戦争のはらわたのレビュー・感想・評価

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戦争のはらわた

劇場公開日 2017年8月26日
23件中、1~20件目を表示 映画レビューを書く

昔も今も変わらぬ衝撃・・・戦争の狂気を渾身の映像で描き出す怪作

サム・ペキンパーにとって初の戦争映画。まさに彼にしか成しえない火薬の量で、冒頭から爆破に次ぐ爆破。最初は地響きや小刻みな編集を体全体に感じながら映画的なカタストロフィを味わっていたとしても、それらは徐々に限度を超えた異様さ、そして恐怖となって観客の心をじわじわと締め付けていく。徐々に近づいてくる砲撃は死神が扉を叩く音のよう。ここは地獄だ。しかばねばかり。そして出口がない。

そんな中、ジェームズ・コバーン演じる老兵はどんな状況でも冷静沈着。部下の信頼も厚い。かといって皆を救う英雄ではない。ナチス・ドイツ側の視点で戦場を描くという異色ぶりもさることながら、ペキンパーはもちろん正義や悪を超えた論点で、精神的、肉体的に追い詰められていく「戦場の普遍」を紡いでいるのが特徴的だ。上官にさえ毅然と物申すコバーンの姿は、ある意味、ペキンパーが手がけてきた「最後の西部劇」を地でいく存在なのかもしれない。

ぐうたら
ぐうたらさん / 2017年8月28日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  悲しい 怖い
  • 鑑賞方法:映画館
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名誉

名誉欲が欲しい人間の代わりに、沢山の人が殺され傷つく不条理。何もできない人間が何をぬかしやがる。戦争の本質は下っ端が全てを投げ出して、上が全てを吸い上げる。ただそれだけだ。

ミカ
ミカさん / 2019年4月7日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  怖い
  • 鑑賞方法:映画館
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ドイツ映画ということを知らないと混乱するかも

ドイツ軍とソ連軍の戦争を描いた作品という事前情報を知らずに観たので、最初かなり混乱した。(主演はジェームズ・コバーンだし英語で話してるし)

全体的にガチャガチャしてて、劇中で起こっている状況や人間関係が上手く掴めず、ウィキペディアであらすじを読んでやっと内容を理解した。

戦闘シーンの迫力は凄まじいし、ストーリー的にも戦争映画史に残る一本だと思う。

青空ぷらす
青空ぷらすさん / 2019年3月26日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:DVD/BD
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男達の生きざまに胸を打たれる堂々たる名作カルト

第2次大戦下で苦戦するドイツ軍。シュトランスキー大尉は黒十字章を獲得する野望に燃えて激戦のロシア戦線に自ら志願して着任。そこには百戦錬磨の小隊を率いるシュタイナー伍長がいた。名誉欲に駆られるシュトランスキーに対してシュタイナーは上官に対しても物怖じせず部下からの信頼も厚い叩き上げ。二人は事あるごとに対立するがシュタイナーが重傷を負って戦線を離脱、そしてある戦闘をきっかけにシュトランスキーは策略を講じるが・・・。

戦争カルト映画と呼ばれるだけあって能天気な童謡をバックに凄惨な戦場が映し出されるオープニングは確かに強烈にシュールですが、そこで油断しているとすぐにジェームズ・コバーンが演じるシュタイナーのカッコよさにすぐにボディブローを食らいます。そもそもドイツ軍の苦戦を描いていること自体が当時でも相当異色だったと思いますが、ドイツ軍≒ナチというような単純構図を排して、様々な思想を持つ者たちがそれぞれの正義と名誉に命を懸けていることをこれでもかとエモーショナルに描写、もう15分経ったくらいから泣けて泣けてしょうがないし、シュタイナーが怒りを爆発させるクライマックスでは魂が震えます。

こんな名作を知らずによくもまあ生きてきたなと恥ずかしくなりましたが、それこそ星の数の映画がこの名作の影響下にあることが手に取るように解りました。『機動戦士ガンダム』も正にそれですし、そう考えると真の名作とはそれを観ていない人間にすら深い感銘を与えるものなのだと知りました。ちなみにこれデジタルリマスター版なので塵ひとつ映り込まない流麗な映像が圧倒的に美しかったです。

よね
よねさん / 2019年3月10日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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独特の編集、リズム

ズーム、編集、スローモーションと独特のリズムでとてもいいです。

うまく言えませんが、まともな人じゃこんな作品撮れないよ!っていう狂気みたいなものを感じます。
ラストもすごくいいですね。

久しぶりにペキンパー作品見ましたが、やっぱり好きです。

凪
さん / 2018年8月31日 / PCから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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ドイツ人目線

