劇場公開日 2016年12月17日

スモークのレビュー・感想・評価

全66件中、21~40件目を表示

3.0ジャケ買い

2022年1月2日
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鑑賞方法:VOD

最初のたばこ屋の風景には何か意味があるのだったかしら?と後で見返した

ちょっとエピソード詰め込みすぎ?
と思いながら見てたら案の定
最後エンドロールの映像で回収
これはアリかしら

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mamagamasako

3.0何気ない話だが、ほのぼのとはしたかな❓

2021年6月19日
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ハーベイカイテルなので観てみた。
実は、ハーベイカイテルとゲイリーオールドマンをたまに間違える。
ヒューマンスクランブルなのだが、余り有機的には交差しない。
それと弘兼さんの人間交差点に似た話がある、これの方が古い、確か三十年以上前、島耕作の遥か昔。
会話が多いのが災いして雰囲気が伝わりづらい、英語がわかれば、そう、思う。
クリスマスのエピソードは、映画や小説、漫画などで使い古された話だが、上手く演出されてる、モノクロなので、印象的だ、まあ、これでトントンです。

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アサシン5

3.5禁煙しちゃったけどいい映画だった

2021年4月14日
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鑑賞方法:DVD/BD

久しぶりに再鑑賞
タバコ屋で行われる軽妙な会話と出来事
それらが織りなす物語
いくつかの段落に分かれてるとも言えて
それぞれ登場人物に焦点が当てられる
原作か脚本がポール・オースター
それだけでもオースター好きには観て欲しい一作
オースターと言えばやはりN.Y.が出てくる感じだよね
作品の雰囲気もキャストも好きな映画だった

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トミジュン

5.0煙が甘くしみる。

2021年3月11日
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鑑賞方法:DVD/BD

ブルックリン、街角の煙草屋。
さえない大人たちのさえない日常。
それぞれに散りばめられた嘘と優しさ。

初めて見たときは雰囲気だけの名作、と思ったことが
恥ずかしくもなつかしい。

ハーベイ・カイテルの語り口と
ラストのモノクロのシーンがとても好き。
トム・ウェイツの嗄れ声も煙のように甘くしみる。

10年前のきょうは、
ありふれた一日など、どこにもないと知った日。
だけど、自分にできることをしていくしかない。
良い映画もあることだし。

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さよ

4.5嘘や裏切りが温かい。

2021年1月8日
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鑑賞方法:DVD/BD

幸せ

『スモーク』鑑賞。

*主演*
ハーベイ・カイテル

*感想*
タバコ屋のおじさん
小説家のおじさん
黒人少年
周囲の人達
それぞれ「嘘」をつき、なかには心に傷を負った人もいる。

全四章あって、各登場人物にまつまる物語が描かれてるのですが、他の登場人物のエピソードとうまく合わさってたし、想像してた群像劇とは違ってましたが、良かったです。(^^)

それぞれの「嘘」は、どこまでが本当で、どこまでが嘘なのかわからない、煙のように掴めず、終盤は愛に満ち溢れてるような感じがした。

嘘や裏切りって個人的にはめっちゃ嫌な気分になるのですが、この作品は確かに嘘や裏切りが描かれていますが、何故か心が温かくなります。

トゲがあるように見えてトゲがないような?
(^^;←イミフw

フォレスト・ウィティガーが良い味出してたし、タバコ屋のおじさんや小説家が渋かったな~

総じて、めちゃめちゃ良かったです。これぞまさにヒューマンドラマ!

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ひろっぴ

4.5とても暖かい群像劇

2020年12月25日
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鑑賞方法:映画館

2016年12月劇場鑑賞
公開は1995年、20年を経てリマスター版での上映。
当時では異例のロングランだったのをよく覚えています。
それにしても、クリスマス時期でのリバイバル上映なのが何ともニクいですね。
タイトルにあるように作中ではタバコを実に印象的に使います。
公開当時の自分はタバコを吸っていて、その頃の事が懐かしくなりました。
物語はブルックリンの片隅のありふれた日常を描いた、しかしとても暖かい群像劇。
主演のハーヴェイカイテルは、脂ののったとても良い演技を魅せてくれます。
派手な演出があるわけで無く実にシンプルな作りなのですが、何故かとても味わい深いのです。
その煙のように漂う日々の時間、そこには大切な物で溢れているんですね。
そんな事に気付かせてくれる、とても大好きな作品です。

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白波

5.0煙を巻き込み、固くなる絆

2020年10月24日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

全編が、とても身に染み入る展開。
この時期だからこそ。

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Jeter9255

4.0退屈な話のはずなのに退屈しない作品

2020年5月31日
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ハーベイ・カイテルが演じる街の煙草屋オーギーレンの店で、作家ポールと家出少年ラシードとオーギー自身のたわいもない話が交差する。そのたわいもない話が作品全体に散りばめられた偶然で繋がれて一つのストーリーに仕上がっており、終わってみればオヤジたちの友情と優しさが溢れた映画だった。

