ディープ・インパクトのレビュー・感想・評価
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期待以上によかった!!
アルマゲドンと同時期に公開されたらしいのですが、アルマゲドンの方しか見てませんでした。 同じ題材なのに、こうも違うなんて!! パニック映画ではなくヒューマンドラマでした。 人間関係や背景がかなりしっかりと作られてて、本当に見応えありました。 実際に地球最後の日を迎えるときどんな感じになるのか、想像出来る限りリアルにつくりこまれているとおもいます。 衝突する彗星を爆発させるために旅立つ宇宙飛行士たち。最初は反発し合っていたベテラン飛行士と若い飛行士が任務を通して心通わせるところはホロっときます。 というか、後半30分はボロ泣きでした笑笑 こんなにボロ泣きした映画は久さしぶりでした笑笑 役者ごとのオムニバス方式で物語は進んでいくのですが、それぞれの立場に何かしら感情移入出来るところがあっていちいち泣けました。 こんなに感動できるならもっと早く観とけばよかった!
ヒューマンドラマ寄りのパニック映画。
「ディープ・インパクト」字幕版 Netflixで鑑賞。
*概要*
巨大彗星の衝突によって地球の最後の日々の人間模様を描いたパニック大作。
*主演*
ティア・レオーニ
*感想*
あらすじを読んでみて、面白そうと思ったので鑑賞。ストーリーはベタですが、なかなか見応えがありました。
前半は、ヒューマンドラマ。スローペースだし、実に丁寧だった。
ある青年が偶然、彗星を発見し、ハゲ散らかした学者に伝達。ピザを食いながら巨大な彗星を発見し、その彗星の軌道が地球にぶつかるっていうからこりゃ大変。急いで報せようとしますが、誤って事故に遭ってしまい亡くなってしまいます。
そこからスローペースに人間模様が描かれます。それぞれの登場人物に焦点を当てて、見易かった。
巨大な彗星が地球にぶつかるまで人間模様が長く描かれてて、ダルく感じましたが、中盤~終盤にかけて徐々に挽回してくれたので良かった。メサイア宇宙飛行士とその家族の最後の別れのシーンで、少しだけウルッときました。。。
それと、「ロード・オブ・ザ・リング」のイライジャ・ウッドが登場してビックリした。若い!(笑)
大統領のモーガン・フリーマンが冷静な口調で、国民へ厳しい現実を突きつける所や最後の演説シーンは一言一言に重みがあって素敵だった。
ニュースキャスターの娘がそれまで嫌いだった父に対して何とか和解ができて、良かったですし、抱き締めるシーンはグッときた。津波のシーンで最後に父と娘が抱き締めるシーンにグッときました。。。
総じて、パニック映画というより、ヒューマンドラマ寄りの作品でしたが、感動もしたし、良作でした!\(^^)/
僅かでも生き残る事が出来れば、きっと…
思い出しレビュー27本目。 『ディープ・インパクト』 『アルマゲドン』と同年に公開された小惑星衝突ムービー。 あちらが荒唐無稽なおバカムービーだったのに対し、こちらは正攻法のヒューマン・ドラマ仕立て。 政府、メディア、パイロットたち、ある父娘、若者カップルとその家族の運命が交錯する群像劇スタイルはしっくりくるし、作品としてもこちらの方が感動出来るし、面白い。 もし本当に小惑星衝突による終末の日を迎えたら…? 酷な言い方かもしれないが、全員助かるのは無理。犠牲は出る。 劇中でもラスト、未曾有の危機にある決断が下される。 助かる者、助かれない者の線引き…。 一応公平なやり方ではあったが、残酷だ。 助かるからと言っても、家族や愛する人、親しい人との永遠の別れ。 助かれない者は見捨てられたようなものだ。 しかし、僅かでも…。 生き残る事が出来れば、きっと…。 CGはちと粗い部分もあったが、実力派が織り成す人間ドラマが見応えあるものにしている。 最期の最期で確執解けるティア・レオーニとマクシミリアン・シェルの父娘ドラマが涙を誘う。 イライジャ・ウッドとリリー・ソヴィエスキーの若いカップルに希望を見出だす。 そして、現実より早く誕生した黒人大統領モーガン・フリーマンの安定っぷり。
人類生存の為に
未曾有のディザスタームービー。
さて、人類の聴きは如何にして回避されたのか?