第二次世界大戦におけるドイツ軍人を生身の血の通った人間として描いている映画はあまり観たことがなくそこは新鮮。
ドイツの「ちょうちょ♪」がなんとも物悲しい...蝶の歌じゃなかったんだね。

肉ネ~ム
肉ネ~ムさん / 2018年5月21日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:TV地上波
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続きが見たい

上映してくれて感謝する。

スタイナーとストランスキー、ドンパチ後も生き残っていそうだが、続きが見たい気がする。

途中の婦人部隊とのアレコレが切ないというべきか、トラウマになるというべきか・・・

T-34への肉弾攻撃が爽快。昨今の戦争映画の陰惨さはなく、冒険活劇的な描写。
最新のブルーレイの購入を強く勧める。廉価版はゴミ箱に放り込んでよし。

kita-kitune
kita-kituneさん / 2018年1月2日 / PCから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  泣ける 萌える
  • 鑑賞方法:映画館
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鉄十字章だけが欲しい貴族 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:75点|演出:75点|ビジュアル:80点|音楽:60点 )

 自分が軍人としてどんな活躍をするのかは脇に置いて鉄十字章が欲しくてたまらない名誉欲だけの貴族軍人シュトランスキー大尉と、現場で叩き上げのシュタイナー曹長との対立を軸に物語は進む。だが当初はその物語にあまり興味を惹かれなかった。
 自分たちの小隊を銃撃して部下を殺したトリービックは殺したのに、それを命じたシュトランスキー大尉は殺さずそれどころか一緒に戦う。最初はこの物語の展開がよくわからなかったので調べてみた。要は臆病で戦場に立とうとしないのに勲章を欲しがるも無理だと悟って安全な場所に転属しようとするシュトランスキー大尉を、無理矢理戦場に引っ張り出してみたら彼は銃の扱い方すら知らなかったという落ちらしい。それならば展開は納得できる。
 でもシュトランスキーがシュタイナーを撃っていた可能性もあるし戦場でシュタイナーが先に死ぬ可能性もある。結果的には目論見どうりになったとしても、決断した時点ではどうなるかわからないしあまり賛成が出来ない判断だった。

 それよりも戦場の描き方が良かった。小隊の部下がソ連の帽子を被っていたりしてどちらが友軍か分り辛いが、激しい戦いと簡単に死んでいく兵士とその死体などは、ペキンパーらしい迫力と残酷さが出ていた。シュタイナーはそんな戦場でただ黙々と軍人として自分の責務を果たしていく。
 映像は実際はT34/85はまだ登場していなかったりF4Uがソ連上空を飛んだりして史実に合わない部分もある。だが大枠では美術・衣装も再現性が良かったし、兵器も本物が使われていて作り物感が少なかった。

Cape God
Cape Godさん / 2017年10月22日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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ご都合主義があまりない戦争映画

評判が良かったので視聴をしてみました。
感想としては近年の戦争映画みたいな主人公を英雄的な扱いをしてカタルシスを得るようなタイプの映画ではありませんでした。どちらかというと戦争という大きな渦では一人の人間だとたいして影響を及ぼせないという当たり前の話なんですが、そこを描いた映画のような気がします。
また、全てを語っているわけではないので所々でこのシーンはどのような意図があって撮っているかなど観ながら考えさせられるものでした。しかし、一回で全てを理解できたわけではないので最初の段階で視聴した評価は星3.5としています。

まったり紳士
まったり紳士さん / 2017年9月29日 / PCから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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やめときゃよかった…

ベストにあげる方もいる映画だけど、映画ってやっぱりその時の状況が評価に大きく影響するものであって、今観ても素晴らしい、とは思えなかった。
特に昨年の『この世界の片隅に』と先日の『ダンケルク』の後をうけての戦争映画は厳しいよね…
評価できません…

ぱんちょ
ぱんちょさん / 2017年9月13日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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随分前に観てるのだけど、そうか、英語しゃべるドイツ軍の映画だったか...

随分前に観てるのだけど、そうか、英語しゃべるドイツ軍の映画だったか、と。にしてもやっぱり面白いものは面白い訳で、戦車も戦闘シーンも大迫力と圧倒的美意識は今のどの戦争映画にも負けはしない。いや勝ち負けではないけど、今の若い人が観たら、戦争映画がヒューマン用途ではなく、アクション用途であった事実はわからないだろうな。
そしてラストの切れ味の良さ。終わり方で涙が出てきた

ONI
ONIさん / 2017年9月7日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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デジタルリマスターか だが 残念ながら スクリーンが小さく 音はリ...

