「帽子を掛けようとしたら、そこにはマネーペニーの派手な帽子が・・・」007/美しき獲物たち kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
帽子を掛けようとしたら、そこにはマネーペニーの派手な帽子が・・・
スノボがまだ流行ってない頃の雪原シーン。やっぱりロジャー・ムーアは南国よりもウィンタースポーツがよく似合うのかも。といったアバンタイトル。そこでは003の遺体からマイクロチップを取り出していた。
ゾリン産業という新進の巨大会社。核爆発にも耐えるというチップを開発するが、その実像はえげつないもの。元KGBとも囁かれていた、クリストファー・ウォーケン演ずるマックス・ゾリンのサイコぶりも徐々に剥がされていくのですが、後半になるにつれ怖い表情になっていくのが名優の証。競走馬のドーピングなんかは可愛いもんだった・・・
パリからサンフランシスコへ。市役所の火災からの脱出、消防車チェイス、鉱山での乱闘など、息つく暇もないくらいたたみかけてくる大がかりなアクション。シリコンバレーを壊滅させるってのはこういうことか!と驚いてしまう。巨大地震の陰謀論者なんてのもこの映画を参考にしてるのかも。
シリーズで度々見かけるKGBのゴゴール将軍だとか、顔見知りのようだったポーラ・イワノバ(フィオナ・フラートン)といったキャラもいい。ポーラはいったい何のために登場したのか・・・ちょっと間抜けな色仕掛けスパイなのか?ボンドガール以外では強烈な印象を残してくれるグレース・ジョーンズがいい。一度ボンドとはベッドインしてるのに、翌日からは常に殺そうとしているが、最後にはちょっと泣けてくるキャラだ。
オープニングで「おじいちゃーん」と聞こえたような気がしたけど、何て言ってるのかな?それと、劇中にはダブルクエイクやらダブルなんとかという言葉がやたら使われてた。
ああ!
007シリーズのVOD無料配信くるまで鑑賞マラソンをストップしていたら抜かれてしまったぁ(笑)
いつのまにか、きていたのですね。
このあとはkossyさんのスピードには敵わないと思いますが、順次レビュー上げていきますね。
冒頭のロシア語、やりました、やりましたw
息子と一緒に、似たような音に聞こえる日本語のフレーズをアテレコして遊びましたw
「今、dokoitta!って言ったよねw」みたいな感じで(笑)