また日常生活にありがちな「嘘っぽい話」もところどころに登場してスパイスを加えるが、製作者は観客の予想を映像でうまく裏切る。オーギーの見知らぬ盲目のお婆さんとクリスマスを一緒に過ごした話は「まさに作り話だ」と思ったけど、その後のシーンでモノクロ映像のもっともらしい再現が入ったのでしっかり裏切られた。あのシーンは不自然な撮り方だったので、製作者もなんらかの意図を含んだのだろう。私は「嘘だと思ったかもしれないけど、実は本当だよ」という茶目っ気を受け取ったが、他の人はどうなんだろう。

一つ一つは日常の退屈な話なのに退屈しない2時間になった。

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キリンさん

4.5ニューヨークの片隅で"煙草の煙と与太話"

2020年4月24日
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鑑賞方法:VOD

これは良い映画だわ。タバコを燻らせながら進行していく、大人の話や与太話。たわいもないのに味わい深いと感じさせる練られた脚本は、全てを見せず、観る者の想像によって短編が完結していく不思議な感覚だ。
そして、ハーヴェイ・カイテルとウィリアム・ハートの一見地味な配役なのに、これだけのインパクトを残す凄まじい演技と存在感は流石の一言。
ポスター・ジャケットで見る、抱き合っているワンカット、エンドロールまで引っ張ってそこかよ⁈最後までニクイ演出だ^_^;

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Iwarenkon

4.5【ポール・オースターが、自らの短編を絶妙な脚本で仕立て上げた”これぞ、映画!”と思わされる、素晴らしき作品。】

2019年12月2日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

幸せ

 ・オーギー・レン(ハーヴェイ・カイテル)は営む煙草屋から10年以上、毎朝8時に写真を撮っている。その数、4000枚・・・。

 ・作家、ポール・ベンジャミン(ウィリアム・ハート)は妻を銀行強盗の流れ弾で失ってから、仕事が手に付かない・・。

 ・怪しい少年ラシード(本名はトーマス)と父サイラス(フォレスト・ウィテカー)の関係性も巧みに盛り込み物語は進む。

 ・”映画って良いものだな・・”と心から思える作品。
  劇場で観ることが出来て、僥倖であった。

<「名画シリーズ」 として地元の映画館でかけられた作品を鑑賞。
 レイトショーだったこともあって、大スクリーン独り占めだったが、劇場を後にしたときの僥倖感は、未だに覚えている。>

<2017年11月2日 イオンシネマ岡崎にて鑑賞>

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NOBU

4.0大人(おじさん)のためのクリスマス寓話

2019年11月20日
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難しい

幸せ

ポールオースター好きなので見てみました
オースター自身タバコと写真家(ついでに映画も)愛好家なので好きがぎゅっと詰まった映画、私はタバコ吸わないし、吸う人に近寄りたくもないですが(臭い!)登場人物はじつに美味しそうに紫煙を燻らす
さてこの映画の三人のおじさん、作家のポール・ベンジャミン、煙草屋の店主オーギー、ガソリンスタンドのオーナーコールはそれぞれ内面に痛みを抱えつつガラもいいとは言えないが他者への優しさに溢れている
ラストの見せ場、オーギーの長ゼリフでやっとクリスマスの話になるが全体を通してクリスマスの寓話のようだ
おじさんたちがこうありたいと思う理想の姿
小道具はタバコと瓶ビールと野球観戦の素敵なクリスマスムービー

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バストラー

4.0いい話!隠れた名作

2019年5月2日
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とってもいい話しで大好きですが、わざわざ映像として見せなくてもいいと思うシーンが何回かあり、それが余計でした。

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マルボロマン

4.5煙の重さのように、本作を見た後と前では何かが違っている

2019年4月17日
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鑑賞方法:VOD

個人評価:4.4
男たちが語り合う最中には、常にシガーが登場し、美味しそうに燻らしている。
物語の冒頭に語られた、煙にも重さがあるという小話。吸い終わった吸殻と最初のシガーとの重さの差が煙の重さだと。
それを比喩するように、男達が話す会話劇があり、なんでもない小話だが、それを聞いた後と前とでは、少しだけ気持ちや考え方が変わっている。目には見えない違いだが、まるで煙の重さのように。
ある煙草店を中心に集まった人達の群像劇を、とても鋭く、そして見逃してしまうような出来事を繊細に描いている。
素晴らしく綺麗で優しく、人間の本質を捉えた作品であると感じる。

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映画BARシネマーナ

3.0難しくないのに難しい?

