チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(1987)のレビュー・感想・評価
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ラブホラー・ファンタジー香港映画版‼️
香港映画が大人気だった80年代の日本において、ジャッキー映画や「男たちの挽歌」と並ぶ最重要作品だと思います‼️貧乏だけど純粋な書生ニンはある古寺で美しい美女スーシンと出会う。しかし彼女の正体は、悪の妖怪が人間の精気を吸うため利用している幽霊であり、ニンは彼女を救うためゴーストバスターの道士とともに妖怪に立ち向かう・・・‼️青年と幽霊の女のラブ・ストーリーなんですけど、そこにホラー、アクション、お色気、そしてミュージカルまで、とことんエンタメ要素が盛り込まれていて、当時の香港映画界の勢いが感じられます‼️ワイヤーワークを多用したアクションシーンの数々もスゴかったし、悪の妖怪が人間を襲うシーンのカメラワークも幼心にホント怖かった‼️ラブストーリーとしても超切ないラストの展開に胸を締めつけられるんですけど、主役の二人、レスリー・チャンとジョイ・ウォンの二人がまた良かったんですよね‼️ホント思い出の作品です‼️
美しさというもの
ストーリーはとってもスロースタート 。そして 素朴さというか田舎臭さというかピュアというか・・・。主人公のキャラクターとゴーストのキャラクターの違い、 そして 分かり合い、というものが次第に融合してくる・・。メルヘンチックでラブロマンスで素晴らしい作品だった。
普通に採点すると4点だけど これの平均点が3.1点っていうのはありえないので5点にした。
初心でコミカルなレスリー
中国古典からの冒険ファンタジー。
借金取り立てバイト中の貧乏書生役のレスリー・チャンは当時三十路というのが信じられないくらい可愛いらしい演技で保護欲をそそる。泥々、ずぶ濡れになっての熱演。
色っぽい幽霊役の女優さんはこの映画で美脚がウケて大人気になったそうだが、少し影があって、優しい東洋風な感じがいい。(ちなみに監督の希望は中森明菜だったそう。)
道士は京劇の男優風。ベテランの安心感。
少年漫画のような色っぽい場面もあり下世話なギャグ(口臭で書生を撃退しようとするとかw)もあり、本格的なアクションもありで大いに愉しめた。
そうだ、 話が『すずめの戸締まり』に似ている。
30年ぶり位で見た。初見はレンタルビデオで、3話全部見た。勿論、主演のジョイ・ウォンのファンになった。一昔前のキャバクラの女性のメークの元祖だと思う。現代の韓国女性のメークも彼女を継承している。もっとも、彼女は物凄く薄化粧って所が良いのだが。
彼女は台湾人(出身)なので、僕は台湾へは2回旅行をした。そのくらい彼女は僕にとって、アイドルだった。だから、この映画は、古臭い悲恋ファンタジーだが、ストーリーの流れも矛盾なく進むので、涙を誘う。
オカルト映画ってこの頃流行ったと記憶する。
そうだ、
話が『すずめの戸締まり』に似ている。
アクションコメディ妖怪ラブストーリー
子どものときに家族で見に行ったアニメ映画の「西遊記」とか「白蛇伝」みたいな世界だった。
笑っていいのか、怖がった方がいいのかよくわからなかった。とにかくレスリー・チャンが可愛くてキュートだった。あなたのことは私が守るわと幽霊も思ってしまう真っ直ぐで純粋な男の子。綺麗な幽霊だった。
君が幽霊でも愛してるよ~!!!
「チャイニーズ・ゴースト・ストーリー」第1作。
Huluで鑑賞。
あんな美人の幽霊なら見初められてもいい!(笑)
結末が切なかったです…。
上手くいって欲しかったなぁ~(T_T)
ジョイ・ウォン…キレイやなぁ~。
こりゃ惚れてまうわ(笑)
偉大なりツイ・ハーク
レスリー・チャンの名前が広く知れ渡るきっかけになったのはどの作品だろうか。もちろん「男たちの挽歌」での活躍も忘れてはならないが、多くの女性ファンはむしろこの「チャイニーズゴーストストーリー」のシリーズで獲得されたのではなかろうか。「男たちの」を熱心に観に行く女性の観客はちょっと想像しにくい。
そして、日本において中華圏の女優の名前が一般に知られたのは、この作品のジョイ・ウォンが嚆矢であろう。確かに、現代的なプロポーションのスタイルと東洋的でありながら快活でセクシーなルックスは今見ても納得できる。
「男たちの」と「チャイニーズ」。この二つのシリーズをほぼ同時期に製作したのはツイ・ハークである。それまでの香港映画の娯楽性の上に現代的なスタイルを乗せることに成功した彼の業績は、今世紀に入っても影響を受けている作品が次々と生み出されることから、とてつもなく大きいと言える。
このツイ・ハークについて書かれた本がないか、今度調べて読んでみよう。
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