戦争のはらわたのレビュー・感想・評価
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随分前に観てるのだけど、そうか、英語しゃべるドイツ軍の映画だったか...
随分前に観てるのだけど、そうか、英語しゃべるドイツ軍の映画だったか、と。にしてもやっぱり面白いものは面白い訳で、戦車も戦闘シーンも大迫力と圧倒的美意識は今のどの戦争映画にも負けはしない。いや勝ち負けではないけど、今の若い人が観たら、戦争映画がヒューマン用途ではなく、アクション用途であった事実はわからないだろうな。
そしてラストの切れ味の良さ。終わり方で涙が出てきた
デジタルリマスターか だが 残念ながら スクリーンが小さく 音はリ...
デジタルリマスターか だが 残念ながら スクリーンが小さく 音はリマスターされてないのか 音響が今一つなのか… 隣の若者が 全く笑うところでないのに 度々鼻で笑うのが、気になってしまった。 自称サム ペキンパー
しびれた
70年代に男の弱さをここまで冷静に描いていたとは。戦場の孤独、家柄の重圧、同性愛の秘密、戦地への望郷、名誉への欲、命令への盲目。様々な立場の弱さが折り重なる。
印象深いのは、ブラント大佐が敗戦後のドイツを立て直す人材が必要だとキーゼルを逃す場面。負けを確信しながらも未来へ繋ぐ意志が心を打つ。
それにしてもソ連兵は大量に突撃してくるなと思ったが、実際ソ連兵の犠牲者の方が数倍多いようだ。
鉄十字章
やはり、劇場で見ると迫力が違う。素晴らしい作品となると尚更だ。激しい銃撃戦になると隣りに座っていたご婦人がビクビク身体を震わせていて、「4DXはこんな感じか」などと思いを馳せ変に楽しめた。優れた映画が時間を超えて永遠性を有すものだ。
よかった
とっくに見た気がしていたが、初めてだった。ストーリーがあんまり面白くなかった。ちょいちょいBL場面があった。
ジェームズ・コヴァーンの顔がほれぼれするほどかっこいい。
思ったほど興奮しなくて、もっと興奮したかった。
戦争の恐怖
銃撃シーンで血がプシュプシュ出る時と出ない時がある。橋を渡るところでの緊迫感は見事。その後のソ連の女の場面は男の性欲、男が女を前にして脳が停止してる様子が描かれていて笑える。風呂に入っている女性の乳が大きく容姿も端麗でよい。戦時において人は正常な判断ができなくなる。死と隣り合わせであるから敵、味方の区別もつかない。その様子がまじまじと描かれていて途中だれるところがあったが戦争の恐怖を思い知らされた一本であった。超名作を劇場で観ることができ本当によかった。85点。
言葉で言い表せない!
何度も観ようと思って観ていなかったけど、はじめてが劇場でよかった。とにかく目が離せない、油断できない、まるで自分が戦場にいるかのような緊迫感。乾いた銃声が絶えず響き渡るのが生々しさを感じさせる。戦争映画が苦手な自分でも飽きずに観れました、是非劇場で!
公開ってマジか?劇場で?マジマジマジ…?
いつだったかな、テレビの洋画劇場でみてものすごく衝撃をうけた。
軽くトラウマになっている
最後が凄惨すぎてさ。すごい映画みちゃったよと
いまでも戦争映画ベストを聞かれたら五本の指にはいる。
やっぱしコバーンがカッコいいけど小隊の連中みんないい。
あと、憎まれ役の大佐だっけ?やたらと勲章にこだわる男。昔はただ嫌いだったが、なんか哀れとも感じるようになった。
ペキンパー監督といえばハードボイルドアクションで有名だが、この映画から静かに伝わってくる戦争のやりきれなさ
反戦の怒りみたいなものが全体から感じ取れてやっぱり傑作だぜえ
しかし、公開かあ。劇場公開だとしても東京とかの一部だろなあ。どうしよ、ぶっちゃけスクリーンでみてはみたい。ぶっちゃけなくてもみてみたい
チンコ噛みちぎられてもシュタイナー
シュタイナーみんなが頼ってるかっこいい人って頭に叩き込んどくと観やすいのかな…なんの話かよくわかんなかった。
ワイルドバンチと確かに雰囲気似てるけど西部劇の設定の方が銃撃戦やるなら見やすいのかも。日本の戦争考えるとあんなに弾を無駄遣いする余裕あんのかよと思う。
戦車のせり上がり
いやぁ、すさまじいね、これ。何発撃ってんだ、これ、ってぐらい撃ちまくります。そして戦車の進撃。怪獣みたいに全てをなぎ倒して進みます。塹壕からせり上がる戦車の美しさったら驚きです。
ただちょっとカット割りが激しすぎたかな、という気もします。ジリジリと戦車が迫ってくるシーンとかがあっても、別の呼吸で戦闘の興奮が高まったような気もします。
ディマーケイション!
戦争映画では珍しいドイツ軍が主役。
当時の戦争映画では敵役一辺倒だった敗戦国のドイツ側から描くあたりに、滅びの美学にこだわるサム・ペキンパー監督らしさが見えますね。
貴族出身で鉄十字章を貰う事しか頭に無いシュトランスキー大尉と、勲章などただの鉄クズと言いきる叩き上げの軍人シュタイナー伍長の対立から、 名誉欲に憑かれたシュトランスキーの愚かさを徹底的に描くことで、反ナチ=反戦が浮かび上がってきます。
シュトランスキーが撤退命令を伝えなかったために、戦地に置き去りにされたシュタイナー小隊は自力で戻ろうとするが...そして予想を超える、男の誇りを試すようなラストもペキンパーならではと言えるでしょう。
大尉のくせに銃の再装填をできないシュトランスキーを延々と高笑いする、シュタイナー演じるジェームズ・コバーン。ここに戦争のバカバカしさを感じました。
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