劇場公開日 2013年9月28日

「ユニオシ? 上西?」ティファニーで朝食を 肉ネ~ムさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0ユニオシ? 上西?

2018年9月7日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

オードリーだけでもってる映画。その辺は語り尽くされていると思うので別の角度から。

侮蔑的な表現にのっけから引いた。言うまでもなくステレオタイプな変な日本人のことだ。オードリーにとくに思い入れがある訳でもないのでこの時すでに観る気が失せたのだが、なにか意味があるかと言えば最後までなにもない。ちょっとしたおふざけだったんだろう。で、この日本人がいいところでちょいちょい現れては不快感を呼び覚ます。そもそもこのキャラ必要あるか?ギャグとしても全然おもしろくない。

当時から、NYで活動する日本人、日系人を含むアジア系のアーティストが少なからずいたのだろうが、普通のホワイトアメリカンから見ればあんなイメージだったのかと思うと悲しい。
その反面、最近の映画は差別、偏見などこの世に一切無いかのような空ぞらしさも感じていたので複雑だ。
奇しくもそんなことを考えさせられることになった。

それでも3点つけたのはオードリーのチャーミングさにつきる。全盛期の彼女をカラーで記録した作品の一つであるということが、偏にこの映画の価値だと言って差し支えないだろう(強いて言うならあと音楽?)
そして、オードリーをより引き立てる滑稽な日本人を思うとまた複雑な気持ちになるのであった。
そうか、彼は引き立て役か?否、やっぱり不要だろう。

肉ネ~ム
肉ネ~ムさんのコメント
2020年8月26日

コメありがとうございます。あんまり自粛するのもどうかと思いますけど被差別側からするとたしかに不愉快。ムズいですね。

肉ネ~ム
かまやつさんのコメント
2020年8月22日

BLMで風と共に去りぬが批判されていますが、この作品も差別的ですね。

かまやつ
肉ネ~ムさんのコメント
2020年6月10日

コメントありがとうございます。「ユニオシ」って中国人でもなく韓国人でもなく日本人ぽい響きなんですよね。そこに深い意味ないかもですが余計に悲しい。

肉ネ~ム
きりんさんのコメント
2020年6月7日

あの“日本人”についてレビューに書きました

きりん