女王陛下の007のレビュー・感想・評価
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名作です
007シリーズの中でも大好きな作品です。
ボンド役がショーン・コネリーからジョージ・レーゼンビーへとバトンタッチ。
彼がジェームズ・ボンドらしいとは言えませんし、ひ弱そうでインパクトも弱いですが、彼が演じた唯一の作品は、007シリーズの誇りと言っても過言ではないというぐらいの名作に仕上がっています。
アクションもなかなか現実味があって(もちろん現実味の無いド派手なアクションも好きですが)良かったですね。スキーアクションが好きなので、飽きずに楽しめました。
ボンドが最も愛したボンドガールを演じたのは、ダイアナ・リグ。彼女がとってもキュート。幸せそうな二人の描写がとにかく美しいんです。
あと、マネーペニー好きの私にとってこの作品は堪らないです。彼女とボンドの固い信頼関係、彼女のボンドに対する想いが伺えて素晴らしいです。なんて素敵なんでしょう、マネーペニー…!
ラストのボンドの一言では涙が止まりませんでした。絶対に最後まで観るべきです。
何回観ても感動できる作品です。
六作目 異色の作り
総合65点 ( ストーリー:65点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:70点|音楽:75点 )
ジョージ・レーゼンビーと聞いてもぴんとこないが、コネリーが一度もうボンドやらないと言った後に役を引き継いだ役者と言われれば、そういえば名前は覚えていないけどそんなボンドもいたなあという程度。その場限りでは終わらない深刻な恋愛が盛り上がってしまうし、まるで冬季五輪007編でも観ているのかというような冬の競技種目が目白押しだし、いつものような特殊な武器も車も登場しないしで、何かといつもとは違う異色作になっている。
しかも最後は定番の明るい終わり方ではなく、怒りと悲しみが正面に出た終わり方がこの作品には深刻すぎて後味が悪すぎたのか、この一作だけでレーゼンビーのボンドは終わってしまった。近年のダニエル・クレイグの007作品の深刻路線は評価しているけれど、特に冬季五輪が好きではない自分にはこの作品の競技の連続と最後の深刻さはそれほど好きではない。
007の中でも結構好きな作品
On Her Majesty's Secret Service
007シリーズ
第6作目
今回ジェームズ・ボンド役を勤めるのは
モデル出身のジョージ・レーゼンビー。
まず、細過ぎですね。
アクションはいいんですがレーゼンビーの考えや自己陶酔が激しくてむかつきます。
そこはさておき、
内容は
異色作であるものの、なかなか良かったです。
娯楽路線から現実味のある路線に変えたのはなかなか評価できます。
これといって秘密兵器(まずQが全然でない)が出ないというのもいいですね。
Mとの衝突からのマニーペニーのフォローで思わずニヤリ。
やっぱりMI6の面々はイイ関係ですね。
ちなみに
結婚式のシーンで涙するマニーペニーに、微笑みかけながら帽子を投げるシーンがお気に入りです。
アクションはリアルな肉弾戦になりました。
スキーチェイスやボブスレー上でのブロフェルドとの格闘。迫力満点です。
肉体一つでピンチを切り抜けていくボンドに再度惚れました。
やっぱりこういう硬派なボンドもかっこいいですね。
また、悲劇的なラストがイイ…。
ジョージ・レーゼンビーは嫌いですが、作品自体は大変よくできていたと思うので
4.0とさせていただきます。
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