劇場公開日 1982年9月18日

「かなり久し振りに観たが、Disney+ だと高画質。もちろん加入プ...」トロン ナイン・わんわんさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0 かなり久し振りに観たが、Disney+ だと高画質。もちろん加入プ...

2025年9月28日
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鑑賞方法:VOD

かなり久し振りに観たが、Disney+ だと高画質。もちろん加入プランや4Kテレビの性能に左右されるんだろうが1982年の当時のコンピューター・グラフィックス技術を駆使している。
シド・ミードやジャン・“メビウス”・ジローのコンセプトデザインが話題を呼んだ96分の電子世界映画。CGだけだと退屈なので人間の顔や動きをちゃんと融合させている。
今観ると物語は複雑では無いが、初鑑賞時は理解に苦しんだ。
ジェフ・ブリッジス演じるフリンが電子世界に行くシーンと戻って来るシーンはCGを "巻き戻し" してるだけだろうが、今見ても面白い。
他作品にどれだけ影響を与えたかは知らないが『マトリックス』や『攻殻機動隊』を彷彿とさせる。続編の『トロン:レガシー』(2010)続けて鑑賞する。

・製作費1700万ドル → 興行収入3300万ドル

・TRONというネーミングはエレクトロンのトロンらしい(雑誌『スターログ日本語版』より)

・主人公がエンコム社にハッキングするのに使用したコンピュータはApple III

・当時ディズニーの新人アニメーターだったジョン・ラセターは本作を観てCGアニメーションの将来性を感じ、社内でCGプロジェクトを進めるも理解が得られず解雇され、ピクサーの母体となったILMのCG部門に移籍している

ナイン・わんわん