「主人公が全然スマートじゃなくて面白かった。」続・荒野の用心棒 ツネミさんの映画レビュー(感想・評価)
主人公が全然スマートじゃなくて面白かった。
・主人公のセリフがお前らはメダカの集まりか?とかキザで恰好をつけまくっているのに、機関銃の入った棺桶を引いてたり、盗んできた金を棺桶を詰めるために気づかれないように運ぶ姿とかが全然スマートじゃなくてとても大変そうで面白かった。
・アメリカ軍?がわかりやすくするためだと思うけど、赤いスカーフで統一している姿が何だか間抜けに見えた。顔から被ってる奴とか見えてんのか?と。
・最初、鞭で打たれたりしてたマリアは一体どういう立ち位置だったのかがよくわからなかった。
・機関銃を隠してたのが面白かった。
・突っ込むことではないと思うけど、舞台がアメリカでイタリア語でも構わないんだけども、発音の癖が凄い時があるせいか違和感があった。
・売春宿としている所が物凄く間取りが広くて何故こんな町にこんな立派な建物があるんだろうと思った。
・金を持ち逃げしてすぐ底なし沼に落としたのを急いで取りに行くもダメで追ってきていたメキシコ人にロープで拾い上げられて泥棒にはこうだ!っていう処刑が手を砕くっていう恐ろしい罰を与えられる所に驚いた。そこまで追い込んだらもうどうしようもないじゃないかと思った。(手を粉砕したメキシコ人が地獄で会おうぜ!っていうセリフが何か印象に残った。)その後、すぐにアメリカ軍?に全員射殺されたけどバレバレの隠れ方が面白かった。(でも誰も気づいてなかった。)その後のアメリカ軍の少佐が主人公を追い込んだ際に、5人くらいいてどうやって倒すのかなぁって思ったら結構離れたところで手が使えない中、リボルバーを連射して倒したのが無理あるなぁって思いつつも妙な説得力を画面から感じて、あの主人公ならできるか。と思わせられたのが良かった。
・機関銃を買える状況で何故、政府が持ってないのかが若干不思議だった。
・90分の映画とは思えないボリュームで見ごたえがあった。