劇場公開日 2023年9月22日

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女王陛下の007のレビュー・感想・評価

全45件中、21~40件目を表示

5.02代目新生ボンドと編集出身の監督が放つキレの良い活劇と程良いスリルの果てにビターな結末で締める007の異色作

2021年12月30日
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鑑賞方法:DVD/BD

作戦中に浜辺で出逢ったマフィアのボスの娘でもあるテレサと取引で結婚したボンドが、いつしか本当に惹かれて始めてゆき、宿敵ブロフェルドを倒してあとに結婚をするが、新婚旅行で悲劇が起きる。

ハマり役だったショーン・コネリーのボンドから本作のみになった2代目ジェームズ・ボンドのジョージ・レイゼンビーにバトンタッチした6作目で1969年に公開された作品だが、当時の映画批評などでは、凡作に近い評価が多くて興業成績も落ちていた事からしばらくは、黒歴史にされていた作品だが、公開前後に生まれた世代の映画監督などに影響を与えて近年再評価されている印象。

80年代前半くらいまでは、007の新作が公開されるタイミングで、007の映画をメインにしたテレビの特番がゴールデンタイムに放送されて、過去作品のアクションや歴代ボンドガールや秘密兵器の見せ場をダイジェストで観られる事もあり007の映画を全編観てはいないが、見せ場は大体知っている状態だった。

今ならネタバレと大騒ぎになるかもですが、昔の観客はそれに慣れていた。

過去作の名場面集でも何故か本作が取り上げられる場面は少なめだったのが、子供心に疑問だったが、本作のスキーアクション場面の残酷描写が強烈で若干トラウマになったのもありテレビで放映されて見ない状態だった。

様々な映画に興味を持った頃の自分も初見は、レンタルビデオを観たクチだが、想像以上に良い作品で、当時酷評した批評家の見る目の無さに呆れた次第。
その後に更にいくつかの文献などを読んで何となく分かったが、レイゼンビーのボンドの硬さと原作に忠実なストーリーが地味に映り低評価に繋がったのではと思っている。
確かにコネリーと比較するとレイゼンビーは、スタイルや動きは良いが、艶が無くも雰囲気も軽めに見えて正直部が悪いのは分かるが、見るタイミングで正直気にならない。

物語のシナリオもコネリーのボンドに当てはめて過去作品を観ている印象だと、センチメンタルな感じで、多くの女性たちを、ある種の冷徹さで扱ってきたコネリーボンドには違和感がでるかも。

本作が監督デビューになる編集出身のピーター・ハントは、リアル寄りだがキレのあるダイナミックなアクションを随所に配置して、目を見張る場面も多く、特に個人的にトラウマになった残酷描写のあるスキーアクションは、その後の007シリーズにも引き継がれている見せ場である。
ただ、格闘アクション場面での部分的な早回しの多用や雪崩の特撮合成シーンなどは、今の目で見るとイマイチかも。

ルイ・アームストロングが担当した主題歌『愛はすべてを超えては』は名曲だが、暗示的なラブソングで、単体で聴くと007の曲に思えず劇中の前半に流れるだけだが、映画をラストまで観るとこれ以上にないくらいにハマっており、以前流通していた『女王陛下の007』のLDソフト版だとエンドクレジットが終わった後の暗転場面に単体で主題歌「愛はすべてを越えて」が流れてラストの余韻を深めていたのを思い出す。
版権の関係かDVDソフト版に無かったけど・・

主題歌の曲調の関係でゴールデンフィンガーから定番になったオープニングクレジットでの主題歌では無くジョン・バリーが手掛けた『女王陛下の007』のテーマの出来映えも素晴らしくて緩急あるアップテンポな曲調で作品にもマッチしている。

撮影のマイケル・リードは、それまで低予算が殆どのハマー映画を手掛けてきたが、初の大作で抜擢されて数々のロケ撮影を見事こなして、やや乾いた色調で艷やかさには欠けるが、逆に当時のアメリカニューシネマ調な側面を醸し出して作品にはマッチしていると思う。

