ロサンゼルス

劇場公開日:

解説

娘を強姦された父親が犯人を自力で探し出して復讐するというアクション映画。74年の「狼よさらば」の後日譚に当り、マイケル・ウィナー監督、主演のチャールズ・ブロンソンが再びコンビを組んでいる。製作は「グローイング・アップ」シリーズでおなじみのイスラエル出身のメナハム・ゴランとヨーラム・グローバス。キャノンとは2人が買収したロサンゼルスに本拠をおく映画会社。製作総指揮はハル・ランダースとボビー・ロバーツ。デイヴィッド・エンゲルバックとマイケル・ウィナーが脚色。撮影はリチャード・H・クライン、トーマス・デル・ルース、音楽は元レッド・ツェッペリンのジミー・ペイジが各々担当。出演はブロンソンの他に、彼の妻ジル・アイアランド、ヴィンセント・ガーディニア、ロビン・シャーウッド、トーマス・ダフィなど。

1982年製作/アメリカ
原題または英題:Death Wish II
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1982年3月20日

ストーリー

ロサンゼルスに住む建築家カージー(チャールズ・ブロンソン)は、KABCのキャスターで恋人のジェリ(ジル・アイアランド)と一緒に病院へ行く。ニューヨークの事件以来、療養生活を続けていた娘のキャロル(ロビン・シャーウッド)が退院するのだ。2人を連れて街をぶらついていたカージーは、5人の愚連隊に襲われ財布を奪われる。5人はケージーの家に侵入して、家政婦のロザリオを輪姦し殺害。家にもどって来たカージーを殴り、キャロルを誘拐する。彼女は廃屋で犯され逃走しようとして窓から墜落死した。マンキーウィッツ警部の尋問に、カージーはまともに答えようとしなかった。警察の捜査など期待してないのだ。銃を持つと、下町のホテルを借り、夜の街へと出かけていく。ある夜、犯人の1人を見かけて尾行、胸に十字架をさげているのを見ると、「キリストに会いに行け」と言うなり射殺した。昼はKABC新社屋の設計をし、夜は犯人探しの日々が続く。1人、また1人、犯人は血祭りにあげられていった。自衛市民出現と世間の評判が高まり、警察は苦慮する。ニューヨークの事件を担当したオチョア警部(ヴィンセント・ガーディニア)が、ロサンゼルスに現われた。カージーを尾行したオチョアは公園での銃撃にまきこまれる。1人逃がしたと聞いたオチョアは、カージーに「必ずやれ」と言い残して死亡。残る1人ナーバナ(トーマス・ダフィ)は警察に逮捕され、裁判の結果、精神病院に収容された。カージーは医者に変装して病院に入り込み、ナーバナを殺す。一方、ジェリは彼の復讐殺人を知ると、婚約指輪を置いて去ってゆくのだった。

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スタッフ・キャスト

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映画レビュー

5.0「Death Wish」シリーズは全5作が撮られた。 商業的には大成功を収めた。 犯罪率が上昇していた 1970年代のアメリカの世論の共感を得たことも一因だと思う。

2024年10月15日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

興奮

動画配信で映画「ロサンゼルス」を見た。

1982年製作/アメリカ
原題または英題:Death Wish II
配給:コロムビア映画
劇場公開日:1982年3月20日

チャールズ・ブロンソン
ジル・アイアランド
ヴィンセント・ガーディニア
アンソニー・フランシオサ
J・D・キャノン
ロビン・シャーウッド
ベン・フランク
ケヴィン・メイジャー・ハワード
ローレンス・フィッシュバーン ←

『ロサンゼルス』(Death Wish II)は
『狼よさらば』(Death Wish)の続編。

「Death Wish」シリーズは全5作が撮られた。
商業的には大成功を収めた。
犯罪率が上昇していた
1970年代のアメリカの世論の共感を得たことも一因だと思う。

1作目ではニューヨークで妻が
暴漢たちに殺されたポール・カージー。

2作目の舞台はLAで、
最愛のひとり娘キャロルが命を落としてしまう。

家政婦も強〇され惨殺された。

模範的な市民だったポール・カージーの怒りのスイッチが入った。

ニューヨークでやったように
LAでもたったひとりの自警団になったカージーは、
記憶を頼りに夜の街で復讐の相手を見つけ、
ひとりひとり片付けていく。

1作目のリメイクはブルースウイリスで撮られたが、
オレはブロンソンのやつの方が好きだなあ。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

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ドン・チャック

3.5ジミーペイジが参加してました!

2024年7月22日
PCから投稿

「狼よさらば」の続編で、監督もマイケルウィナーです。
舞台をロスに移し、新たな人生を歩んでいたところに再び不幸に見舞われます。
家政婦、続いて娘までもがレイプされ死亡。
そして再び復讐に燃える自警団へ。と、こんな感じで前作と全く同じ導入です。
傷心の真っ只中。毎夜復讐に繰り出す生活ですが、恋人にプロポーズしてたりと切り替えの速さに「え?」ってなりました。
このDeath Wishシリーズは全5作。
妻に続き娘も亡くしたわけですが、この後の3作目ではこの恋人が犠牲になってそうで怖いですね。
あとジミーペイジが音楽で参加してました!すっごい驚いた!

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白波

5.0デスウィッシュ2

2024年3月13日
PCから投稿
鑑賞方法:その他

悲しい

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ブラック

2.5チャールズ・ブロンソンの当たり役

2022年8月22日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

1982年(アメリカ)
原題は「Death Wish Ⅱ」
1974年の「狼よさらば」こちらの原題が「Death Wish =死を願う」
更に2019年の「デス・ウィッシュ」は「狼よさらば」リメイクで、
監督をイーライ・ロス。主演をブルース・ウィリスが勤めている。

模範的市民であるポール・カージー(チャールズ・ブロンソン)は、
ある日ポールの留守宅に強盗が押し入り、妻を殺害され娘は陵辱されて意識不明で昏睡状態に
なってしまう。
そしてここから、カージーの復讐がはじまる。
ニューヨークの屑どもを制裁(自警団となり)を加えて次々と殺して行く。

その数年後のロサンゼルス。
カージーはロサンゼルスに移転して恋人ジェリと穏やかに過ごしている。
そんなある日。
またしてもカージー不在の留守宅に強盗が入る。
今度はメキシコ人の家政婦のレイプ殺人事件が起こる。
しかもやっと回復した娘のキャロルはまたしても拉致、レイプされ、絶望したキャロルは
逃げ出して転落死してしまう。

キャロルはなにゆえにこんな仕打ちを受けなければならないのか?
設定に悪意を感じてしまう。
レイプシーンが残酷で、正視できない。
(これは女性へのカメラの性暴力だ。)

しかしまたしてもチャールズ・ブロンソンは自警団として悪に立ち向かう。
「復讐」するブロンソンはカッコ良く、映像もスタイリッシュ。
ブロンソンの当たり役のひとつとなり、「スーパー・マグナム」
「バトルガンM-16」「狼よさらば地獄のリベンジャー」など次々と続編が制作された。
暴力を肯定する面もあるが、自らの手で復讐を遂げる。
「法律」では裁ききれない悪を懲らしめる・・・と言った爽快感はある。

しかし女性にはとことん不快な映画である。

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琥珀糖

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