セブン・イヤーズ・イン・チベットのレビュー・感想・評価
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チベットの情勢について深く考えさせられる
最初はブラピ主演というミーハーな理由での鑑賞だったけれど、チベットや中国の情勢、ダライ・ラマの境遇等々、非常に考えさせられた。また物語が進むにつれ、傲慢だったハラーの性格が柔らかくなり、周囲の人間に愛情深くなっていく変化も見ていて面白かった。
幼いダライ・ラマ、親友であるハラーが旅立つだけでも辛いのに、その彼に自身の宝物でもあったオルゴールを持たせるなんて、残された自身は何で心を安めればいいのか。あの笑顔に涙が出た。(ダライ・ラマ役の子、すごすぎる!)
ラスト、息子とはどこの山を登ったことになってるんだろう。子連れとは思えないくらい高い山に思えたけど。
雄大で険しい自然、日本にはない壮大な景色も素晴らしかった。
今のチベットは?
チベットの人たちの温かさや優しさを感じる映画やった。あの政務大臣もチベットを守るためではあったんやよね。兵力に差がありすぎるし、あそこで降伏せな完全にチベット崩壊してたもんね…責められるのはわかるんやけど切ない。
やはり中国は最悪
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第二次大戦中にドイツ人?のブラピが登山家としてヒマラヤへ。
天候不順で諦めて下山したら、戦争開始しててイギリス軍に拘束される。
捕虜生活の後、脱走して現地の人らに紛れてチベットの聖地・ラサへ。
本来外国人は入れないが、そこで受け入れられ長らく滞在する。
しかもダライラマに家庭教師のような形で迎え入れられる。
やがて戦争は終結したが、今度は中国がチベットを占領する。
ブラピはダライラマを逃がそうとするが、断られる。
逆に、まだ会ったことのない息子に会うため国へ戻るよう指示される。
国に戻ったブラピは子供と会って受け入れられ、登山を教える。
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今なお続く、中国とチベットの確執のもととなった実話ベースの話。
ダライラマ役の少年の神々しいばかりの雰囲気に圧倒された。
吹き替えで見たけど、どれだけ演技力があったのか気になる。
しかし中国って最悪やな。っていうか戦争が最悪なんやけど。
そして当時は日本だって似たようなことをやったわけやけど。
ダライ・ラマ
一見難しそうな内容ですが最後まで飽きることなく、解りやすく、そして美しい映像に引き込まれる映画でした。
見終わったあとにチベット、そしてダライ・ラマに興味が沸きました。
チベットへの深い敬意
ブラピが超ワガママ男で、妻の出産から逃れるために山に行くというひどい人でなしぶりが他人事ではなかった。オレも娘とは別々に暮らしているのだが、一目会いさえすれば転地がひっくり返るほど考えが変わるのにとひどく残念な気分を共有した。そんな彼がチベットの人々との触れ合いで心変わりする様子がたいへん自然に描かれていて素晴らしかった。ラストシーンのさりげない子供との触れ合いもとてもよかった。
その分、中国による狼藉行為には本当に腹が立った。こういった映画はどんどん作るべきだ。
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