本作をリスペクトしているクリストファー・ノーランは、『インセプション』で本作の雪上アクションを踏襲しているが、当時ノーラン作品の特徴でアクションの見映えイマイチなので元より単調で劣化したモノになっていたのには驚いたが、逆に本作の仕上がりの良さを立証している。ノーランは『テネット』でアクション音痴を克服したけど。

悲劇ヒロインでもあるテレサ役のダイアナ・リグは、当時イギリスのテレビシリーズの『おしゃれ㊙︎探偵』で人妻だが、イギリス諜報機関の工作員でもある?主人公エマ・ピエール役でイギリスでは人気があったらしい。
日本では殆ど再放送されない番組で、未見だが雑誌に載っていた解説によると、ミニスカ着用の人妻工作員が、敵を空手キックでボコるところが見所らしい(マジ?)ある種の癖のある人には堪らない作品らしい。
ダイアナ・リグの最後の出演作品でもある『ラストナイト・イン・ソーホ』のエドガー・ライト監督も多分再放送などで本作の観ていたはずで、年代的にも内容的にも彼女を起用しているのは意図的だと思う。
ちなみに先代のエマ役のオナー・ブラックマンも『007ゴールドフィンガー』でボンドガールになっていたり、もう一人主人公でエマに命令を出す上司のパトリック・マクニーも『007美しき獲物たち』に楽屋落ち的ネタをロジャー・ムーアと交わしながら出演しているのが面白い。(確かムーアがマクニーに「あんたは人使いが荒い」と言ったと記憶してます)

個人的に007のベストでもありとても好きな作品で、最新作でダニエル・グレイクのボンド引退作でもある『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で強力にリスペクトされているが嬉しい。

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ミラーズ

2.5タイトルなし(ネタバレ)

2021年10月28日
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toitoitoi

5.0シークレットサービスは誰のもの

2021年10月12日
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鑑賞方法:VOD

「No Time to Die」とのつながりを確かめたく鑑賞、
するも、噂の「インセプション」つながりを目にしたり、
「カリオストロの城」のあのシーンの出典はここでは、と思う場面に出くわしたり。
驚きの連続だった。
時系列に各作品を見ていたら、どちらが元ネタなのか一目瞭然だが、
知らず上記三作を見て勘違いしていた自分が間抜けに思えてくる。
当然だが、同時に作り手が過去作を探求、リスペクトしていることに胸アツだろう。
それほど愛された名作であることは間違いないし、
今、撮ったらどうなるだろう。
撮ってみたい、と思わせる斬新さがあることもうなずける大胆な設定やサスペンス、ロケーションが登場する作品だった。

最初、タイトルの意味がよく分からなかったのだが、
結末まで見るとダブルオーの所有者は(上司でありパートナー?)
「女王陛下」以外にいない、ということなのか。
「No Time to Die」の結末も、もうひとつのそんな結末ということか。

幾つかの全く異なる作品につながる「ハブ」的存在の本作は、
単体でも素直に面白く、派生とつながりを含めて観てもとても興味深い作品と感じている。

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N.river

3.5ラストシーンがとにかく秀逸

2021年9月11日
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鑑賞方法:VOD

犯罪組織スペクターの首領を追い続けるボンドはアルプスにある研究所の存在にたどり着き…。
シリーズ6作目。2代目ボンドの唯一の作品でペラペラ計画を喋る黒幕や無駄に長尺で落ちていく敵兵士など今見るとシュールな要素が多いが、ラストシーンはとにかく秀逸で泣けます。

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いと

4.5食わず嫌いでした。ごめんなさい

2021年5月15日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

楽しい

興奮

え!いいじゃん?
いいじゃん、これ?
今まで、コネリーでもムーアでもないという理由で未視聴でした。
反省です。ジョージ・レーゼンビーにごめんなさい。

世間の評判はアテにならないね。レーゼンビー、いいじゃないですか!
コネリーのボンドをものすご〜く研究していると思う。遠目だと、歩き方や立ち居振る舞いは「コネリーだよ」と言われたら信じちゃうかもです。
ムーアは丸っきり違うけどね。
レーゼンビー、本当によく頑張ったんだろうなぁ・・・。

