「We have all the time in the world. 唯一無二のレーゼンビー・ボンド!」女王陛下の007 アキ爺さんの映画レビュー(感想・評価)
We have all the time in the world. 唯一無二のレーゼンビー・ボンド!
2020年公開のボンド25作目に向けて見直し007。2代目ジョージ・レーゼンビーの初登場にして最後の作品「女王陛下の007」です。タイトルから女王陛下が絡んたストーリーかと勝手に思ってたのですが、全く女王陛下関係なかったんですね。何故このタイトル?
2代目レーゼンビー・ボンドはピッチリした七三が気になりますが、なかなかの昭和イケメンって感じです。登場シーンからカッコ良くタバコを吸ってます。時代だなぁ。ってポイ捨てしたぞ!オイ!!出だしから印象悪いです。というか途中モテすぎてて主人公補正入りすぎではなかろうか?っと思ってしまいます。
途中出てくる金庫開ける機械デカッ⁉️っと思ったらコピー機も兼ね備えていました。発想が面白いですね。終盤雪崩のシーンがあるのですが、当時はホントに雪崩起こしてそうっと思ってしまいます。あの頃って色々と力業でやってそう。
最後にボンドが結婚したのもビックリでしたが、直後にトレーシーが眉間を撃たれて死んでしまったのも驚きでした。結婚式から5分も経たずに死んでしまうなんて。最後がなかなか悲劇的な終わり方です。でも、これでムーア・ボンドがお墓参りしてた理由に繋がりました。なるほど、俳優変わっても微妙に繋がっていたんですね。そのわりにムーア・ボンドではトレーシーの復讐みたいなのはなかったような・・・?
くしくも本作を観る前日にトレーシー演じたダイアナ・リグがお亡くなりになりました。他の出演作は全く知らないかと思ってたら、海外ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」でオレナ・タイレルを演じてた方だったんですね。言われて「あ!あのお婆ちゃんか!」っと気が付きました。ご冥福をお祈りいたします。
近大さん、コメントありがとうございます。
007さかのぼりながら観てて、たまたま次観るボンドが本作だったのでスゴい偶然でした。
近大さんも最近観たばかりですよね。映画の中では元気なのに実際は亡くなってると思うと、ちょっと切ないです。