デジタルリマスターか だが 残念ながら スクリーンが小さく 音はリマスターされてないのか 音響が今一つなのか…  隣の若者が 全く笑うところでないのに 度々鼻で笑うのが、気になってしまった。 自称サム ペキンパー

U-TA
U-TAさん / 2017年9月4日 / Androidアプリから投稿
  • 評価: 3.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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しびれた

70年代に男の弱さをここまで冷静に描いていたとは。戦場の孤独、家柄の重圧、同性愛の秘密、戦地への望郷、名誉への欲、命令への盲目。様々な立場の弱さが折り重なる。

印象深いのは、ブラント大佐が敗戦後のドイツを立て直す人材が必要だとキーゼルを逃す場面。負けを確信しながらも未来へ繋ぐ意志が心を打つ。

それにしてもソ連兵は大量に突撃してくるなと思ったが、実際ソ連兵の犠牲者の方が数倍多いようだ。

hyvaayota26
hyvaayota26さん / 2017年9月3日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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鉄十字章

やはり、劇場で見ると迫力が違う。素晴らしい作品となると尚更だ。激しい銃撃戦になると隣りに座っていたご婦人がビクビク身体を震わせていて、「4DXはこんな感じか」などと思いを馳せ変に楽しめた。優れた映画が時間を超えて永遠性を有すものだ。

shanti
shantiさん / 2017年9月1日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 5.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:映画館
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ドイツ軍の視点から物語を描く映画が珍しいです

ドイツ軍の視点から物語を描く映画が珍しいです

ryokokoro
ryokokoroさん / 2017年8月31日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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よかった ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

 とっくに見た気がしていたが、初めてだった。ストーリーがあんまり面白くなかった。ちょいちょいBL場面があった。

 ジェームズ・コヴァーンの顔がほれぼれするほどかっこいい。

 思ったほど興奮しなくて、もっと興奮したかった。

古泉智浩
古泉智浩さん / 2017年8月29日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 3.5
  • 印象:  興奮
  • 鑑賞方法:映画館
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戦争の恐怖 ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

銃撃シーンで血がプシュプシュ出る時と出ない時がある。橋を渡るところでの緊迫感は見事。その後のソ連の女の場面は男の性欲、男が女を前にして脳が停止してる様子が描かれていて笑える。風呂に入っている女性の乳が大きく容姿も端麗でよい。戦時において人は正常な判断ができなくなる。死と隣り合わせであるから敵、味方の区別もつかない。その様子がまじまじと描かれていて途中だれるところがあったが戦争の恐怖を思い知らされた一本であった。超名作を劇場で観ることができ本当によかった。85点。

くすり
くすりさん / 2017年8月29日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.0
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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言葉で言い表せない!

何度も観ようと思って観ていなかったけど、はじめてが劇場でよかった。とにかく目が離せない、油断できない、まるで自分が戦場にいるかのような緊迫感。乾いた銃声が絶えず響き渡るのが生々しさを感じさせる。戦争映画が苦手な自分でも飽きずに観れました、是非劇場で!

なお
なおさん / 2017年8月27日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  -
  • 鑑賞方法:-
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公開ってマジか?劇場で?マジマジマジ…?

いつだったかな、テレビの洋画劇場でみてものすごく衝撃をうけた。
軽くトラウマになっている
最後が凄惨すぎてさ。すごい映画みちゃったよと
いまでも戦争映画ベストを聞かれたら五本の指にはいる。

やっぱしコバーンがカッコいいけど小隊の連中みんないい。
あと、憎まれ役の大佐だっけ?やたらと勲章にこだわる男。昔はただ嫌いだったが、なんか哀れとも感じるようになった。

ペキンパー監督といえばハードボイルドアクションで有名だが、この映画から静かに伝わってくる戦争のやりきれなさ
反戦の怒りみたいなものが全体から感じ取れてやっぱり傑作だぜえ

しかし、公開かあ。劇場公開だとしても東京とかの一部だろなあ。どうしよ、ぶっちゃけスクリーンでみてはみたい。ぶっちゃけなくてもみてみたい

守銭奴
守銭奴さん / 2017年8月25日 / フィーチャーフォンから投稿
  • 評価: 4.5
  • 印象:  泣ける 悲しい 興奮
  • 鑑賞方法:-
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チンコ噛みちぎられてもシュタイナー ネタバレ

※本文にネタバレがあります。 [ ▼クリックして本文を読む ]

シュタイナーみんなが頼ってるかっこいい人って頭に叩き込んどくと観やすいのかな…なんの話かよくわかんなかった。
ワイルドバンチと確かに雰囲気似てるけど西部劇の設定の方が銃撃戦やるなら見やすいのかも。日本の戦争考えるとあんなに弾を無駄遣いする余裕あんのかよと思う。

スベスベマンジュウガニ
スベスベマンジュウガニさん / 2015年11月11日 / iPhoneアプリから投稿
  • 評価: 2.5
  • 印象:  難しい
  • 鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
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