劇場公開日:1994年4月16日
解説
1970年代のロンドンで起きた実在の冤罪事件「ギルフォード・フォー事件」を基に、無実の罪で投獄された父子の戦いと絆を描いた人間ドラマ。「マイ・レフトフット」の監督ジム・シェリダンと主演ダニエル・デイ=ルイスが再タッグを組み、1994年・第44回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞した。1974年、北アイルランド。定職にも就かず遊んでいる青年ジェリー・コンロンは、IRAを挑発したために彼らから目をつけられてしまう。父ジュゼッペはほとぼりが冷めるまで、ジェリーをロンドンへ行かせることに。やがて、ロンドンから約50キロ離れたギルフォードで爆破テロ事件が発生。久々にアイルランドに帰ったジェリーは、爆破テロをIRAの犯行と考える警察に容疑者として逮捕され、父ジュゼッペも連行されてしまう。ジェリーは厳しい尋問の末に白紙の供述書に署名し、父子は同じ刑務所に投獄される。共演に「ユージュアル・サスペクツ」のピート・ポスルスウェイト、「ハワーズ・エンド」のエマ・トンプソン。
1993年製作/133分/イギリス・アメリカ合作
原題または英題:In the Name of the Father
配給:UIP
劇場公開日:1994年4月16日
スタッフ・キャスト
- 監督
- ジム・シェリダン
- 製作
- ジム・シェリダン
- 製作総指揮
- ガブリエル・バーン
- 原作
- ジェリー・コンロン
- 脚本
- テリー・ジョージ
- ジム・シェリダン
- 撮影
- ピーター・ビジウ
- 美術
- キャロライン・エイミス
- 衣装
- ジョーン・バーギン
- 編集
- ジェリー・ハンブリング
- 音楽
- トレバー・ジョーンズ
受賞歴
第66回 アカデミー賞(1994年)
ノミネート
作品賞 | |
---|---|
監督賞 | ジム・シェリダン |
主演男優賞 | ダニエル・デイ=ルイス |
助演男優賞 | ピート・ポスルスウェイト |
助演女優賞 | エマ・トンプソン |
脚色賞 | テリー・ジョージ ジム・シェリダン |
編集賞 | ジェリー・ハンブリング |
第44回 ベルリン国際映画祭(1994年)
受賞
金熊賞 | ジム・シェリダン |
---|
第51回 ゴールデングローブ賞(1994年)
ノミネート
最優秀作品賞(ドラマ) | |
---|---|
最優秀主演男優賞(ドラマ) | ダニエル・デイ=ルイス |
最優秀助演女優賞 | エマ・トンプソン |
最優秀主題歌賞 |