初っ端から助けた女性に逃げられるボンド。
「前の奴にはこんな事は起こらない」(笑)とボヤくも好感度UP。

シェイク・マティーニ、コルシカ・ブランデー。その道、一流の男達が互いに認め合うさりげないトピック。
こういうシーンって本当に好き♪

アメ車は趣味じゃないけど、クーガー良いですね♪トレーシーによく似合ってる。(クロスオーバーSUVのクーガじゃないよ)
フォードにおけるマーキュリーってのはトヨタにおけるレクサスみたいなものと思えばいいのでしょうかね?
無事に結婚生活が訪れたなら、トレイシーがXR-7、ジェームスがGTってのも仲良くて良さそうですね♪

大空、海中、極東ときまして、今回の見せ場は氷雪です。
スイス、シルトホルン山頂からの大滑降。当然、スキーもオリンピッククラスの007。
そうか、キングスマン2の回転ゴンドラは本作へのオマージュだったのか。
ヒラリー卿やってるときは、オイスター・クロノグラフだぁ!いわゆるプレデイトナってヤツですね。今、世界に幾つくらい残ってるんでしょうね。
紋章院というのは流石、英国ですねー。いずれ、じっくり調べてみようと思いました。

コロンビア大卒、ペンタゴン勤務経験のある頭脳明晰なテリー・サバラス!
事件系作品はお手のもの。
コジャックの前にブロフェルド演ってたんだぁ!
まったく、テリー・サバラスとユル・ブリンナーのおかげで幼少のみぎりから、男性の美醜に頭髪の有無は問わない性格に育ちましたよ(笑)

ドラコ・パパも格好良かったなぁ!
ボンドの義父を張るには、これっくらい胆力ある男でなくちゃいけません(笑)
婿殿の要望にお応えし、「ウイルスだから」と慎重論の大国達を尻目に、人数と機材揃えて、スイス越境して、悪の研究所に殴り込みかけるなんざ、並のパパさんには出来ませんね。娘の幸せも考えてるし、普段は甘いけどやるべき時には毅然と対処するし。

結婚式のシーンは、先の展開が読めるだけに心が痛かったです。ブントが逃げているから当然の帰結ではありますが。
「見たくない。幸せになって欲しい!」と強く願いました。無理な願いでしたが。

公開当時、不人気というのは「ボンド=コネリー」という認識の浸透が強すぎた為じゃないですかねぇ。最初からアウェーの空気だったのでしょうね。
不遇な一作です。
個人的にショーン・コネリーは大好きなのですが、それでも、これまでの007シリーズでは本作が1番好きかもしれません。
プロデューサー、ハリー・サルツマンは原作忠実派。なるほど!うん、自分の好みは完全にこちらの路線です。
今回はQの台詞で締め括りたいと思います。
「キミを見直したよ!」

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pipi

4.5今のとこシリーズではこれがいっちゃん好き。

2021年5月14日
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悲しい

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興奮

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闇カツジ

3.5【6作目】女王陛下の007

2020年9月30日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

単純

興奮

最初で最後のジョージ・レーゼンビーが主演。
ショーン・コネリー程の色気は出せなかったが、
個人的には決して悪くなかった。

宿敵ブロフェルドの研究所の場所は、
細かく突っ込みは入れないとして(笑)
お約束の潜入や時間制限ミッション、
チェイスのハラハラさせるシーンも多く、
後半はしっかり畳み掛けるストーリーも良い。
ブロフェルドの企みもスケール大きく楽しく、
雪山ならではのブロフェルドとの戦いは必見。

クリストファー・ノーラン監督が、
【インセプション】でオマージュしたシーンも、
一目瞭然で分かりやすく楽しめる。
雪山での圧巻シーンだけでなく、
ラスト30分のあまりの急展開に本当に驚いた。

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アル

3.0番外編

2020年9月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

不評につき、一作で降ろされたジョージ・レーゼンビーの007、プロポーズされ結婚するボンドガールが先日亡くなったダイアナ・リグ、宿敵ブロフェルドがテリー・サバラス。
挿入歌はルイ・アームストロングの名曲「愛はすべてを越えて」。

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いやよセブン

3.5We have all the time in the world. 唯一無二のレーゼンビー・ボンド!

