天使にラブ・ソングを2のレビュー・感想・評価
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2というより1のおまけ
1は命が関わってるし、それに比べてハラハラ度がダウンするのは仕方ない。
やんちゃな高校生たちもかわいいとは思えない。そこは大きな問題点。
でも、1に引き継ぎ人気俳優継続なので、そこは嬉しい要素。
うまーく話が進み過ぎるなと思う点はあれど、気持ちを明るくするための映画なので、これくらいでいいのかも。
歌唱シーンは脇役も含めて本格的で見応えあり!
キリスト教徒じゃなくても、聴いて心洗われます。
頭の片隅に置いておきたいセリフ
自分史、一番好きなエンドロール
I believe the children are our are future
Teach them well and let them lead the way
Show them all the beauty they possess inside
Give them a sense of pride to make it easier
Let the children's laughter remind us how we used to be
ホイットニーヒューストンで知られるThe greatest love of all の歌い出しです。オリジナルはGeorge Bensonで1977年。作詞はLinda Creed。作詞当時、乳癌を患っていたとされており1986年に38歳の若さで亡くなっています。
この歌い出しの内容は「子供たちを正しい道に導く」。このテーマの映画は、2018年も二本見たか。「ワンダー」と「オーケストラ・クラス」。この「天使にラブソングを2」は、そのスジの優良作だと今でも思ってます。
ラストの「Joyful,joyful」からエンドロールの「Ain't no mountain high enough」への流れが、もう最高にイカしてる。流れてきたのがAin'tだと気づいた瞬間は鳥肌が立った、うれしくて。エンドロールとしては最高級に好きです。Ain'tの歌詞は、こっ恥ずしい激甘ラブソングだが、これほど勇気をもらえる歌は無いと思いました。モータウンゴスペルのアレンジも良くて、何度も何度もDVDで見直した、つか、聞いた。ベートーベンのNo9-4楽章をゴスペルアレンジしたJoyfulがクリスマスっぽくて久しぶりに観返したが、やっぱり最高で本当に幸せな気分にしてくれる。ローリン・ヒルは、今、何してんのかなぁ。。。
今度は学校が舞台
●①よりも仕上がってます。
ありきたりの話だけどやはり心地よい
総合:70点
ストーリー: 65
キャスト: 75
演出: 70
ビジュアル: 70
音楽: 80
貧困地区にある荒れた高校を音楽で立て直すという、ありきたりだし結末もなんとなくわかるけれど、実際に有りそうで爽やかな話でもある。綺麗な和音に張りのある独唱もあるゴスペルに加えてラップもあって音楽も心地よい。とても高校生とは思えない即プロで通用しそうな上手さはたいしたものである。
気になった部分は、荒れた高校の割に生徒があまり悪くないこと。この手の学校には付き物である薬や酒や家庭内暴力や不良少年団といった話は登場しないし、悪いといってもそんなに悪い高校生や悪い家庭環境が出てこない。真面目ではないにしても、悪いというよりはむしろ普通の高校生たちばかりである。悪い学校を立て直すというはずだったわりには、そのあたりをあっさりと片づけられすぎていた。そのため物語にはやや重みが欠ける。
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