「モヤモヤ」トゥルーライズ ouosouさんの映画レビュー(感想・評価)
モヤモヤ
コミカルシュワちゃんや、主体性に目覚めるジェイミー・リー・カーティスはよい。しかし、湾岸戦争直後にイスラム圏の人が悪のテロリスト組織として描かれていることや、核弾頭の爆発を背景にキスするところなど、正義も主体性もアメリカ人限定で享受できればいいってことなのかな?と。ジェイミーからエブエブを連想し、そうするとアカデミー賞でのキー・ホイ・クァンやミッシェル・ヨーの扱いも思い出され、『オッペンハイマー』のナルシスティックな描写の記憶も疼き出す。/しょせん映画と割りきって楽しめばいいんでしょうけども。娯楽とプロパガンダの境目って難しいものですね。
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