スリー・リバーズのレビュー・感想・評価
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もっと評価されるべき、娯楽色豊かなアクション・スリラーだ。
前回に本作のレビューを書いたときに比べると、名作映画では無いかもしれないが、もっと評価されて良い作品と思う。やっぱり娯楽って、こうじゃなきゃと思わせてくれる魅力を持った作品だ。
とても古典的で、典型的なスリラーだが、幅広い観客を引き付ける力を持っている。ストーリーを自由に組み合わることで、存分に楽しめる娯楽色豊かなエンターテイメント・アクションに仕上げている。
NY、LA、SF、MIAではなく、舞台をピッツバーグした斬新さで、撮影にも見どころがある。ボートを使った水上シーンなど、アクションシーンはもっと評価されるべきだし、ドラマとスリルに満ちている。
映画のテンポも決して悪くないし、現実離れした娯楽に思いっきり振り切った、エキサイティングな映画だと思う。これはとても楽しい映画だし、何度でも楽しんで見れる、優れたアクション・スリラーだ。
面白い!
いろいろと惜しい作品。 犯人、怖さがない。これが決定的。 被害者、...
ヒロインの無理やり感が強すぎます
水上警察に左遷された刑事が、連続殺人犯を追う物語。
ダイ・ハードで人気爆発したブルース・ウィリスが主演するサスペンス。
ブルースありきの作品だけに、彼の魅力がたっぷり。粗野で大雑把で乱暴で・・・でも、権力にこびずに自らの正義を追い求めるキャラクター。この作品でも、そんな彼の魅力が余すところなく描かれています。
サスペンスとしても悪くありません。サイコを連想させる連続殺人、事件と主人公との係り、そしてラスト。上手に練られていて、納得感もあります。
この作品の私的評価が伸び悩んだ理由は、ヒロインの存在でしょうか。「とって付けたような」という形容がぴったりのキャラクター。
主人公が警察組織に嫌われていることも、その理由も知っているのに警察パーティに誘う無神経ぶり。仲を取り持つ等の行動が伴えば納得感もあるのですが、そんな素振りは一切なし。そんな言動を幾つか見せられたら、嫌悪感を強く持ってしまいます。そして、そんな女性と恋仲になってしまう主人公にも共感を持つことが出来なくなりました。
全体として良い出来だったと思うので、少々残念に感じる作品でした。
私的評価は普通にしました。
船の上での格闘~の川での格闘が興奮しました!
シネフィルの吹替で観ました。
川での連続殺人事件を追う刑事がシンプルでしたが犯人がまさかの人に嘘だと思いました。そしてラストのボート~川での格闘シーンが面白かったです!
※今回の吹替は今じゃ観れない村野ver(フジテレビ版).はシリアス感もあってそこにも共感しました!
髪の毛のある
強引すぎる
ハーディーが置かれている状況に自分が立っていたらと思うと、かなり感情をむき出しにしてしまいそうです。。。
気になったのは体の関係、またそれ以上の関係に強引にもっていきすぎだなと思った。
もっと自然な感じのほうがいい気がした。
アイルランド対イタリア
邦題は主人公の父親のボート名でもあります。
開始数分で犯人が分かります…。
陳腐だけど、退屈とまではいかなかったです。
白いタンクトップで動かれると、小振りなダイハードに見えます。
死体役の瞬きや、整形前のParkerの若々しさに注目です。
船による追跡劇が本作品の特徴
総合:65点
ストーリー: 65
キャスト: 65
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 65
犯人の追跡劇は車で船でと趣向を変えて派手で工夫の跡も見られるのだが、主人公の孤立している状況やその中でいきなり恋人が出来る場面を描く演出は安直で平凡。物語のほうも、捜査をしながら犯人を追跡していくというには底がやや浅い。警察内部の犯行が示唆され、そのために隠匿に関わる対立というのも前振りのわりにはあと一歩足りない感じ。駄作とは言わないが、全体としては平凡の域を出なかった。
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