「糞尿ネタとドラッグと…」トレインスポッティング だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
糞尿ネタとドラッグと…
800円でシネコンで一昔前の名作をやっており、見てきました。初めて見ました。
高校生の頃に買った、トレインスポッティングのポストカード、まだ使わずにとってあったりします。映画のポスターなのは知ってるけど見たことはなくて、ただかっこよく見えたので買ったわけです。同じ理由で大人はわかってくれないのポストカードもあります。映画は見たことないです。映画のタイトルさえ三十過ぎてから知りました。
そんな話は、どうでもいいんですが、
念願叶って、な訳です。
ポストカードからイメージしてたより、色鮮やかな感じがしました。
リズムが心地いいですが、ドラッグに暴力に犯罪に…描かれるものは、かっこよくないです。
糞尿系が多いですね。決して嫌いではないですが、汚いトイレが大っ嫌いなので、便座のないトイレに手を突っ込んで薬探すアレは、まじで吐きそうになりました。
スパッド(実刑くらった人、モヒカン?名前あやふや)の寝糞は笑いましたけども、シーツからの惨状は……
アレも無理です。
ブツに触るのは勘弁です。
あと、名前忘れたんですがちょび髭の、一人だけ老けてて喧嘩中毒?の奴。あの人が一番嫌いでした。
ヘロインやりながら近くに赤ん坊がいるの、怖いなーておもってましたが、結果が最悪ですね…
あれは間違って赤ん坊にヘロインを打った?
それともラリってて寝食を放棄した結果赤ん坊の世話ができずに
餓死?よくわかりませんでしたが…
なんせかせドラッグ、暴力、強盗、ネグレクトなどなど犯罪まみれです。
彼女に振られて、ハイになりたくて薬覚えちゃって、多分注射器からエイズ感染した男の子が不憫でした。
ダイアンが高校生でびっくりですが、ダイアンはマークがジャンキーと知ってても関わりたいのかな?
映画の中での、ヘロインの社会的位置付けがよくわからなくて、イマイチ理解できなかったなぁ、と思います。
2014年の日本の、なるべく大人しくしていたい女である私には、奴らの言動には全く共感できない!でした。
ただ、リズム感は気持ち良いんです。音楽も言葉も映像も疾走感があって。
ラリってる時の全身が絨毯に沈み込むのとか、
男は女の、女は男の悪口言ってたのに、サッカーの話してた!とか
ショッピングの話ししてた!ってゆう、恋愛あるあるとかは楽しかったです。
マークが実家で禁断症状の中で見る幻想も興味深かったです。
愚問かとは思いますが、えっと、みんな真っ当になろうね。
本編には全く関係ないけれど、イギリスの法廷では白系の巻き毛カツラかぶらなあかんのですか?
こないだ見たアバウトタイムでもかぶってて、びっくりしたんですけど、
トレインスポッティングでもかぶってたから、印象に残ってしまいました。
裁判長かな?弁護士も?