「ボンドが愛を捧げた女」女王陛下の007 しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
ボンドが愛を捧げた女
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ジェームズ・ボンド・シリーズ第6作。
Amazon Prime Videoで鑑賞(吹替)。
原作は未読です。
ジョージ・レーゼンビーのボンドはショーン・コネリーに比べてダンディーさに欠ける印象でしたが、アクションシーンの拳の力強さはとても良く、惚れ惚れしました。
ボンドは職業柄、その男性的魅力でもってたくさんの美女に愛を囁いて来ましたが、ここまで一途にひとりの女を愛し、結婚まで考えると云う展開はかなり意外でした。
そう云えば「ノー・タイム・トゥ・ダイ」でオマージュされていたなと思ったのも束の間、こんなに悲惨な結末を迎えるとは1ミリも想像しておらず、呆然唖然。
ラブ・ストーリー要素を強調した作風は近年再評価されているとのこと。愛を貫くボンドの姿は確かに斬新で、本作が隠れた名作と言われている所以が理解出来ました。
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