劇場公開日 2013年9月28日

ティファニーで朝食をのレビュー・感想・評価

全111件中、41~60件目を表示

3.0迷路のような、美男美女のラブロマンス

2021年5月7日
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鑑賞方法:映画館

午前十時の映画祭11にて。
2021年5月5日に観賞したのだが、昨日(5月4日)はオードリー・ヘプバーンの誕生日だった。

原作小説の主人公ホリーは、セレブ男たちの間を渡り歩いて生活する様子から「娼婦」だと一部で捉えられ、作者のカポーティは「ゲイシャ」だと説明したという。
“社交界の娼婦”的な設定を当時の女性たちがどのように受け止めたのかは知らないが、一部からは自由奔放な生きざまが支持され、作者の近くにいる女性たちが「自分こそがホリーのモデル」だと主張しあった、とか。
そもそも、カポーティはマリリン・モンローの主演を希望したが、全くタイプが異なるヘプバーンがキャスティングされた(経緯は諸説あるものの)…というのは有名な話。
ヘプバーンは当初、娼婦の役はできないと難色を示したとされ、ヘプバーンに合うように原作とは異なるラブロマンスに脚色された…らしい。
だからというわけではないが、ストーリー展開には無理がある。

作家ポール(ジョージ・ペパード)がホリー(オードリー・ヘプバーン)に魅かれていくのは解らないでもないが、ホリーの心理の移り変わりが理解しづらい。
つかみどころのない不思議な女性としての魅力が、反って惹き立っているとはいえるが。
ポールのキャラクターも、パトロンと愛人関係にあって実力以上の生活をしていながら若い女に気移りしているあたり、今見るととても共感できるものではない。

そんな脚本はさておき、ブレイク・エドワーズ監督の演出は、お洒落なファッションやニューヨークの街並みを背景にした名場面のオンパレードで、ヘプバーンの画的な魅力を最大限に引き出している。
本作が彼女の代表作の一つに上げられているのは、ヘプバーン自身のコメディエンヌとしての才能によるのは当然かだが、監督の画づくりの成果だと思う。

ヘンリー・マンシーニの音楽も然りで、「ムーン・リバー」はヘプバーン自身に唄わせることにこだわって、彼女の声域に合わせて1オクターブで書いたという。その結果、スタンダードの名曲となったのだから、名作曲家とヘプバーンがもたらしたシナジー効果は高かったのだ。

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kazz

2.0茶トラ猫ちゃんの忍耐

2021年5月7日
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鑑賞方法:TV地上波

TOKYO MXの吹き替え版を録画で。

ヘプバーンは好きで、何作か見てるのに、これだけなぜか未見だった。気まぐれな猫っぽい女性に、外見は確かに合っているけど、別の女優でも良かった気がする。ヘプバーンがもったいない。たぶん、私はこのヒロインが気に入らないんだと思う。

この時代、動物に対して気を使うことはなかっただろうが、猫が気の毒で見るに耐えなかった。部屋でパーティの最中、棚の上で立ち往生する猫。ずぶ濡れにされる猫。大きい音に驚いたり、イラついたしっぽの振り方してるシーンもあった。おそらく複数の猫を使っていると思うが、茶トラちゃん、本当にお疲れ様でした。

名作として有名だけど、すごく気分の悪い映画だった。音楽とファッションは素敵だけどね。

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ぷにゃぷにゃ

4.0とにかく可愛い!

2021年5月5日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

楽しい

幸せ

午前十時の映画祭にて。
大きなスクリーンでヘプバーンを観れて感激。
ルックスはもちろんだが、とにかく一つ一つの仕草が可愛い。弾き語りのシーンは最高でした!

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Yoshi K

5.0午前十時の映画祭に感謝。

2021年5月5日
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楽しい

知的

幸せ

ゆらゆらと水草のように漂って毎日を生きる二人の物語
決して二人ともこのままでいいとは思ってはいない
ただ今はこのままもう少しだけ漂いたい

そんな時って私にもあったように思う
昔々の若い頃のことだ
仕事はちゃんとしていたけどプライベートはいつも集まる仲間達と飲んで騒いでフラフラしてた
熱く未来を語ることもなく夢に向かって努力もしない
ただ仲間といる時が楽しくてダラダラと毎日を過ごしていたように思う
あれはあれで良かったのだろう、少しもったいないようにも思うが自由気ままに過ごしていたな

ホーリーには夢がある
ティファニーという夢がある、ふわふわっとした夢かもしれないが憧れのために少なからず進んでいたのではないだろうか
それが叶えば部屋には家具も入れて落ち着きたいと思っている
猫にも名前を贈るつもりでいる
彼女も今は名無しの猫なのだろう
ただ毎日怠けて生きているのではないように思う
もしもこの役をモンローがやっていたらどんなものになっていたのだろうか
たぶんタイトルがティファニーではなくアレになっていたかもしれたいな
となるともう少し作品自体もビビットになるのだろうか
とにかく全然違う映画に仕上がる事は間違いないでしょうね

『ローマの休日』でヘプバーンを知った人はこの作品でかなりの衝撃を受ける事でしょう
私も驚きました

この作品を今でも映画館で観られる幸せに感謝します。

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カルヴェロ

3.0妖精の魅力満載

2021年5月3日
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鑑賞方法:映画館

言わずと知れた名作ですが意外にもこれが初鑑賞。銀幕の妖精オードリー・ヘップバーンの代表作の一つだけあって彼女の魅力満載。彼女の吸い込まれるような瞳を観ているだけで異質な世界観に引き込まれる。名曲ムーンリバーの歌声も抜群に良かった。ネコの存在も外せない需要なポイントでラストシーンも素晴らしい。
(午前十時の映画祭にて鑑賞)
2021-57

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隣組

3.5冒頭のオープニングに惹きつけられる。なんですか、このお美しい女性は...

