「古くて長い作品だが面白かった リアリティが凄まじく映画ではなく実際...」タワーリング・インフェルノ 高い坂さんの映画レビュー(感想・評価)
古くて長い作品だが面白かった リアリティが凄まじく映画ではなく実際...
古くて長い作品だが面白かった
リアリティが凄まじく映画ではなく実際の映像なのではないかと思うほど
合成は使っていれどCGは全く使っていなく、火や爆破はまじでやってる
多少しょっぱくても本物には敵わない
役者たちの演技、カメラワーク、演出、構図、構成、展開
どこをとっても追求されたかのような作品
冒頭2、30分は退屈だったがそこからは緊張と緩和の連続
役者たちは本当に熱そうで危なくて手に汗握ってしまう
ストーリー的にも実際ありそうな話でリアリティが増す
コスト削減で安全性を損なう 目の前の利益やメンツが大事で客を危険にさらす
技術者の提言も権力でねじ伏せる
働いたことがあれば似たような経験をしたことあるであろう
時代や国が違ってもそこは同じなのだと
消防隊長の冷静で素早く的確な判断
設計士の行動力
二人が登場するシーンはもちろん
なんとか助けようと動く人たちのかっこよさは輝いて見える
ただ、リアリティがすごすぎるが故に落下や焼死してしまうシーンはスプラッタ要素などはないが精神的にきてしまう
そういうところではオーバーな表現や演技をしないのもこの映画ならでは
出てくる機器等は時代を感じたがそれ以外全く時代を感じさせない素晴らしい作品だった
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