劇場公開日 1975年4月12日

チャイナタウンのレビュー・感想・評価

全29件中、21~29件目を表示

4.0脚本のお手本と言われている映画

2020年7月23日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

ダム建設をめぐる利権の黒幕が、娘むこを殺害する。過去の忌まわしい過去も次第に明らかになる。そのミステリーを追う私立探偵役がジャックニコルソン(当時37歳)。

誰が殺したのか?という疑問が観客自身が解いていくような展開が秀逸。最後の辺りまでは娘が殺したんでしょうと思わせつつも、最後は黒幕が犯人だ!と思わせる。脚本がすばらしい。

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菜野 灯

5.0Is it too tough for you ?

2019年5月17日
Androidアプリから投稿

①死ぬまで心の名画。
②殆んどすべての台詞(もちろん、英語。特にジャック・ニコルソンとフェイ・ダナウェイとの会話)を暗記しているくらい好き。

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もーさん

3.5大人過ぎるハードボイルド

2018年1月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

悲しい

興奮

寝られる

鼻をナイフで切られるシーンが痛々しくてゾッとするし見えない敵が怖い。

アメリカン・ニューシネマの時代にフィルム・ノワール、ハードボイルド一直線に淡々とした展開に大人過ぎる渋みにJ・ニコルソンの存在感が素晴らしい。

ラストのF・ダナウェイは「俺たちに明日はない」を想起させる惨さ。

意味を成さない救えない解決出来ない結果が伴わない空しさが70年代のアメリカ映画の性か!?

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万年 東一

3.5ジャック・ニコルソンが若い、悪役じゃないのか、残念。フェイ・ダナウ...

2017年10月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ジャック・ニコルソンが若い、悪役じゃないのか、残念。フェイ・ダナウェイ、顔ごついな。とか思いながら見てました。世代的には私よりもう少し上の人かな。
まあまあ面白いサスペンスやん、鼻切り痛そう。わりに冷静に見てました。そして真の悪役、ジジイ登場。こいつがすごい!銃をぶっぱなすとかではないのに、なんと悪そうなことか。ジョン・ヒューストン、実生活も悪党じゃないの(笑)
そしてそして、衝撃のラスト。後味悪すぎ、こんな感じ初めてです。いいのか、それで。でも現実ってそうなのかも、正義より利権。

ラストとジジイの悪党っぷりを見る映画。と思ったら真の悪党は他にいた。ロマン・ポランスキー監督、この映画を地でいくような悪党っぷり。こんな奴野放しにしてていいのか、どころか名監督扱い。作品と私生活は別ってか、うーむ、でもやっぱり嫌だ、減点。

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はむひろみ

3.0味わうにはいい作品だと思う。

2016年9月20日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

悲しい

怖い

アメリカ社会の恥部をえぐりたかったのかな。
社会の中で平然と行われる不条理と支配。
結局、当事者が一番悲しむことになるんだけど・・・
ジャック・ニコルソンの男くささがたまらん。
ちょっと、あちこちで出るアメリカンジョークが鼻に付くけど。

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かずぴん@cinema

3.0音楽が印象的

2014年10月25日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

 ロマン・ポランスキーの名作。「チャイナタウン」というタイトルだが、ラストまでチャイナタウンは出てこない。
 主人公の私立探偵はもちろん、彼の昔の同僚である刑事たちも手が出せないアメリカ社会の暗闇。
 音楽が非常に印象的で、ノスタルジックに時代背景を感じさせる。

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佐分 利信

3.0やるせない映画

2014年5月16日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

怖い

興奮

どういったら良いのか… 感覚としては、宙ぶらりんな気持ちに放り込まれる感じですね。
ポランスキーが語っているように、ジャック・ニコルソンの主観から描かれていて、彼が感じているだろうそのサスペンス感をこちらも味わうことになります。そして観終わった後の感覚もまた、ジャック・ニコルソンの気持ちそのままなのだろうと思います。その意味では、監督の意図は完全に成功しているように思うんですけど、でも、でも、このやるせなさは味わいたかったかと言われれば、どうかなぁ、なんて…
あ、でも、ジョン・ヒューストンの怪演は見ものです。

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チャーリー

4.5ノワールとニューシネマ

2012年4月3日
フィーチャーフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

悲しい

難しい

その一人歩きする評価に負けることの無い名作。
退廃的な空気のチャイナタウンと誰もあがらえない運命に翻弄される人々、フィルム・ノワールとニューシネマを合わせ持ち時代を感じさせる。
ロバート・タウンの脚本が素晴らしく良くフィルム・ノワールでありながら社会の裏を映し出す史実的要素を合わせ持っていて重厚である。
また、ジャック・ニコルソンのために書かれたかのように彼と相性の良い作品だ。

こういう名作が過去のものにされて行くのは残念で仕方がない。

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keita