トゥルーマン・ショーのレビュー・感想・評価
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世界中から愛されるジム・キャリーの演技
個人評価:4.1
公開当時に話題になっていた映画を20年ぶりにようやく見ました。
当時、ジム・キャリーはあまり好きではなく、この作品も愚かながら敬遠してましたが、とても愛着がもてる演技で、この主人公が世界中から愛されたように、愛すべき俳優ジム・キャリーでした。
生まれた時から番組が始まり、成長の過程を世界が見守る。全ての視聴者が彼を自分の息子のように感じていたのだと思わせる演出は、ほんとに素晴らしい。
長年見てた「北の国から」の純が他人とは思えない様に見てしまう感覚とはスケールがまるで違う。
全てが作られた嘘の世界で君だけが本物。
実際の世界を形成する社会でも当てはまるフレーズ。作品性が高い映画でした。
新しい東京ベイ東急ホテル周辺の整った街並みを見てたら、トゥルーマン...
新しい東京ベイ東急ホテル周辺の整った街並みを見てたら、トゥルーマン・ショーを思い出して、アマゾンプライムで再視聴した。"Good morning, and in case I don't see you, good afternoon, good evening, and good night!"の挨拶ではじまる24時間TV作品は、20年前ながら古びてないどころか、最近のプライバシ議論を先取りしてるまである。ジムキャリー全盛期で一見コメディ風なのに、シリアスすぎる中身とのギャップは今見ても新鮮。純真なトゥルーマン目線で話が進むから、小道具のほころびから、徐々に怖さが増してくる演出がうますぎる。逃走してからの集団追跡劇は、ブラックコメディを超えて心理ホラーに近いけど、ラストはカタルシス十分。長すぎない100分間でまとまって、あらためてなかなかの名作だと再認識。映画ファンなら見とかないと、ちー。
悪くはない
自分の人生そのものがフィクションだったら???
そんなもの有り得ないという面白さ…アイデアとしては文句なく面白い。
ウィル・フェレルの「主人公は僕だった」も、自分の人生が自分のものではなかった点では似ているけれど、どちらも自分の手で未来を切り開くことの大切さを教えてくれる。
自分の人生は自分自身のもの。
自分を小さな世界に閉じ込めず
自分の足で未来に向かって進んで行こう!
最後、空の絵を描いたセットに突き刺さるシーンは笑ったwww
今までで一番好き
ジムキャリーの映画は個人的にはずれがないです。
この映画は見たら思ってたのとだいぶ違いました。こんなにシリアスとは…。それでも笑えるのがジムキャリー。
泣きました。
まだ見てない人本当おすすめですよ!
レビュー
恥ずかしながら初見。何となく敬遠してましたが、観てみると素直に面白い。軽いタッチが命!!みたいな映画で、設定も含め面白かった。ただ、捻くれてるので、大衆向け感を感じてしまったのが残念。人にオススメしやすい映画ってな感じですね!🤪
哲学ゾンビはさっさと切り捨てて
内容はそういう感じです。
哲学ゾンビの深みにハマりすぎた人や
5分前の世界説に恐怖を抱きすぎている人
自分以外は全て作り物なんじゃないだろうかという疑問と、確かめるすべが無いゆえに
その不安は決して消えないもどかしさ
そういった下らない思考迷路を
『だからどうした』という笑いで吹き飛ばす映画です。
結局この世が何であろうと、もし自分以外は全て虚像だったとしても、我々は毎日放送楽しく生きていく以外の道はないんだと
コミカルかつシニカルに教えてくれます。
良い映画です。
面白い
誰でもそうなのかは分からないが、よくこの世界を疑うことがあり、その視点が工夫されたカメラワークなどで映像でよく表現されててジム・キャリーの演技が光るもんだからとても面白かった。
しかし現実のこの世界もこの映画と同じ設定とまではいかないが、まだ宇宙の殆どが解明されてないし物質自体も解明されてないわけで、他者が自分と同じ主観や意思を持つ存在なのか証明できない世界なのが大前提。コミカルかシリアスか、科学的に基づいてるかそうでないか問わず常識を疑う視点をもたせてくれる映画を観るのはとても面白い。
SFサスペンスのよう
ジムキャリー主演というのでコメディだと思って見始めれば全然違った。
なんてサスペンスフルな映画。一歩違えばマトリックスやダークシティみたいな世界観にもなりそう。けれど心地よく緩やかな音楽がその緊張をほぐしており、ジムキャリーの独特なクレイジーさも相まってホラーな感じは受けない。
誰もがトゥルーマンになり得るということ。気づかないうちに今の人生に満足していないか?外の世界を覗かなくていいのか?と問いかける映画です。
ラストはトゥルーマンらしい最高のフィナーレ!!
おもしろい
netflixにて。
ストーリーもおもしろく、トゥルーマンの素直な性格に好感がもてた。
家族、友人、海や空までも嘘の世界で生きている主人公を24時間撮影し放送する、というぶっ飛んだ世界観が見ていて飽きなかった。
前から気になっていた作品
ジム・キャリー演じるトゥルーマン。
順風満帆で楽しい人生を歩んでいるかと思ったが、それは産まれる前から作り込まれた世界だった…
30年間24時間365日、リアルタイムで"本当の世界"で放映される『The TRUEMAN Show』。
産まれて、友人を作り、父が死に、恋をし、結婚をする…全てが作り物。
少しずつ噛み合わなくなり、真実を追求し始めるトゥルーマン、ジム・キャリーの演技が素晴らしい。
わたしの今いるこの世界も全て誰かに操作され、作られているのではないか、自分で選択しているはずなのにコントロールされているのではないかと思ってしまう。
日々を大切に生きようと思い返させてくれる前向きになれる一作。
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