ドラゴン危機一発'97のレビュー・感想・評価
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ドニーたっぷりのアクション映画
DVD鑑賞
レンタル屋で見かけてしまい、衝動的に借りてしましました。
これをみるのはいったいいつぶりでしょう?
主演でもあるドニー・イェンの初監督作品。
それどころか脚本とか色々とガッツリ関わってます。多分企画段階から入ってるんでしょうね。
日本でもリマスター版が出るまで、一時期DVD8000円超えのカルトな人気作品。
そんな本作は、もう何というか色々とすごいです。
ストーリーラインはあるのですが、そんな些末な事はどうでも良くなるくらいアクションの連続。
香港映画らしく結構早回しを使っておりますが、随所にスローも多く挟んだりするので、緩急のあるバランスが取れたアクションシーンに見えるんですよ。
しかも作品のほとんどがアクションで構成されており、アクション好きな人には楽しめるでしょう。
正直なところ話はどうでも良い謎な構成で、どちらかと言うと突っ込みどころ満載です。
また作品のピークは中ボスとの戦いです、大ボスでなく。そこは本当見応えたっぷり。
またブルース・リーとは関係のない本作ではあるものの、随所にブルースリーの匂いがします。
ブルースリー好きらしい、ドニーのオマージュもたっぷりなんですね。
本当最初から最後まで駆け抜ける様な、ドニーたっぷりのアクション映画です。
HDリマスター
この作品のDVDは持ってはいますが、リマスター版ではないので気になってシネマート六本木に見に行きました。さすがに綺麗になっていて、DVD・Blu-rayになってリリースしてほしいと思いました。
ウォン・カーファイの映像美、ドニーの手技・足技が炸裂!いつ見ても凄まじい作品。
とある村にふらりと現れた記憶喪失の男マンヒン、村のチンピラのワイは...
とある村にふらりと現れた記憶喪失の男マンヒン、村のチンピラのワイは小遣い目当てで村はずれの寺まで彼の道案内を買って出るがそこに次々と刺客が現れる。
個人的にこれがドニーを知った最初の作品。死ぬほど痛そうなフルコンタクトのクンフースタイルに度肝を抜かれたのが昨日のことのようですがほぼ20年前の話。これがシネマート六本木のクロージング上映作になったと知って思わず駆け付けました。HDリマスターなので昔ビデオで観た時によく見えなかったシーンが鮮明になっていたのが印象的。初見以来何度も繰り返し観ていますがラスト30分の怒涛のクライマックスを超えるアクション映画はいまだに登場していないんじゃないかと思います。これこそ人類の至宝であり永遠に語り継がれてほしい傑作です。
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