2019年4月14日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

それぞれのシーンはとても好きだ。地味だがその分余計に役者の演技がものを言う映画だ。そしてそこが素晴らしい。で私はその散りばめられた話が伏線となって最後に結集するのを待っていたものだからポカーンとしてしまった。みんなのレビューを読んで確認。これはそれぞれの物語なのね。人物に繋がりがあったというだけで。こういうのをリアルタイムで理解できない自分の不甲斐なさを感じたわー。

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Sheeta

5.0これだから単館映画はやめられない

2019年3月10日
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鑑賞方法:VOD

悲しい

知的

Netflixで再見です。

やっぱりカッコいいなぁー。
当時この映画をきっかけに、ハーヴェイ・カイテル出演作を片っ端から観た覚えがあります。

私は完全な嫌煙家で、身体に悪くて他人に迷惑かけるタバコを高い税金払って吸う考えが全く理解できない!と思っているのですが、この映画を観ていると、タバコ選びや吸い方にも個性があってカッコいいなぁ、と、生まれ変わったら愛煙家もいいなぁ、と思えてくるから不思議です。
それくらいカッコいい。
ポールが細くて茶色いタバコを吸う前に何度か舐める仕草とか、冒頭の煙の重さを計る逸話も。なんというか…粋なんです。いちいち洒落てる。クリスマスの話も。

しかし話しているオーギーの口元にぐんぐん寄っていくカメラワークはなんなんだろう?
それとエンディング、昔話がモノクロで再現され始めた時、正直、え、やめて!見たくない!イマジネーションだけでいいし!(オーギーも老けてるし笑)と思いましたけど、見終わる頃にはすっかり抵抗もなくなっていました。

死ぬまでに、まだまだ何回も観る映画だと思います。

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モグワイ

5.0何気ない日常の素晴らしさ

2019年2月11日
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映像美といい、キャスティングといい、そしてストーリーが 実に素晴らしい。
ラストにはTom Waitsの曲と共に、この映画のすべてを撮し出す。
人が持つ「優しさ」をテーマにしています。

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The Springfield

5.0引き込まれていつまでも終わって欲しくないと願ってしまう映画

2018年10月10日
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舞台劇のような構成の見事さ
ハーヴェイ・カイテルの語り口はまるで咄家の話芸のように引き込まれる芸の域だ
その他の役者達も芸達者な演技だ
そして影の主役はなんと言っても下町ブルックリンのなんの事のない騒音だ
あたかも観ている自分もこの下町人情物語の登場人物になったかのように、そこにいるかのように感じられるのだ

演出も見事だ
ラストシーンのクリスマスストーリーの回想シーンは特に素晴らしい
オーギーが若い姿ではなく現在の初老の姿のまま撮られているのだ
つまり実は去年の年末ことだったのかも知れないし、本当に76年の事だったのかも知れない映像になっている
カメラの箱は当時のモデルの箱だからだ
でも当時から新品のまま老婆の家に残されていたのかも知れないともとれるのだ

オーギーが写真を撮り初めた動機がそれなのかも知れないし、そうでないかも知れない

18年前に別れた女がきっかけかも知れないしそうでないかも知れない

でも、よく観るとオーギーが語る直前に見た新聞の宝石店強盗犯の写真の右の男の名前が、財布を落とした万引き少年の名前と同じではないか
新聞の写真の左側の男が持つネームプレートはクリムとある
だからポールの家に押し入ってトーマスの居場所を訊いた男だ、右側の写真の男はあの時にいた帽子を被った子分だ
回想シーンに登場する黒人の万引き少年の顔も同じだと思う
しかも冒頭では白人少年が同じように万引きするシーンも有ったではないか

だから、全部オーギーのデマカセ?
いいや、あの時の黒人の万引き少年が大人になって強盗犯になって射殺されていたのを新聞で知って、感慨深く思い出したのかも知れないではないか

そんなことはどうでもよい
クリスマスにはいい話ききたいだろ、それだけさそういうことだ

普通のしけた人間同士が大都会の下町の片隅で肩寄せあって生きていて、街角の煙草屋で顔を合わせている、それだけのことでいいのだ
それが生きていることの価値なのだ

煙草の煙のように何の必要性もない
それでも必要なのだ

引き込まれていつまでも終わって欲しくないと願ってしまう映画でした

製作総指揮に日本人の井関惺さん、製作に他二人の二人の日本人の名前かあります
このような素晴らしい映画の製作に日本人が関わっていること誇らしく思います
日本映画の製作だけでなく、世界の舞台でもっと日本人が映画作りに活躍して欲しいと思いました

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あき240

4.0タイトルなし

2018年4月5日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

ニューヨーク ブルックリンの片隅
街角の小さな煙草屋
そこに集う人間のドラマ
.
嘘と真実
ウィットに富んだ会話
最後に流れる音楽
派手な演出なく
沈黙は優しく燻らす煙草の煙の中へ

1995年公開
今観たから良いと感じることが出来たのかも
渋い大人の映画でした
.
ポール・オールスターの短編小説
「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」原作
騒がしいX'mas時期に静かに観たい映画かな

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lily

4.5人に優しく

2018年3月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

みんなそれぞれ人には言えない小さな傷を抱えている。だから人に優しくなれる。

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はる

4.0素敵な大人映画★

2018年2月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

すごく淡々としているけれど、
じんわりと心に響く大人映画。
ストンと身に染みて、心が温かくなります。
が、これが心に響くような年齢になったのか、と。笑
若かったら早送りしちゃいそう(笑)

実生活では煙草って苦手だけど、
映画とか舞台ではぐっときてしまうのも不思議。

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runa
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