「変な人!」セント・オブ・ウーマン 夢の香り odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
変な人!
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「馬には乗ってみよ人には添うてみよ」という格言があるがまったく人は付き合ってみなくてはわかりませんね。ストーリーは全く違いますが「最強の二人」や「グッド・ウィル・ハンティング」に似たティストがしました。暴君とはかくあらんやというべき破天荒な主人公に振り回される好青年、耐えて耐えて最後に素晴らしいプレゼントという心憎いプロットでした。アルパシーノの迫真の演技、タンゴのシーンとかフェラーリ―での暴走とか挙げたらきりがないくらい見どころはありますがラストの講堂のシーンが締めとして絶妙ですね。確かに女性の香水や石鹸のブランドを言い当てる奇妙な特技が何回も出てきますが”Scent of a Woman”(女の香り)・夢の香りとはテーマをはぐらかすようなタイトル、真意が量りかねます。重たいような軽いような時に人生訓のような教育的側面もみせて、凝りに凝ったキャラクターづくりにまんまと嵌められました、変な人!。
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