「炎の中で繰り広げられる圧巻のドラマ!」タワーリング・インフェルノ しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
炎の中で繰り広げられる圧巻のドラマ!
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DVDで鑑賞(字幕)。
直近の映画だと、「スカイスクレイパー」しかり。
直近の小説だと、五十嵐貴久「炎の塔」しかり。
今日まで多くのリスペクトを集め続ける名画です。
ビルの中層階で発生した火災で、落成パーティーの参加者たちが取り残される事態に。スティーブ・マックィーン演じる消防士とポール・ニューマン演じるビルの設計士が、前代未聞の非常事態に知恵と勇気を武器に敢然と立ち向かいました。
極限状況で繰り広げられる人間ドラマが圧巻。上流階級や政治家など、様々な人間模様が入り乱れました。これぞパニック映画の醍醐味。スペクタクル描写も大事ですが、人間ドラマの無いパニック映画はパニック映画じゃないと言い切りたい。
小事が大事へと発展していく冒頭の展開はいろいろと身に摘まされました。「まぁ、これくらいどうってことないだろ」と云う油断と楽観が取り返しのつかない事態へと発展していくのは世の常。高校生の頃に初めて本作を鑑賞しましたが、仕事をしている今になって観返すと余計にそれを実感しました。なんでもなぁなぁでやっちゃあダメ。教訓になりました。
[以降の鑑賞記録]
2024/03/10:Blu-ray(吹替)
※修正(2023/07/14)
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瀬戸口仁さんのコメント
2024年12月20日
フォロー&いくつもの作品に共感いただき、有難うございます。
(この場を借りて一言お礼申し上げたかっただけで、重ねてのコメントはしませんし、ご返答のお気遣いが無くても構いません)
本作に関しては、しゅうへいさんが書かれた通り、「小事が大事へと発展していく」恐ろしさをまざまざと見せつけた傑作だと思います。
拙い文章ばかりのレビューで恐縮ですが、今後もよろしくお願いします。