「後の基本」女王陛下の007 sironabeさんの映画レビュー(感想・評価)
後の基本
プロフェルドを追うジェームズ・ボンドは、トレーシーと知り合う。彼女の父は犯罪組織の男ドラコで、ボンドは彼からプロフェルドの情報を得る。その秘密基地に潜入したボンドは、生物兵器の計画を阻止すべく。
歴代ボンド役で、1回だけの出演だったジョージ・レーゼンビー。残念ながら他の俳優より印象が少なく、今作はシリーズでも目立った存在ではありませんでした。最近は見直されたのか、評価が高くなっているようです。スキーに、雪上レース、ボブスレーと後半のアクションシーンは盛り上がります。そして幸せの時間が長いのが、悲劇の予感。後の作品の基本のうような面白さでした。ただ気の利いたセリフが、ダメダメだったのが残念。
ジョージ・レーゼンビーは、長身を生かしたアクションも良かった。テリー・サバラスが懐かしい。ルイ・アームストロングの「愛はすべてを越えて」が良い曲です。邦題がちょっと意味不明。
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