デッドフォールのレビュー・感想・評価
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ほとんど印象がない
マーベルのメガヒット映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・リミックス』において久々の共演を果たしたシルベスター・スタローンとカート・ラッセル。その二人と共演出来ることに感激したクリス・プラットが「タンゴ&キャッシュが目の前にいるんだよ‼こんな日が来るなんて。」とコメントした。それを聞いて初めて、「あ、むかしそんな映画あったっけ」なんて思いだした次第。
典型的なバディ・ムービーで両者の関係は対照的に描かれている。『ランボー』で野性味あふれるベトナム帰還兵を演じて不動の人気を得ただけに、スタローンの役作りにはかなり無理があるだろうと思いつつ、むしろ、役を入れ替えたほうが良くないか?と思いつつ、最後まで見たのでした。
シナリオは良いが、何かこじんまりとした印象だった!!
昔TVで観て、「砂糖が上がっている」という台詞やキャッシュの女装シーンは覚えていました。完成度の高いシナリオだと思いますが、主人公2人がずっと同じ調子でピンチもあっさり乗り越えてしまいますし、舞台も作品も良く言えばコンパクトというか、何かこじんまりとして狭く感じました。
昔っぽくてまあまあ
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麻薬操作の腕利き刑事2人が、麻薬組織の陰謀により無実の罪を着せられる。
2人は脱獄し、首謀者たちのもとを訪れ、無実を証明する。
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内容はないが、タイプの違う2人の息の合った戦いぶりが心地よい。
お互いが自分がNo1だと言い張りながら、相手を認めているのがいい。
富豪刑事と熱血刑事
悪役ジャック・パランスに嵌められたロス市警の富豪刑事スタローンと熱血刑事カート・ラッセルのリベンジ・アクション、癖の強い俳優さんが繰り広げる半ばお約束どおりのストーリー。
原題はTango & Cashとコンビ名だが株でもうけているタンゴ(スタローン)の方が金持ちなのでキャッシュと入れ替えた方が良くない?、邦題のデッドフォールは罠(上から石や丸太を落とす、落とし罠)のこと、内容にそぐわなくないがカタカナだとピンとこない気もする。
ユーモアもたっぷり、カート・ラッセルの女装は不気味でしたね、脚本家は007ファンなのでしょうか、まるで007のQのようなおじさんが登場して妙ちくりんな武器や装甲車並みのボンドカーを作っていました、悪役はスペクターのボスのペットのネコをもじったのか鼠がペットで笑えました。
紅一点のテリー・ハッチャー、デビューしたての頃なのでピチピチの踊子さんでお色気担当、後に007 トゥモロー・ネバー・ダイでボンドガールになりました。
監督のアンドレイ・コンチャロフスキーはロシア出身でタルコフスキーと同期の芸術肌の監督さんなのでこういうコメディタッチのアクションものを撮るのは妙と思ったら、案の定、プロデューサーと息が合わず途中降板したとのこと、スタローンも撮影監督を首にしたりと内輪もめが多かったようです。
つっこみどころはありますが、エンタメとして観る分には結構愉しめました。
デッドフォール:君は俺の知る最高のデカだ
【デッドフォール:トレビア】※ウィキペディアより引用
1.カート・ラッセルは代役‥本来はアーノルド・シュワルツェネッガーとスタローンの共演作として企画されたが、ギャラの都合でシュワルツェネッガーが辞退したため、カート・ラッセルが代役を務めることとなった
2.キャッチコピー‥「Let's do it.」(やってやろうぜ)。
【デッドフォール:おすすめポイント】
1.スタートシーン及び脱走シーンほか見どころシーンが満載!!!
2.“レイ”レイモンド・タンゴ役シルヴェスター・スタローンと“ゲイブ”ガブリエル・キャッシュ役カート・ラッセルとの絡みやセリフがいいなぁ!!
3.“キキ”キャサリン・タンゴ(レイの妹)役テリー・ハッチャーがセクシーで素敵!
【デッドフォール:名言名セリフ】
1.“レイ”レイモンド・タンゴ役シルヴェスター・スタローンの名言名セリフ
→「君は俺の知る最高のデカだ」
2.“ゲイブ”ガブリエル・キャッシュ役カート・ラッセルの名言名セリフ
→「何度も撃たれているがツイていると思ったことは一度もねえ」
これは格好をつけようとしているのか喜劇なのか
総合60点 ( ストーリー:50点|キャスト:65点|演出:65点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
普段は高級背広を着るスタローンが勤務中に信用取引をして獄中で商品先物相場の価格を気にする。カート・ラッセルも典型的な型破り刑事を演じる。ひょっとして当時はこれが余裕があって格好がいいと思っての演出なのだろうか。しかし今観てみるとこれって随分と笑いの方向に振った軽い喜劇に思える。もし格好いいと思って真面目に作っていたのならばけっこう痛いし、その隔たりが結果的にむしろ滑稽。
敵はFBIすら操作できるほど強大な割にやってることが手間ばかりかけているなど内容はくだらない。でも派手な活劇はあるのでその場面を観られると同時に、やはりところどころに挿まれる少し可笑しな場面を楽しめる。
王道な娯楽作品
過去作ネタはファンには嬉しいです
凄腕警察官がマフィアの策略で逮捕され刑務所に送られるも脱獄して退治する話。
主演二人の過去作ネタを入れてくるので、それらを知ってから観るとより楽しめると思います。
面白いの山盛り
スタローンがクールな刑事で、カートラッセルが熱血刑事みたいなキャスティングはあんまり合っているとは言えないのだが、二人が仲良くなっていく感じはとてもよかった。
スラムみたいな刑務所は、ところどころ火がついていて、半ば暴動状態にあったり、そこから脱獄したり、カートラッセルが女装をしたり、すごい装甲車で敵の基地に殴り込みに行くなど面白いのを思いつく限り全部山盛りで入れた感じだった。これでもうちょっとリアリズムの要素やサスペンス性があったら大傑作になったかもしれないと思うのだが、これはこれで楽しくていいのではないだろうか。
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