「ドロンの出世作は、破滅の美学。」太陽がいっぱい kazzさんの映画レビュー(感想・評価)
ドロンの出世作は、破滅の美学。
古今東西、数いる美男子の中でもやはり筆頭に挙げられるのはアラン・ドロンでしょう。
若き日のアラン・ドロンは、ジェームズ・ディーンやリヴァー・フェニックスを連想させる、鋭く儚げな美形。
だが、ドロンは彼らと違って夭逝することなく伝説となった。
本作は、ドロンの美しさだけでなく、地中海の風景、ファッション、それら全てを巧みに切り取ったクレマンの映像美が見所。
ニーノ・ロータの音楽も寂しげでありながら、サスペンスフルに作品を盛り上げる。
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LaLaさんのコメント
2024年9月11日
kazzさん
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ありがとうございました。
今はイケメン・・(#^.^#)
以前は、二枚目と
表現されていましたものね
ドロンさん
88歳になられていたようですね。
タイトルの出世作は
破滅の美学 なるほどです(´▽`)
NOBUさんのコメント
2022年1月27日
今晩は。
”破滅の美学”
私、嗜好として、好きなんですよね。
日本文学で言えば、赤江瀑の一連の作品群のような、煌びやかで、けれど滅びを明滅とさせる展開。
私の両親は、”悪い事をすると、因果応報があるよ・・”と言う意味合いで、今作を幼き私に鑑賞させたのでしょうが、親の心子知らずで、”悪い事をすると、因果応報がある”ことに惹かれてしまうNOBUでした。では。
返信不要です。