「不快なシーンが目白押しのBromance」セント・オブ・ウーマン 夢の香り 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
不快なシーンが目白押しのBromance
U-NEXTで観ました。
本作は1992年に制作され、ゴールデングローブ賞を受賞した名作だそうですが、現代の目線でみると盲目の中佐役でアカデミー賞を受賞した、アル・パチーノの暴言、セクハラ、パワハラ、奇行が余りにも際立っていて、彼の良い面が霞んでしまい、とてもじゃないですが、共感できませんでした。
ただ感謝祭の際、チャーリーを侮辱された時の激昂や、クライマックスのチャーリーを称えるシーンは心を動かされました。
ただ本作は150分超の長編で、蛇足が余りに過ぎます。
正直言って中盤はスキップしてしまってもいいと思います(苦笑)
ラストシーンはド定番。何番煎じだよと思いました。
名作名作言われていても実際に観るとガッカリする事もあります。本作は正にそれです。
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