日本だとこういう決断は出来ないだろうなあ。
アメリカの犠牲者をだしてもテロに屈しない的な
考えはゆとり世代を考え出して広まる日本では
まず、むりでしょうねぇ。
でも、死が目前に迫り助からないときに
あなたならどうするか?
愛する人や、家族と死を迎える、
ひたすら抗い前に進む、
どれも解る気がします。
色々な事を考えてしまいました。
作品としては多少突っ込み処ありますが
(核爆弾でも割れただけの彗星がエネルギー不足の
宇宙船の体当たりで粉々になるかなあとか)
ストーリー展開もまずまずの配役もグッド。
若かりし、イライジャ・ウッドのひたむきな
演技が涙をさそう。
ほとんどのレビュアーの皆さんがアルマゲドンと
比較されてますが
何かヒーロー者ありきのアルマゲドンと
人類の決断にテーマをおいたこの作品とは
やはり大きく違いを感じます。
厳しい現実を安易に救済しないところがいい
総合80点 ( ストーリー:80点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:75点|音楽:65点 )
何かとんでもない危機が起きても、誰かの命懸けの英雄的行動によってあっさりと救われる安易な話ではなく、もっと現実的に危機を描く。
厳しい現実をしっかりと受け止める姿により好感を持てるし安っぽくない。次々に対策が失敗し、どうしようもない絶望感に包まれる感覚を堪能できた。また、死んでいった人々と、生き残った人々の運命やこれからを考えさせられた。
社会は暴動が起きたりしてかなりの混乱状態になると思うし、津波の影響も直接描かれていなくて、そのようなところが無いのが残念。でも自分は『アルマゲドン』よりはだんぜんこちらがいい。
ベタです
これまたベタなハリウッド映画あるあるな作品。大統領、NASA、恋愛、家族愛、そして最後はBプランを実行。彗星の衝突と人類の存亡というテーマにこれらの要素を差し込んで完成です。アメリカ万歳です。
突っ込みどころも沢山ありますが、公開当時はもっと楽しめた記憶があるので、多く作品を見続けることによってスレちまったなぁと寂しく感じました。
冒頭、アンタッチャブルの帳簿係だった俳優(名前失念)が早々に死んでしまいます。アンタッチャブルでも死んでしまいましたが、もう少し長生きしていました。よく作中で死んでしまう俳優がいますが彼もその一人なのでしょうね。
SF大作
久々に鑑賞。当時から津波に乗まれる世界が怖い印象。ハッピーエンドではないので後味は良くないが、これはこれで印象には残った。登場人物が多く描かれているが、多すぎて逆に感情移入しづらい気がするのが残念。
深い衝撃の後に残るもの
地球に巨大隕石が衝突する事が判明。シャトルからミサイルを発射し隕石を破壊しようとするのですが・・・。
極限状況に置かれた人々のそれぞれのドラマを感動的に描いた作品です。
隕石の爆破作戦が失敗し、ある年齢以下の人間だけが生き延びるという究極の選択を強いられ、家族が、親子が引き離されていく・・・。
若い世代に未来の地球を託して死を待つしかない父や母。それを受け入れられない子供たち。そして、最後まで希望を捨てず、最後には自己犠牲で地球を救う宇宙飛行士達。
感動的なストーリーです。
特に印象に残っているのは、
宇宙船の中で老飛行士が怪我を負った若い飛行士に「白鯨」を読んで聞かせる場面ですね。素晴らしいシーンだと思います。
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