「地中海の抜けるような青い空は、まさに「太陽がいっぱい」で本作品の魅力の一つですね。」太陽がいっぱい 矢萩久登さんの映画レビュー(感想・評価)
地中海の抜けるような青い空は、まさに「太陽がいっぱい」で本作品の魅力の一つですね。
Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下さんにて2024年8月に逝去したアラン・ドロン氏の生誕日にあたる11月8日から『太陽がいっぱい 4Kレストア版』『若者のすべて 4Kレストア完全版』『冒険者たち』の3作品を追悼上映中。本日は久々に『太陽がいっぱい』を鑑賞。
『太陽がいっぱい』(1960)
監督は『禁じられた遊び』(1952)のルネ・クレマン、音楽はニーノ・ロータの大ヒット曲、アラン・ドロンを世界的大スターに押し上げた言わずもがなの代表作ですね。
ストーリーはピカレスクロマンのサスペンスですが、久々に見直してみると、トム・リプリー(演:アラン・ドロン)が一方的な悪者、サイコキラーでもなく、富豪のフィリップ(演:モーリス・ロネ)に追い詰められていく様が描かれ共感を覚えるキャラクターでしたね。
本作品でのアラン・ドロンはまごうことなき絶世の美男子、ヒロインのマリー・ラフォレもチャーミングで、ずっと飽きずに見ていられますね。
ロケ地イタリアの地中海の抜けるような青い空は、まさに「太陽がいっぱい」で本作品の魅力の一つですね。
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LaLaさんのコメント
2024年12月8日
矢萩久登さん
初めまして
私の拙い映画レビュー
フォローくださりありがとうございました。
私もフォローさせてくださいね。
さて、この作品も懐かしく
若かりしアラン・ドロン氏の名作ですね。
ラストの衝撃もせつなかったです。
映画音楽も素晴らしくて
リメイク作品もありましたが
オリジナルの良さは違いますね。