同じだったのでしょう。
二人の行動の淵源は、そんなところにあったように思えてなりません。
評論子には。
破滅的なようで最後までクリエイティブ
nine inch nailsのトレントレズナーがサントラ製作と有りサントラにどハマりして観た気になっていた映画◎
初めてまともに観たが、スプラッター通ってぐらいに暴力三昧、殺しまくりな内容だった。
ぶっちゃけ倫理観がどーこーと言う視聴者からしたら有り得ない映画なんだろうが🎬映画だしフィクションだからいんじゃね。
と言う壮快感すら感じる作品だった。
タランティーノ原作、オリバーストーン監督らしいけど、もうこう言う映画は出てこないだろうね。
ボニー&クライドの強盗除いたスッキリ映画◎オススメw
【”悔い改めよとはどういう意味だ!”理由なき大量殺人カップルの姿を斬新な映像で描いた問題作。】
ー ミッキー(ウディ・ハレルソン:序盤は毛がある・・。)と、マロリー(ジュリエット・ルイス)はマロリーの両親を殺して、意気投合。
大量虐殺の旅に出る。ー
◆感想
・視覚的には、モノクロからイキナリカラーになったり、TVショーのように笑いが入ったり、アニメーションを使ったり、可なり斬新である。
・彼らを追うTVキャスターを若き、まだドラッグ中毒になっていなかった(と思う)ロバート・ダウニー・JRが熱演している。
<だが、ストーリー展開が粗く、実在したミッキーと、マロリーが逃避行する中、無垢なる人々を大量虐殺する意味合いが上手く描かれていない。
オリヴァー・ストーン監督が狙った現代アメリカの暴力を娯楽とする病的思想を抉り取ったシーンなどはソコソコ感じるモノはあるが・・。>
この愛の物語は世界の人々の目にどう映る?
大罪人?糞社会の哀れな被害者?ダークヒーロー?素敵なカップル?
どれでもいいが二人の糞ったれな未来に幸あれ。
実在の事件が元になってる映画にそういうこというのは糞不謹慎だけどね。
刺激的な映画でした。
アニメやホームコメディ等を混ぜ込み、目まぐるしく変化する映像はめっちゃ良いセンスしてる。
大人が奪ったオモチャ
なんだな、せっかく子どもが楽しんで遊ぼうと思っていたオモチャをいい大人が持って行って好きに遊ばれた感じだよな。
嗜好としては、好きなんだよ。
好きだけど、その表現いるか?とか、なんだその終わり方とか、ブツクサ言ってしまうんだな。
余計なものが多いんだわ。
子どもに無邪気に遊ばせたほうが、もっとフザケてくれたかも知れない。
どう感じるか?
問題作か駄作か?
実験作かウケ狙いか?
鋭い感性か季チガイの妄想か?
メッセージあるのか、あるフリしてるだけか?
タラちゃんどこまで関与してるのか?
社会派ストーン君の狙いはどこ?
私はかなり好きですけど、ダメな人からはハチャメチャでしょうね
こればっかりは観ないと話しできません
グラインドハウスの一本として!
プラネットテラー、デスプルーフのグラインドハウスの並びに追加して観たら
これはアガりそう!B級でくだらなくって演出が過剰で必要以上にロマンチック。
2人のファッションを含めたルックが90‘s感バシバシで良い。
ウッディ・ハレルソンの骨太な感じがかっこいいし、ジュリエット・ルイスの中性的な顔立ちと体のラインにフィットした服のバランスがかわいい。
でもタランティーノが撮ってたらどんな映画だったのか、、観てみたい気持ちにもなる!
トミリージョーンズの濃ゆ味と、若くてチャラいロバートダウニーも観れて楽しかった。
ジュリエット・ルイス!
白黒とカラーのフィルムを慌しく交差させたり、時には真っ赤な映像、ホームドラマ映像、アニメ映像、等々様々な映像効果をスピーディーに展開させる。
ジュリエット・ルイスの腋毛も良かったけど、ブチ切れている演技も最高。しかし、映像にこだわりが強く、2人の狂気の原因を追求するような描写がないことや、連続殺人も度を過ぎるとヒロイズムも感じてしまうといったテーマにも飽きてくる。終盤にきて、刑務所にいる彼らをテレビ生中継するシーンでは冗談がきついような気もする。ま、マスメディアの功罪も追及したくなってしまうのは確かだ。
どいつもこいつもろくでなし
ジュリエット・ルイスは、不幸な人生だったにせよ、その後の暴発は異常だし、登場人物にろくでなしばかり。彼女は悪魔だが驚くほど生き生きと美しかった。ジュリエット・ルイスを見直した。
カットインされる画像や原色・モノクロなど挑戦的で、そんなろくでなしの行動が異常に見えてこなくなるのはそれが見慣れた日常になるからか。
暴力的で荒削り。作風は似ているが、シン・シティの方がはるかに洗練されている感あり。
バイオレンス+風刺映画?
人を殺すシーンが多く、お色気描写の多い過激な映画で万人には勧められない作品だけれど目まぐるしく変わる演出が印象深かった
殺人犯を崇める大衆、そして過激な事件に飛びつき恐怖心をあおるマスコミに社会批判にオリバーストーン節を感じた。
色々と無理のある映画だけれど好きなサムペキンパーのワイルドバンチの映像がチラッと写ったのが嬉しかった
ナチュラルに殺して
タイトル、おい。
劇場公開時鑑賞。ジュリエット・ルイスとウッディ・ハレルソンの前出演作からの変わりように唖然とする。シットコムのパロディシーンとかいろいろヒドイとこは好き。ただ、結局のところ「ボクの考えた最高の「やりたい放題のオレカッケー」」という薄っぺらさがチラついて、嫌。
全40件中、1~20件目を表示