SET IT OFF セット・イット・オフ

劇場公開日:

解説

銀行強盗を目論んだ黒人女性四人組の姿を描いたブラック・ムービー。監督はビデオ・クリップで活躍した「friday」のゲイリー・グレイで、彼の監督第2作。脚本は原作者のタカシ・バフォードとケイト・ラニアの共同。撮影は「イン・ベッド・ウィズ・マドンナ」のマーク・レソフスキー、音楽は「ホワイトハウスの陰謀」のクリストファー・ヤング。出演は「ナッティ・プロフェッサー クランプ教授の場合」のジェイダ・ピンケット、ラッパーとしても知られる「ジュース」のクイーン・ラティーファ、「バットマン&ロビン Mrフリーズの逆襲」のヴィヴィカ・フォックス、「プラトーン」「ウォール街」などオリヴァー・ストーン作品で知られるジョン・C・マッギンリーほか。

1996年製作/123分/アメリカ
原題または英題:Set It Off
配給:ギャガ・コミュニケーションズ=ビターズ・エンド
劇場公開日:1997年6月14日

ストーリー

銀行員のフランキー(ヴィヴィカ・フォックス)の目前で、銀行強盗を働いた知り合いのダニエルが射殺された。フランキーはダニエルの手引きしたと疑われ銀行を解雇される。ビルの清掃をしている仲良しのストーニー(ジェイダ・ビンケット)、クレオ(クィーン・ラティーファ)、T・T(キンバリー・エリス)に加わったフランキーは、腹いせに銀行強盗を持ちかける。初めは取り合わなかった3人だが、ストーニーの弟スティーヴが銀行強盗の犯人と間違えられて射殺されたり、T・Tの子供の養育問題など、彼女たちに様々な不幸が重なり、銀行襲撃を決意する。最初のロサンゼルス銀行の襲撃が成功し、次いでバルボア銀行を襲う。どうにか逃げ切った4人の手元に29万6千ドルもの大金が転がり込むが、職場の同僚ルーサーに持ち逃げされ、ついに殺人を犯すが、結局29万6千ドルは戻らなかった。罪悪感、焦藻感、様々な想いがよぎる中、彼女たちは最後の銀行襲撃を計画する。ターゲットは連邦銀行だ。だが、ストーニーの弟を誤って射殺したストロード刑事(ジョン・C・マッギンリー)は罪悪感に捕われながらも、彼女らを本命とにらんで追っていた。決行の日。四人は金を奪うのには成功するがそこにストロードがかけつけ、混乱の中、T・Tは撃たれて死んだ。逃亡を続ける3人だが、追い詰められ、クレオは雄々しく立ち向かって銃弾の雨に果てた。ストーニーはフランキーとバスに乗り込んで高飛びする寸前、ストロードに制止され、降伏を拒否してフランキーの眼前で銃殺された。ただひとり金を持って逃れられたフランキーは田舎へ向かい、頭を刈り上げ、生まれ変わって生きのびるのだった。

全文を読む(ネタバレを含む場合あり)

スタッフ・キャスト

全てのスタッフ・キャストを見る

関連ニュース

関連ニュースをもっと読む

映画レビュー

映画レビュー募集中!

この作品にレビューはまだ投稿されていません。
皆さまのレビューをお待ちしています。
みんなに感想を伝えましょう!

レビューを書く