007 ドクター・ノオのレビュー・感想・評価
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ショーン・コネリーが格好良くてビックリ…!!
午後ロードで吹替版鑑賞。 007シリーズはこれまでなんとな~く観たことはあったけど、ちゃんと観たのは初めて。ショーン・コネリー版も初めてかな…。 スパイものは難しくて苦手だけど、午後ロードで20作品放送するということで…この機会にちゃんと観てみようと決意して… まずショーン・コネリーのカッコ良さにびっくり!! ショーン・コネリーといえば、私はインディ・ジョーンズのパパ役のイメージが強いので…。 こんなにスタイリッシュでカッコいいとは!ジェームズボンドのイメージにぴったりで一気に惹きつけられました。 ストーリーはやっぱりちょっと難しかったけど、ボンドガールはセクシーで、他にも綺麗な女性がたくさん出てきて駆け引きしたり…お馴染みの音楽♪も随所で流れてきてとても楽しめました。シリーズ制覇したくなりました。
21世紀の目で本作を見ると凄いものが見えてくる
遥か昔に観たきりで何十年ぶりに再観賞してみて、いろいろと衝撃が走った作品だ 60年近い前の作品でありながもいささかもふるびておらずいまだに現代感が失われていない 冒頭のジェームスボンドのテーマが景気良く流れるだけでテンションがあがる 映画の原形としてはヒッチコックの北北西に進路をとれで これに習ったスタイルだが、本作がスパイアクションもののジャンルを切り開いたと言って良い そして21世紀の目で本作を見ると凄いものが見えてくるので驚いてしまった 昔はただ単に有名な古いスパイアクションとしか見ていなかったし、見る力も知識も無かった 設定も荒唐無稽なもの、派手ならそれで良いのだろう そう思っていた だが改めて見るとどうだ 敵はスペクターという犯罪組織だが、今風に言えば国際テロ組織ではないか そして本作の敵は中国人 ドクターノウの造形は今世界を騒がせている中国ナンバーワンのハイテク企業のCEOを思わせる カナダで逮捕された女性CFOは本作の女工作員に似ているのだ 米国の宇宙支配への挑戦、核鉱石採掘、 その拠点はカリブ海の秘密基地 制作は1962年 公開直後にキューバ危機が起こり、2年後には中国初の核実験があり、期せずして時節ネタぽくなったばかりか、その何十年後には西側でも東側でもない国際テロ組織によって数千人もの人間が米国の中心で映画以上の手段で無惨に殺されているのだ そして公開から半世紀以上たった現代 本作の設定は冗談の様に現実化しつつあるのだ 中国の宇宙の軍事利用は米国に宇宙軍を発足させるほど そして全地球的な様々な戦略要地に拠点を構え初めており米国と中国の覇権闘争が始まっている 中国がこともあろうかカリブ海にも拠点を設けたとのニュースもあったのは最近のことだ ドクターノウの秘密基地の兵士は犯罪集団にもテロ集団にも見えない 中国人民解放軍の兵士が駐屯しているかの様に描かれているのだ まるで予言のようだ そして最大の衝撃は秘密基地の原子炉施設の描写だ 敵に捕まったときに、まず放射能の除染シーンからはじまるのだ 汚染された衣服を捨て、高圧シャワーを浴び何シーベルトまで低下とかのやり取りを丁寧に見せるではないか ボンドが大きなパイプを這って進むシーンで、温水が恐ろしい勢いで流れてくる あれは原子炉の冷却水だ あのパイプは原子炉に付帯する冷却水の循環パイプだったのだ 一体どれだけ被曝しているのかそら恐ろしいシーンだ そして終盤の秘密基地の爆発だ ボンドが原子炉の制御棒を危険レベル以上に引き抜いて爆発させていたのだ メルトダウンを起こし水素爆発したのかも知れない だから秘密基地の人間は必死に逃げたのだ これはもちろんフクシマの予言だ このシーンはフクシマを経験した日本人にとって誰にも衝撃的なシーンであろう それをするのか!と思わず身を乗り出して止めたくなる カリブ海の広い範囲が深刻な核災害に晒されているはずなのだ 当然、当時の不正確な科学知識、稚拙な科学考証の単なるスパイアクション映画に過ぎない そんな恐ろしいことは忘れよう ただの娯楽映画だ しかしもう、ああー面白かった!だけで終わらない映画になってしまったのかも知れない 酒でも飲んで忘れよう ドライマティーニを、ノットステアで つまりシェイクでフレーク状の氷をシェイクした空気でふんわりしたシャデーにしてある ジンではなくウォッカベース 銘柄はスミノフだそうだから 何処のバーでも飲める様だ ドンペリの55年物はとても無理 売っている酒屋があれば20万円はするかも 夜のお店で頼めば軽く100万円はしそう さすがのボンドも割るのは勿体なくてできなかった 最後にドクターノウの部屋から出るとき、階段の横に飾ってある肖像画を見て思わず足を止めるシーン 昔は意味がわからなかった あれはゴヤのウェリントン公爵の肖像という絵画 本作製作の前年、ロンドンのナショナルギャラリーという大美術館にあったものが盗難に遭い当時の大ニュースだった、とのこと それでここにあったのか!と驚いたシーンだったわけだ ようやく謎が解けた
ボンドガール第一号、ウルスラ・アンドレス