2020年9月13日
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アキ爺

3.5ボンド結婚!(007⑥)

2020年9月6日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

泣ける

興奮

シリーズ6作目。ジョージ・レーゼンビーが2代目ボンドを演じる最初で最後の作品。

あまりにも軽かったショーン・コネリー版ボンドとは違い、普通にスパイ活動をしている印象。でも、ちゃんと色んな女に手を出している(^_^;)
ただ、やっぱしショーン・コネリーと比べると、印象が薄い。何作もボンドを演じていれば、また違ってきたのかも知れないけど…

内容は、アクション満載で見応えあり(^^)b
スイスが舞台なので、ウインタースポーツを使ってのチェイスシーンが多い。

注目は、山頂の研究所の美女たち。
クオリティの高い美女だらけで…出来ればあそこに住みたい(^_^;)

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n.yamada

4.0泣ける007、見て良かった

2020年8月28日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

いやあ、なめてました。ジョージ・レゼンビー。だって一本でショーン・コネリーに戻っちゃうんだから面白くないのかと思うじゃん。それが全くいい誤算だった。ムービープラスの007特集がなかったら、これを全部見ようと決めなかったら見ることがなかったかもしれない。25本のうち24本目に見たんだけど、いろいろな意味で他のシリーズと違うところがある、らしいけどらしくない007、見て良かった。あまり同じ映画を二度見ることはないんだけど、いつかまた見るような気がする一本だった。

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またぞう

3.0ジョージ・レーゼンビー

2020年8月22日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 珍しく、世界を股にかけてない。ほぼスイスの雪山が中心となり、ブロフェルドの“ウイルス計画”を知ったボンド。テリー・サバラス演ずる、このブロフェルドの悪党ぶりが強烈な印象だった。

 カーリングやボブスレーも登場するが、ほとんどがスキーアクション。不評だったというが、雪山アクションが後々に受け継がれていくことや、テレサとの恋も記憶に残りそう。あきらかにボンド・ガールといったイメージではない。

 ウィルスによる動物全滅計画によって国連までも脅迫しようとするブロフェルド。女性たちを催眠術で操り、バラ撒こうという発想もえげつない。終盤のヘリコプターとスイス軍がやりとりもしているが、大丈夫なのかとハラハラしてしまったけど、下手するとウィルスが拡散しないか?とまで緊張・・・

 やっぱり最後がちょっと悲しい。これが『ユア・アイズ・オンリー』に繋がるんだという感慨深さも。

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kossy

4.0隠れた名作の007

2020年6月24日
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近大

3.0よ!二代目!

2020年3月10日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

2020年3月9日

#女王陛下の007 鑑賞

最初この #ジェームズ・ボンド はなりすましの偽物だと思ってたが2代目ボンドだった。言われてみればジェームズ・ボンドらしい顔立ち

途中までダラダラしていたのに、雪山でのスキー、雪崩、ボブスレーは見応えあり

最後は詰め込み過ぎのエンディング😭

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とし

3.5007vol6 2代目ボンド、ジョージ・レーゼンビー主演を吹替鑑賞...

2019年8月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

007vol6 2代目ボンド、ジョージ・レーゼンビー主演を吹替鑑賞。唯一の出演作でその後の出演を自ら蹴ったらしい。なんともったいない。

後の時代のような壮絶CGアクションではない合成アクションだが、殴り合いシーン・スキー等実写シーンは迫力満点。
悪役テリー・サヴァラスがいい。悪の施設が積極的美女だらけなのが笑える、夢の施設である。
今回はなんとボンドが結婚、その瞬間終局が見えてしまうのがやや難点。
なかなか面白かったぞ、2代目ほんともったいない。

