「誰にもあなたを傷付けさせない」太陽の帝国 こころさんの映画レビュー(感想・評価)
誰にもあなたを傷付けさせない
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J.G.バラードの自伝的小説を元に映画化。
外交特権に守られていた上海の英国租界( 当時、数千人の英国人か住んでいたらしい。)に在る邸宅で、両親と何不自由なく暮らしていた少年ジェイミー( クリスチャン・ベール )は、日本軍の侵攻から逃れようと避難を始めた英国人達の人波の中で、愛する両親と生き別れてしまう。
心が折れそうになる中、アメリカ人のベイシー( ジョン・マルコヴィッチ )と知り合う。
あどけないクリスチャン・ベールの伸びやかな演技が素晴らしい。( 映画「 アメリカン・ハッスル 」ではお腹の緩んだ詐欺師役を熱演。)
ジェイミーが逞しく生き抜く姿から目が離せなかった。敢えて『 トモダチ 』という日本語を使って話す姿が切ない。
スピルバーグ監督は生き生きとした子供の姿を捉えるのが巧い。
伊武雅刀さんもご出演されており驚きました。
- 零戦
- 生き残れば勝ちだ!
NHK-BSを録画にて鑑賞 (字幕)
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