初めて観た007ではありませんが、(初は第19作目)小5のとき、007シリーズにハマって、第一作のビデオをレンタルを思い切って借りて観ました。数十年経ってから最近BRで観返してみました。改めて観ると、おなじみのテンポやBGMが初々しさならでは、控えめな感じでした。でも、初代ボンドガール・ウルスラアンドレスのビキニにドキッとした少年期、その感動がよみがえった気分でした。でも、初代ボンドガールにして、珍しく(ボンドがジェームズと名乗ったにも関わらず)ジェームズ呼称がなかったのは意外かなw
最近の007見てたら一通りみたくなった
今まで007シリーズはダニエルクレイグの以外は転々としか見たことなかったので見てみることにした。 総評としては普通。今見るとステレオタイプのスパイ映画であってそれ以上でもそれ以下でもない感じ。この後続編が作られシリーズ化されていくとは思えない出来。 思った以上にメインテーマが酷使されてたのは面白かった。
はじまりはじまり
実は007って観たことがなかったんですよ、私。子どもの頃から、常に新作が公開され続けていて、その意味ではずっと身近でしたし、もちろんテーマ曲なんかも、他のどの映画にも負けないぐらい馴染んでいたりするわけですけどね。 なんで観てこなかったかっていうと、やっぱり1作目からちゃんと順番に観たいっていうのがあったのと、それでもあんまりにも長いシリーズなので、その制覇に取り掛かるのに微妙に及び腰だったというかね。同じ理由で私、まだ寅さんとかほとんど観てなかったりするんですよね。 でも今回、BSで初期作をやってくれるということで、ようやく気軽な気持ちで観ることができた次第です。 それで観てみて、なんか嬉しかったなぁ。これが007かぁ、そしてこれがボンドガールかぁ、なんてね。多くの人々が語り続けているジェームズ・ボンドが使用する道具とか、ボンドガールの色気とか、なんかそういう映画を語る上でのマストアイテムを、これで皆さんと共有できる気がして嬉しかったですね。 いやぁ、しかし、ボンドガール、エッチでしたねぇ。私的には、ミス・タローがドキドキしたですね。 作品自体も、こうしたボンドガールのエッチさに引っ張られて、楽しいものに仕上がってましたね。 これからゆっくり、このシリーズを楽しんでいこうと思います。
ドクター・ノオ
007の記念すべき1作目。 本作は、原作の中で人気だったからというよりは、予算等をもろもろ考えた上で、一番映画化しやすいから選ばれたらしい。 色々な部分で楽しめる作品でした。今とは時代のギャップがあったりして、ショーンコネリーの口説き方が直球過ぎたりして、なかなか味わい深い。 私は007に詳しくないのでとやかく言うつもりはないが、スーツや銃へのこだわりが強調されているあたりが魅力的だった。
ジェームズ・ボンドの原点
今では超有名なジェームズ・ボンドの原点といえるこの作品。スパイ映画なのに堅苦しくなく、ド派手なアクションもあって楽しく観られるというのが魅力です。 女好きなスパイというのもユニークですし、毎回ボンドガールが出てくるのもひとつの楽しみですよね。 ボンド役のショーン・コネリーはもちろん、ボンドガールのウルスラ・アンドレスを初めて観た時は衝撃的でした。バービー人形のような人間離れした美しさ、恐るべしです。悪役も個性的で良かったです。 話の内容としては「???」というところがたくさんありますが、第1作目なので話の内容はあまり気にせず、ジェームズ・ボンドの誕生を祝って星4つとさせて頂きます。
久しぶりに観たがいろいろなシーンが記憶に残っていてびっくり。話は単...
久しぶりに観たがいろいろなシーンが記憶に残っていてびっくり。話は単純だがMやQ、マネーペニー、ボンドガールなど今後のお決まりのパターンが楽しい。やっぱりショーン・コネリーは元祖ボンドとして魅力十分だった。
一作目 全てはここから始まる
総合70点 ( ストーリー:70点|キャスト:70点|演出:70点|ビジュアル:65点|音楽:75点 ) ボンドがMI6の本部で秘書に軽くちょっかいを出した後、上司のMと打ち合わせをして、今回使う武器を渡される。調査のために現地に行って危険な美女と戯れた後で、敵の本部に乗り込む。そして最後には一緒に危険を乗り越えた地元の美女と漂流する。有名な主題曲と共に諜報員という職業の役柄とボンドの性格もここで決定され、その後も数十年間続く物語の基本の展開を確立した画期的第一作。 現代からすると映像や美術が質が低かったりもするしたいして派手な活劇でもないけれど、当時としては画期的だし娯楽として今でも楽しめる水準。
ジェームズ・ボンド
ここから007は始まった。ボンド=ショーン・コネリー、これが変わることはない。他の映画と比べれば普通のスパイ映画に見えるが、当時は革新的だった。今にいたるまで、ずっと続く長寿シリーズの一作目!!
音楽で楽しむアクション映画誕生
紳士で優美なショーン・コネリー演じるジェームズや趣深い建造物、美しい女優や神秘的な秘密基地。それに劣らず音楽も素晴らしく上品なオーケストラ音楽である。音楽がここまで重要になる映画があるだろうか。制作費にも語られるようにセットはとても工夫が凝らされていて全く貧乏くさいイメージはなかった。
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