2021年5月1日
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鑑賞方法:VOD

楽しい

幸せ

冒頭のオープニングに惹きつけられる。なんですか、このお美しい女性は!!キュートで美人で非の打ち所がないとはこのことだな。ティファニーが世界的なジュエリーブランドになったのは、この映画の功績が大きいのだろう。日本のドラマでヒットした「やまとなでしこ」はこの作品のコピーだと思ってしまった。

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movie freaks

3.5オードリーの美しさとムーンリバー

2021年4月30日
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鑑賞方法:映画館

笑える

萌える

ニューヨークのアパートで猫と暮らしているホリーは、宝石店ティファニーの前に立ち、パンとコーヒーで朝食をとるのが好きだった。
ある日、彼女のアパートに作家のポールが引っ越してきて、彼女の周りのさまざまな人達を翻弄するホリーは・・・という話。
みなさんレビューされているように、オードリー・ヘプバーンの美しさ、可愛さを観るための映画だと思う。
あんなに自由奔放だと彼女にしたら疲れそうだし、階上の日本人は出っ歯でキモいし、タバコ吸い過ぎで道にポイ捨てしまくりだし、気になる事は多いが、絶世の美女を大スクリーンのカラーで観れる幸せを感じる事が出来た。
名曲ムーンリバーをたくさん聴けるのも良かった。

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りあの

2.5一気に観られなかった

2021年4月11日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

難しい

・オードリー綺麗
・ムーンリバーの色々なverが聴ける
・ユニヨシのシーンはあまり気分良くない
・今までしたことないことをしようという日のシーンは好き
・ホリーと親密になると疲れそう
・全体的にわかりづらい

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Hiro

3.5ゴシップガールから

2021年4月11日
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笑える

楽しい

単純

ゴシップガールでブレアがティファニーで朝食をを一番好きな映画と言ってネコのシーンを再現していて気になって観ました!
オードリーヘップバーンが素敵な女性でおちゃめでかわいい!
2人でやりたいことをやっていくシーンが楽しい。
結局はお金よりも愛が勝ったという映画

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まー

3.5名作

2021年2月28日
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昔は見たときはオードリーがひたすら可愛く、「それだけで良し!」って感じだったんだけど、今回はジョージ・ペパードに惚れまして。
カッコ良かったなぁ。

そして、昔のNY。
やっぱり素敵。

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UNEmi

3.0ファッションが素敵

2021年1月20日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ファッションが素敵

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ホンマサ

1.0これが名作?

2021年1月16日
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オードリーヘップバーンのローマの休日がよかったので、この作品も名作かと思ったが、ただただ男性を振り回すだけの話。
くっついたり離れたり。
最後はお決まりの展開になるけど、正直無理やりすぎでは?という気が。
感動とかも特になし。
見所は主役が美男美女、というだけ。

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た

3.5魅惑的なオードリー

2020年11月27日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

オードリーヘップバーン扮する気まぐれでティファニー好きのホリーゴライトリーは、アパートに嫌な男が来たのでジョージペパード扮する階下ポールの部屋へ逃げ込んだりした。実は、ホリーはルラメイて言う本名で、突然家出していて結婚するはずの夫が迎えに来たたのだった。魅惑的なオードリーのファッションと、劇中歌のムーンリバーが印象的だったね。

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重

3.5オードリーの麗しさが色々あるツッコミどころをまぶしく照らして目をく...

2020年11月21日
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鑑賞方法:TV地上波

オードリーの麗しさが色々あるツッコミどころをまぶしく照らして目をくらます、そんな作品です。本当に神がかった美しさだと思う。見終わったらティファニーにおもちゃの指輪持って行って、これに彫刻をほどこしてくださいと言いたくなりましたが、そんなサービス現実はないですよね?(´;ω;`)それと猫好きな方はきっと、クライマックスに、「猫ちゃん…」とつぶやいてしまうと思った。

