スモール・ソルジャーズのレビュー・感想・評価
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子どもの夢
面白かった。
昔は子どものための映画がたくさんあって、
そこには夢かたくさん詰まってたなぁ。
CGと違ってアイデアが詰まってるのも良い。
車に乗せてラジコンで動かそう!とか
発想が素晴らしいと思う。
ゴーゴナイトたちのビジュアルも良かったし、
映画ポスターからの印象だとソルジャー達が味方で
アメリカ万歳映画かと思ったら
ソルジャー達が敵というのも面白かった。
内容は面白かったけど、オチはちょっと疑問。
お金で買収されて行く大人たちはまぁ良しとして、
南アフリカに兵器として売ろう。と言う発想は
トニースターク驚くオチだった。
22年前はそれで良かったんだなぁ。
逆に平和だったって事か。
あれから現実世界ではテロがあって戦争があって、
夢も無くなってしまったのかなぁ…
ヒャッホー!!
なんだか、観終わった後、上記の題名のように無意味に叫びたくなりましたね・・・ ほんっと、ただただ面白いです、この映画。ジョー・ダンテ監督のテンションの高さがそのまま映像になっているかのようです。『グレムリンン』とまったく変わらない悪ノリが前回であります。
いやぁ、こういう映画って好きですねぇ。下手に教訓めいた物語とか見せられて、しかめっ面で映画館を出てくるよりも、この映画みたいに、やっぱ映画って楽しいよねって笑って映画館を出てきたいもんですよね。
女の子の人形のひん曲がった顔とか好きだったなぁ。チップ・ハザードの角刈り、如何にもどうしようもないアメリカ軍人だったなぁ。アーチャーの顔、凛々しかったなぁ。なんか、こうやって、それぞれのキャラクターを思い出しているだけで嬉しい気持ちなんです・・・
少年時代に観ておきたい映画
アメトイやトイストーリー好きにはたまらない映画。昔VHSでバックトゥザフューチャーと並ぶくらいよく観てた。
今大きくなって改めて観てみたら、やっぱ 当時のワクワク感とのキャップがあって、少し寂しくなった。
だけど、この作品が好きなのは変わらない。 自分のフィギュアもアーチャーみたいに喋れたらな。。
地獄の黙示録パロってた笑
これぞ、裏「トイ・ストーリー」!
ジョー・ダンテ監督による1998年の作品。
日本では同時期に「アルマゲドン」「ジョー・ブラックをよろしく」「6デイズ/7ナイツ」など大作・話題作が公開されたが、個人的に一番面白かったのはこの作品。
映画をざっくり簡単に説明すると、動く玩具の話。(←ざっくりし過ぎ?(笑))
なので、ファミリー向けと思ったら、大間違い!
軍事用マイクロチップを埋め込まれたアクションフィギュア“コマンドー・エリート”が人間に戦争を仕掛けてくる…!
コメディタッチだけど、毒気たっぷり。ファミリー向けではなく、寧ろ大人向け。
このコマンドー・エリートが、意外に手強く、かつしつこい。人間もたじたじ。
そんな人間たちに協力するのは、モンスターフィギュア“ゴーゴナイト”。玩具メーカーからは悪役として発売されたが、実は心優しきクリーチャーたち。
善と悪の立場の逆も皮肉が効いてて面白い所。
コマンドー・エリートvs人間&ゴーゴナイトの小戦争の行方は…!?
キャストに少女時代のキルスティン・ダンスト。
声の出演に、トミー・リー・ジョーンズ、ブルース・ダーン、ジョージ・ケネディ、アーネスト・ボーグナイン、フランク・ランジェラ、クリスティナ・リッチら錚々たる面々。
スタン・ウィンストンによるSFXは素晴らしく、何故オスカー視覚効果賞ノミネートならなかったのか、今でも疑問。
「パットン大戦車軍団」「地獄の黙示録」のパロディ、「特攻大作戦」など往年の娯楽戦争映画へのオマージュもいっぱいで、映画好きならさらにニヤリ。
(「パットン〜」風のシーンで、ジェリー・ゴールドスミスも「パットン〜」風の音楽を流して遊んでいる)
玩具を題材にした映画と言うと、ほのぼの楽しいのが相場だが、こういう毒気に満ちたのも有り!
小品だけど、見て損はしない娯楽作。
ジョー・ダンテは最近、監督作は途切れ途切れだけど、またこういうユニークな作品を作って欲しいなぁ。
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