「娯楽と警鐘、この映画には永遠に残るものがある」タワーリング・インフェルノ 星組さんの映画レビュー(感想・評価)
娯楽と警鐘、この映画には永遠に残るものがある
今から50年ほど前の1975年公開
豪華客船の転覆映画のヒットを受け
作った高層ビル火災の映画。
キャストは書ききれないほど豪華で、ポール・ニューマンとスティーブ・マックイーンはW主役。ただしクレジットはマックイーンが下、という事で話題になった。知的な建築士役のポール・ニューマンと、対照的な消防士のチーフ役のスティーブ・マックイーン。物語的に対立するのではなく、人間的に相手のことを理解し協力する立場なのが気持ちいい。
ほか個々が主役を張れる俳優陣
しっかり観れば退屈さはなく
火災によるパニックだけではなく
それぞれの立場による人間模様
その辺もしっかりと描かれている。
映画「慕情」の2人が出ているのが何ともいい。
ジョン・ウエインの息子も消防士役で出演している。
音楽はSW直前の売れる前のジョン・ウィリアムズ。
最後に建築士に向かって云う消防士のセリフ
「……」これが渋さ満点で、永遠の言葉である。
娯楽であり、警鐘、
エンタメ映画の代表作
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