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はむひろみ

5.0ブサイク?イケメン?とにかく格好いい映画

2019年4月3日
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ジョージはブサイクなんだかイケメンなんだかわからんが、格好いいね。音楽最高。

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Ryuichi Sekiya

4.0迷走し出したら原点回帰する見本

2019年1月27日
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鑑賞方法:DVD/BD

シリーズも第6作
前作迄にやりつくし感があり、特に前作は迷走感が露になっている
そろそろ潮時とショーン・コネリーが降板
主役変更の大問題が発生
膨大なオーディションをしても決まらない
結局CM俳優の無名の新人ジョージ・レーゼンビーが選らばれている

確かにボンドには見える
しかしやはり小粒感はある
どうしてもコネリーならこういう身のこなしをするんだがと彼の姿に重ねて見てしまう

敵の首領ブローフェルドもテリー・サバラスに変更
最初は戸惑ったが、アクションをこなす戦う首領となれば彼に交代するしかない
大物感はある
しかし上流階層の雰囲気はないのが難点

監督もまたもや変更
結局ドクターノウやゴールドフィンガーで編集をしていたピーター・R・ハントがやり易いと選ばれる

内容は原点にもどり、大袈裟なセットとかのこけおどしはなし、原作に忠実なスパイアクションものに戻る

今回はQの秘密兵器は無し
ギミックに頼らず、ドラマとアクションで勝負だとう方針が見てとれる

主題歌は今回はバリーのインストもの
やはりインパクトは薄い
劇中挿入歌で超大物ルイ・アームストロングの歌が入るが、さして盛り上がりのある曲でもない

舞台はゴールドフィンガーの撮影時に目をつけていたスイス
これもまた欧米人の憧れのリゾート地です

過去作はカリブ海とかアドリア海とか南の海が多かったので、今度は雪山で目先を変えています

公開の1969年の前年は白い恋人たちで有名な冬季オリンピックがフランスグルノーブルで行われており大変な盛り上がりがあったのにも目をつけたのでしよう

従ってスキーはもちろん終盤のハイライトのボブスレー、はてはカーリングまで持ち出してサービス満点

スキーシーン、ボブスレーのシーンは素晴らしいスリルのある見事な撮影で驚かされます

雪崩のシーンは本当に雪崩を起こして撮影したそうでものすごい迫力

スキーリゾートの年越しのお祭りもしっかり取り入れておりこれも楽しいシーン

シリーズの中では異色だけれども、大変に面白い出来映えです
興行成績も良い結果を出した

けれども、このままでは次回作は厳しい
てこ入れは必須だとの予感は漂っています
これが問題のアンハッピーエンドで締めくくった動機だとおもいます

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あき240

3.5異色の名作!2代目ボンドの007

2018年6月24日
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鑑賞方法:DVD/BD

泣ける

興奮

知的

ジョージ・レイゼンビーの初演技にしては、なかなか作品に溶け込めたアクションでした。唯一の2代目ボンドだからこそ、本当の結婚も見どころです。(前作では、敵をあざむくための偽装夫婦。)
敵のブロフェルドもなかなかしぶとい。007が続くかぎり、彼との戦いもまだまだ終わらないでしょう。また、ラストで花嫁を撃ったのは正確にはイルマですが、彼女もまた、ブロフェルドに利用されていただけと思えば、少しは観る側の怒りもおさまるでしょう。

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余波来

2.56作目はさながら冬季五輪

2018年6月14日
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・一度きりのジョージ・レーセンビーのボンド
・リフトのケーブルでのアクション、スキーで逃走、ボブスレーの追いかけっこが面白い
・今回ボンドガールと本当に結婚したり、またそれにマネーペニーが涙したりと特別感があった
・その花嫁が撃たれて終わるラストのシニカルさも嫌いじゃない

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mimiccu

3.5前回から一変

2018年2月13日
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前回から一変非常に面白かったです。映像もダイナミックアクションも派手ドラマも濃厚だし、何より恋愛要素がロマンチック。
レーゼンビーがこの一本だけなのが残念です。

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ハワイアン映画道の弟子
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