追跡者(1998)のレビュー・感想・評価
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追う側の戦い。
前作に続き、正統派でシブい印象。
ウェズリースナイプスが前作でいうところのハリソンフォードの立場に。
今作では主人公が追い詰める側なため、逃亡者ほどの緊迫感は感じなかった。
連邦保安官達のノリは相変わらずで楽しい。
RDJこと、ロバートダウニーJrが爽やかで、さすがの存在感。吹き替えも宮本充さんで個人的には最高だった。悪役なのも新鮮。
今作でも多少説明不足を感じた。細かい説明なしにほぼ名前だけ登場する人が多くてごちゃごちゃしている。
監視カメラの録画見るシーンも暗くて不鮮明なので誰がどうなってるのかよくわからなかった。
ノア地味に好きだったのに急な展開で唖然…今作のピークは個人的にはそこでした。
話をわかりやすくするためとはいえ、ノア撃つ銃は別のもの用意しておいた方よかったのでは…あの銀ギラギンの銃は目立つ。
最初の方でウェズリースナイプスとRDJ、手錠の外し方一緒だったけど同じCIAだということの伏線だったのかな?スタイリッシュな描写で好き。
密林で一度RDJに撃たれたことが後になって生きてくるのは見事!
逃亡する者から追跡する者へと視点を変える
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:65点 )
「逃亡者」は逃げる男が主人公の話だった。その作品でしつこく犯人を追跡していた刑事を今度は主人公にしてしまったのが本作である。
ただし急に不条理な事件に巻き込まれた素人のハリソン・フォードと異なり、今回はすでに事件に巻き込まれている元工作員ウェズリー・ナスナイプスが改めて逃げる。黒幕はかなりの悪だし組織的に向かってくるが、思ったよりも黒幕の悪さが伝わってこない。ロバート・ダウニーJr.が迫力不足かな。
超人的な読み
トミーリージョーンズ演じる捜査官のサムと、ウィズリースナイプスが演じる殺人者マークの追跡劇。イレーヌジャコブ演じるマークの恋人のマリーが、とても可愛い。
冤罪を主張するマークは、飛行機でニューヨークへ護送中に別の囚人に襲われる。襲われ方も、そこからの逃げ方も尋常じゃないので、どうやら単純な話じゃなさそうと、グイっと話に引き込まれる。
ロバートダウニーJr.演じる外交保安局の特別捜査官のジョンロイスが加わり追跡が始まる。
マークを追跡する中で徐々に真実が見えて来る。そして劇的な最後へ。
後半は、視聴者には先に真実を示唆し、サムが真実に迫る姿を応援させる。「志村、うしろ、うしろ」パターン。
サムの要所要所での読みが名探偵コナンばり超人的過ぎて、チョット感情移入はしずらいけど、面白かった。
午後ロードで見ました
前作の「逃亡者」が面白かったし、
午後ロードでちょうどやっていたので見ました。
墓地での銃撃シーン、ハラハラしました!
映画の途中からうすうす気づいてましたが、
ロバートダウニーJr.が悪役だったことに驚きました。
でも、目がクリクリでかわいかったです‼︎
トランシーバーのでかさにもびっくりしました。あんなにでかいと犯人にばれませんか‥
いくつか疑問が残る。
トミーリーとダウニー!豪華じゃん!しかもスパイ物!ってことで午後のロードショーで観ました。
疑問がいくつかあります
1、NYで逃亡者と中国人のスパイを追跡するシーンがありますが、トミーリーたちが使うトランシーバーが大きすぎてあんなの警官なのバレバレやん!と思ってしまいました。今のスパイは耳に手を当てて通信できるのに。あれじゃあ目立ってしょうがないね。この映画の公開の前年に生まれた若者にとっては、すごく新鮮でした。
2、逮捕された人達をどうして飛行機で運ぶのか分かりませんでした。説明ありましたっけ?見逃しただけかも。罪が重いとか要注意人物とかで大きな刑務所に入れる必要があるのでしょうか...?
3、あんな小さな銃で飛行機の窓のガラスを突き抜けるほどの弾が撃てる?それから穴が空いてエンジン二つ壊れたのに機体安定しすぎじゃない?被害も小さすぎだし。
あと余談ですが、終盤の銃の製造番号の話あたり、トミーリーが早口すぎて何言ってるのか理解出来なかった^^;
ダウニーファンではないけど、今回のダウニーは目がくりくりしててすごく可愛いかった。アイアンマンやシャーロックを観たことがある方は、一味違ったダウニーを楽しめるのでは?
全体的に面白かった
観てよかった
やっぱり最高のチーム
いいスピンオフでした。
私は『逃亡者』から保安官組にとても魅力を感じていたのでまたあの絶妙なチームワークが見れて嬉しいという満足感も点数に上乗せされていますが、
『逃亡者』を観ていなくても充分楽しめると思います。
序盤のCGなしの護送機墜落から大迫力だったし、
『逃亡者』ではちょっとアクションがもっさりした感じがあったけどウェズリー・スナイプスの卓越した身体能力がきっちり締めてくれていました。
おまけに真犯人は私はなぜかノーマークだったのでw、あの狙撃から先は更にハラハラさせてもらいました。
でもなんといっても今回もやっぱり、家族のような友人のような素晴らしい関係のチームに魅せられました。
キャストがそのままなのもすごく嬉しかったです。
序盤から着ぐるみや変なTシャツで更に人間味を感じさせてくれたボスに、
しっかりジェラードの部下が板についたニューマン、コズモも黒人の女の人もみんながみんな本当に魅力的。
迅速で的確な仕事ぶりからお互いを信頼して尊敬してることがすごくよくわかるのです。
ニューマンの殉職からラストシーンへの流れは、色んな想いが汲み取れて、本当に胸がいっぱいになりました。
この点では是非『逃亡者』も観て欲しいと思います。
余談ですが、魅力ある主人公たちと一回きりでお別れというのも寂しいし、かといって2、3、4…とシリーズ化するとだんだんトーンダウンしていくのでスピンオフって好きです。
主人公が違うから一作目の色が出ていなくてもそこまで気にならないというのもあるし、
それぞれの人生はそれぞれが主役なので、主人公至上主義で脇の人物描写を蔑ろにされるのも苦手で(『逃亡者』は全然そんなことありませんでしたが)、
改めて掘り下げて「あの人はあの時どう考えていたのか」みたいなことがわかるとうれしくなります。
是非是非『追跡者』のような良作スピンオフをもっと観てみたいです。
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