劇場公開日 1954年3月12日

「第2次大戦中に作られた愛情溢れる名作ダンボ」ダンボ(1941) John🕺Koyaさんの映画レビュー(感想・評価)

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5.0第2次大戦中に作られた愛情溢れる名作ダンボ

2019年8月12日
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泣ける

悲しい

萌える

解説をする前に好きポイントをまとめる。
1、世界初の喋らない主人公。
2、仲間外れから生まれる絆と行動力。
3、アニメーションの技術と音楽。そして愛情溢れた物語。

この作品は1941年に制作され、短時間低予算で作られたのにもかかわらず当時世界大戦中なのにヒットした。

作品を観ればヒットの理由は明らかになると思うが、私はこの作品がディズニー作品で1番好きだ。

ダンボは耳が大きいことで他の動物から嫌われてしまう。非常に残酷だ。しかし母親のジャンボはダンボを心から愛し、2人の間の愛情はより強まる。そして何よりダンボが可愛い。
ダンボを嫌うシーンは見ている側を辛くさせるものだがこの作品はそれと同時に可愛さを感じるアニメの魔法がかけられている。
赤ん坊のダンボにとっていじめられても何も感じないし辛くはない。ジャンボといる時が幸せでそれを感じられればそれで良いのだ。

しかし、そんなダンボに悲劇が訪れる。
ダンボがサーカスでのお披露目式で耳が大きいことで人間にバカにされてしまう。
ダンボはもちろん笑われても理解せずにその状況を楽しんでいた。しかしあまりにも酷いイジメから母親のジャンボは怒ってしまい、ダンボを守るために暴れてしまう。そしてジャンボは凶暴な象としてダンボから隔離されてしまうのだ。

ダンボは孤独になった。周りの動物も助けようとせず彼は涙を流すことしか出来ない。まだ赤ん坊なのに…。

そんな中1匹のネズミがダンボの前に現れる。ティモシーだ。
そして赤ん坊のダンボを可愛そうだと感じたティモンはダンボに母親とまた一緒に生活できるように協力しようと手を差し伸べてくれたのだ。

子供の頃は何も考えないで観ていたがこのシーンも大好きなポイントの一つだ。
それはネズミも同じく仲間外れにされている動物だということ。
ダンボもティモシーもお互い孤独同士だ。そんな孤独同士が手を取り合って行動を起こしていく。凄い素敵な内容だと感じない?

そしてティモシーは隔離されているジャンボの所へダンボを案内する。このダンボの1番の名シーンだ。

ダンボはジャンボに会えることで元気を取り戻して向かって行った。ティモシーがジャンボにダンボが来たことを伝える。ジャンボは喜び動き出した。しかしジャンボは手錠をかけられていてダンボの顔を見ることも叶わない。
そこで牢の柵から自分の鼻を伸ばす。
ダンボは幸せそうにジャンボの鼻に抱っこをする感覚で飛びついた。そして喜びと幸せから徐々に悲しさが現れて涙が流れる。そのバックミュージックでベイビーマインが流れる。
夜寝静まった他の動物の家族たちは母親と子供とくっついて一緒に眠っている。
そんな中、鼻と鼻とでコミニュケーションしているダンボとジャンボ。
面会は長時間することが出来ない。
ダンボが去るギリギリまで母親と鼻と繋がっている。
そしてその鼻が離れた時のダンボの表情はなんとも言えない…。

このシーンには魅力が詰まり過ぎているのだがやはり1番凄いのはアニメーションの技術と演出だろう。
細かな表情、気持ちをアニメーションだけで我々に伝えている。そして喜びと幸せから悲しみに変わる場面や、他の動物が幸せそうに眠っているシーンを映すことでより泣けてしまう。。。
最高に素晴らしい作品だ。

さてこの後ダンボとティモシーはどうやったてジャンボを救出するのか。それは自分の目で見て確かめて欲しい。

アニメーションのレベルがとにかく高く、お酒に酔っ払ったピンクのゾウのシーンは当時だからこそ作れたと思うがとても不思議な世界観を表現していて挑戦的な作品でもあるからそこら辺も是非注目していただきたい。

もうダンボ大好きだぁぁぁぁぁぁ!!!!!!

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John🕺Koya
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