劇場公開日 1993年4月29日

「不快なシーンが目白押しのBromance」セント・オブ・ウーマン 夢の香り 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5不快なシーンが目白押しのBromance

2023年10月29日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

単純

U-NEXTで観ました。

本作は1992年に制作され、ゴールデングローブ賞を受賞した名作だそうですが、現代の目線でみると盲目の中佐役でアカデミー賞を受賞した、アル・パチーノの暴言、セクハラ、パワハラ、奇行が余りにも際立っていて、彼の良い面が霞んでしまい、とてもじゃないですが、共感できませんでした。

ただ感謝祭の際、チャーリーを侮辱された時の激昂や、クライマックスのチャーリーを称えるシーンは心を動かされました。

ただ本作は150分超の長編で、蛇足が余りに過ぎます。
正直言って中盤はスキップしてしまってもいいと思います(苦笑)

ラストシーンはド定番。何番煎じだよと思いました。
名作名作言われていても実際に観るとガッカリする事もあります。本作は正にそれです。

蜷川吝塀