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原っぱ

5.0可愛らしいだけの映画かと思って観たが・・・違った。

2020年11月15日
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鑑賞方法:VOD

主人公ホリー・ゴライトリーは、貧しさの中で育ち、自らを愛せない女性。多くの男性達を自らの美しさで手玉に取り、自由奔放な暮らしをしているようだが、実は自分を大切にすることが出来ず、故に人から愛されることも出来ない女性。
この映画を見終わって、様々な人のレビューを読んだ。ホリーのような自由奔放な人生を送るのも素敵だ、などとしたレビューを読み、軽くショックを受けた。
この映画は、ホリーの生き様をかなり強く否定して描かれていると思う。こういう残念な人になってはいけませんよ、といっているのだと思う。
「自分で作った檻に生涯縛られ続けるのだ」という、彼女を愛する作家のセリフが胸に突き刺さる。
自分を愛し、そのことによってはじめて人から愛される資格も出来てくる。
自分勝手な(ホリーのような)人が増えている昨今の社会。日本も決して例外では無いが、ホリーの生き様を反面教師として、自らを愛することの大切さを噛みしめたい。

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てつ

2.0美しさは満点

2020年8月31日
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あまりに有名な作品なので、一度は観ておきたいと思っていました。

正直な感想としては、これが名作なの?とガッカリ。上品なイメージを持っていたのでこんな下品な作品とは思わず…。
しかしオードリー・ヘップバーンは文句なしの美しさでした!見た目は勿論ですが、自由気ままな動きが可愛いです。

ずっとティファニーの店内カフェスペースで朝食をとるのかと思っていましたが、外で手袋をつけたままパンとコーヒーを飲むオープニングのシーンは素敵でした。

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夏

4.0二枚目とオードリー

2020年7月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

「ムーン・リバー」と輝くオードリーにようやく出会えた。クーパー、ケイリー・グラント、ボギー、グレゴリー・ペッグなど名だたる大スターとの共演でいつもおじさんと一緒というイメージが強かったが、ようやく同世代のイケメンで、彼女の若く生き生きとした演技が際立った。ジョージ・ペパードのアイビールックがいかしてた。
中盤の間延びした感じと、ミッキー・ルーニーの本筋に全く絡まない日本人芸術家を割り引いたとしても、ヘプバーンの美しさとヘンリー・マンシーニの主題曲が優るかな。

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Bluetom2020

4.5水色の小箱に憧れる“名無しの捨てネコ”の物語

2020年6月7日
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鑑賞方法:DVD/BD

ニューヨークを歩いたとき、ティファニー本店を通りの向かいから眺めました。
良い映画はこのブランドの最強の宣伝効果ですねー
本店はいま改装中で、ティールームも閉まっているそうです。

当初のキャスティングで、もしも肉感的なマリリンモンローがオファーを受けていれば、水色の小箱に憧れ続ける世界中の女性たちはここまでは存在しなかったでしょう。

TIFFANYブランドがこの映画なら
宝飾とドレスのディオールは「5時から7時の恋人カンケイ」かな?これも面白い映画です。
魅力ある女性と出会って、女に翻弄される作家の映画はたくさんあります。

男性レビューアーはどの登場人物にご自分を重ねられるでしょうか、
田舎からオードリーを追ってきた獣医には涙を禁じ得ませんでした。

浮浪児として育った兄妹。寒さに震えて泣きながら悪夢から覚めるオードリー・・
幼少期に親や家庭に基本的信頼関係を持てなかった子は、愛を信じることが出来ずにふらふらと出て行ってしまう、次の保護者を求めて居着かない。そんな貧困問題・家庭崩壊問題も悲しいかなこのキャラクターはバックグラウンドに持ってます。

ヘンリー・マンシーニの切ないタイトル曲は、売れない作家と年の離れた夫の失恋物語に涙雨を降らせますね。
しんみりです。

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以下は ひろぱぱさんへのコメント再録

〉日本人と思しき人物描写、アウト

ですね。これはひどい(笑)

いまレンタルのDVD(ブルーレイ)で再鑑賞しました。デジタルリマスターで画面も音も綺麗に。

付録の「特典メニュー」の
「ヘンリー・マンシーニ 偉大な作曲家の素顔」の次項に上げられているのは
「アジア人から見たユニヨシ」。
ハリウッドがやらかした日本人東洋人に対する偏見と思い込みをパラマウント社が助長した過ちについての、これが結構長編の検証レポートになっています。
しっかりした米国映画界の反省がこのようにDVDに付録されていてちょっと驚きました。
パ社の経営者からのコメントが無いのは失態の上塗りではありますが。

もしご覧になっていなかったらレンタル版でどうぞ。

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きりん

3.0

2020年5月9日
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むーーんりばーーーー

うーーーーん??
いつか見たいと思ってたから見てよかったけど、オードリヘップバーン可愛かったけど、時代かなぁ、ストーリーはうーーーん。。???

おしゃれむーびー?
それともいつか理解できる時が来るのかなぁ

雰囲気は好きだしおてんば娘感も好きだけど、ふーーーんって感じ

けど見れてよかった。

笑笑

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Dianne

4.0いい

2020年2月24日
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金と愛っていうありそうなテーマな感じで
きれいに描かれるのは、オードリーヘップバーンの美しさと潔い主人公のサバサバした性格が気持ちよく観れるのだとおもいました。
大人になるとどうしてもお金を持ってる人に惹かれる。
いつからだろうと思うし、
もっと純粋に相手を求められるような小学生の時みたいに、相手の家柄や経済力を気にしないで恋愛したいなと思える映画でした

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ももせ