「90年代の始まりを告げる」トータル・リコール(1990) 奥嶋ひろまささんの映画レビュー(感想・評価)
90年代の始まりを告げる
面白い。
小さい頃親父が観てて、その時の感想は正直言って
気持ち悪い。だった。
トータル・リコールと言えば
シュワちゃん、おっぱいが3つのミュータント、
そして目が飛び出る。がパッと出てくるのだけど、
久しぶりに30年ぶりに観ると、
90年代ってこれだよね!と言う懐かしさと、
今観てもグロい造形と近未来の世界観、
物語も縦軸はシンプルだけど、二転三転して面白かった。
身体検査の時の骨の映像のシーンなんか
CGのない時代の技術とアイデアの結晶という感じで
とても好きなシーンでしま。
トータルリコールを観てると、
最近の映画は小難し過ぎて役者さんも演技が上手すぎて
返って記憶に残りにくいのかなと思いました。
シュワちゃんは決して演技が上手くはないし、
アクションもぎこちなさがある。
だけど火星に行くならシュワちゃんだなと言う説得力が
ある。
頭を弄られそうな時はフィジカルで機械を破壊する
シュワちゃんが頼もしい。
そしてシャロン・ストーンがとても綺麗。
それにしても、オッパイが3つの女性が一番印象に
残るのは単に自分がエロ親父だからなんだろうか?
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