チップス先生さようならのレビュー・感想・評価
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ペトゥラ・クラークは歌がうま過ぎると思う。
『あの帽子、赤ん坊の便器見たい』
『別れる時は譲ってね。またね。明日か来年か天国で』
『もちろん 天国で』
バーブラ・ストライサンド、ベッド・ミドラー、そして、ジュリー・アンドリュースなどは
僕のガキの頃のアイドル!
共通しているのは、歌はうまいけど、決して美人でないって事かなぁ。そして、ペトゥラ・クラークは、彼女達と同等なうまさを持った歌手だと思う。そう、この映画の『ロンドンはロンドン』を聞いて、なんとなく初見を思い出した(?) だが、
彼女の次の作品に巡り会えなかったので、この映画を見た記憶も、彼方へ消えて無くなっていたようだ。
ペトゥラ・クラークは歌がうま過ぎると思う。それだけで充分の映画だと思う。
さて、今見終わって、初めて見た映画の様だ。見たのは39年の方かなぁ。
追記 ペトゥラ・クラークはチャップリンの『伯爵夫人』の主題歌を歌っているようだ。実は伯爵夫人も初見かもしれない。
チップス先生とチャップリンってなんか似ている。
『私はいなくなるが、この街にいる』ってアメリカから追い出されたチャップリンの心情かなぁ?
追記2 『恋のダウンタウン』はなんとなく聞いたことあるが、その後のヒット曲『マイラブ』と含めて、似たようなヒット曲名に隠されて、ペトゥラ・クラークを『僕の好きな歌手』にしてくれなかった。この映画が彼女のファンにしてくれたようだ。
私は勇敢で強く誠実でしたか?
ブルックフィールド校の教員である事に誇りを持って働く生真面目なチッピング( ピーター・オトゥール )が、旅先で舞台女優キャサリン( ペトゥラ・クラーク )と運命的な再会をする…。
情感豊かに歌うペトゥラ・クラークの朗らかで包み込むような表情が作品に彩りを添える。
退任のスピーチが感動を呼ぶ。
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕版)
堅物教師と女優の麗しい感動作
ピーターオトゥール扮するブルックフィールド校教師アーサーチッピングは嫌われているとして教師失格だと思っていた。その割に生徒がテニス決勝戦に出たいのを補習で潰した。
初めて観たけどミュージカル調なんだね。そんなチップス先生が友人と出かけた舞台でペトゥラクラーク扮する女優キャサリンブリッジスと出会った。堅物教師と女優、性格も正反対のふたりが意外にもポンペイで再会し麗しいひとときを過ごした。ポンペイ遺跡の素晴らしさも良く分かったよ。
生徒が牢獄だと言う学校にチップス先生の奥さんとして女優が現れたらみんなびっくりだね。しかし思わぬ顛末が。幸せな時をかみしめて、昔の映画は趣深くていいね。なかなかの感動作だったよ。
ぺチュラ・クラークの活気ある歌唱が魅力
「グッバイガール」「愛と喝采の日々」「ニジンスキー」のバレエダンサー出身の映画監督ハーバート・ロス作品。デビュー作でミュージカル映画を熟す多彩な才能の持ち主。ピーター・オトゥールがチップス先生を演じる意外性と夫人役ぺチュラ・クラークの活気ある歌唱。覇気のない生徒たちのコーラスに、一人意気高らかに調子を取り熱唱する場面がいい。”Fill the World With love” が人生を鼓舞する生き生きとした曲で、何度聴いても元気が出る。
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