ときめきサイエンス
劇場公開日:1986年7月12日
解説
2人の高校生がコンピューターでグラマー美女を創造したことからおきる珍騒動を描くSFコメディ。製作は「コマンドー」のジョエル・シルヴァー。監督・脚本は「すてきな片想い」のジョン・ヒューズ。撮影はマシュー・F・レオネッティ、音楽はアイラ・ニューボーン、特殊効果はヘンリー・メラーが担当。出演はアンソニー・マイケル・ホール、ケリー・ルブロックほか。
1985年製作/アメリカ
原題または英題:Weird Science
配給:ユニヴァーサル=UIP
劇場公開日:1986年7月12日
ストーリー
高校生のゲイリー(アンソニー・マイケル・ホール)とワイアット(イラン・ミッチェル=スミス)は、女の子に相手にされぬ冴えない2人組。ゲイリーの部屋のTVで「フランケンシュタイン」を見ていたワイアットが、フランケンシュタインのように人間を作ろうと言い出した。早速、理想のグラマー美人のデータをパソコンにインプットした。その時、にわかに雷が鳴り、稲妻が家へおちて完壁なグラマー美人(ケリー・ルブロック)が出現した。都合のいいことに両親は月曜までいないし、今日はまだ金曜だ。この美女はあらゆる能力を持つスーパーガールで、ボロ車を新車に変えたりは朝食前。2人はリサと名付けて街へ出た。みんな彼女にみとれている。ゲイリーがバーボンを飲みすぎて、ワイアットの家へ泊りに行くと、人の弱みにつけ込むワイアットの兄チェット(ビル・パクストン)が脅迫し、金をむしり取った。疲れきったゲイリーにリサが夢のようなキス。行く先々で馬鹿にされている主人を見かねたリサは、ワイアットの家でパーティを開くことにした。だいたい友達が来てくれるだろうか、という2人の心配は杞憂だった。ぞろぞろ現われた若者達で、家は大混雑。ふと孫を訪ねてきた祖父母はぶるぶる怒ったが、リサの魔力で押入れにとじ込められた。暴走族が家に乱入した。ついに2人は暴走族にたちむかい、追いかえすことに成功。彼らを見る人の目が違ってきた。2人はかわい子ちゃんと仲良くなることに成功した。翌朝、チェットがまたいやがらせをしようとして、リサのおかげで、奇怪な怪物に変身させられ、改心を約束した。そして、自信を得た2人をあとにリサは去っていった。
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジョン・ヒューズ
- 脚本
- ジョン・ヒューズ
- 製作
- ジョエル・シルバー
- 撮影
- マシュー・F・レオネッティ
- 美術
- ジョン・W・コルソ
- 音楽
- アイラ・ニューボーン
- 編集
- マーク・ワーナー
- クリス・レベンゾン
- Scott Wallace
- 特殊効果
- ヘンリー・ミラー
- 特殊メイク
- クレイグ・リアードン
- 字幕
- 菊地浩司